「この装置はリスペディッツィオーネファミリーのイノルトって奴が作った代物らしくてな。そいつはファミリーを裏切ったんだ。だがファミリーを裏切ったことで狙われる羽目になったんだ。それでそいつは考えたんだ。異世界に逃げれば追われることはないってな」
「でも何でそんな物が並盛山に?」
「イノルトは日本に逃げてたんだ。おそらく逃げているうちに落としたんだろうな。そしてそれがたまたま起動してお前はこの世界に来たってわけだ」
「そういうことだったんだ……」
「だがこの装置……異世界転送装置は発見した時にはこいつは壊れててな。ボンゴレが回収し気軽にこっちの世界と俺たちの世界を渡れるように改造したんだ」
「じゃあ元の世界に帰れるってこと!?」
「ああ」
元の世界に帰れるとわかりツナはパァッと
「けどお前は退学になってるぞ」
「ええ!? まさかこの世界に行ってる間に出席日数が足りなくなったの!?」
「違ぇぞ。俺が退学届けを出したんだ」
「はぁ!? どういうことだよ!?」
「お前を鍛えるには丁度いいと思ってな。前にちゃんとこの世界に来るテストをした時に、元の世界に戻った後、学校に提出したんだ」
そう言うとリボーンは懐から1枚の紙を取り出した。リボーンが取り出したのは退学届けであり、そこにはツナが退学するということが書かれていた。
「つーわけだ。引き続きお前はこの世界で暮らせ」
「つーわけだぞじゃないよ! 何、勝手に決めてんだよ!」
「これもマフィアのボスになる為だ。それに帰れねぇわけじゃねぇんだからいいじゃねぇか」
「マフィアは関係ないだろ!」
「「「「……」」」」
立派なマフィアのボスにする為だけに勝手に退学届けを出すというあまりの破天荒な行動に美琴たちは驚きを隠せないでいた。
「それと……佐天でよかったか?」
「え!? う、うん……」
「俺の生徒になれ。夏休みに入ったら俺たちの世界で夏休みをフルに使って俺がお前を鍛えてやる」
「え!? ど、どういうこと……!?」
「ツナが色々と世話になったからな。その礼だ。もし俺の修行を最後までやり切ることができたらお前は
「わ、私が!?」
「佐天さんが
「な、何言ってんのよ!? 私が
「そうですわ! 夏休み期間だけでそこまで強くなれるわけ……」
初春、黒子、美琴も佐天と同じくリボーンの発言に驚きの声を上げると同時に、信じられないでいた。
「俺を誰だと思っていやがる。超一流の
「いや……そもそも普通の家庭教師はそんなことをはしないと思うのですが……」
リボーンの発言に黒子のツッコミをいれる。美琴と初春は黒子と同じことを思っていたのか首を縦に2回振っていた。
「で? どうする? 別に嫌なら断っても全然、構わねぇぞ」
「やります!」
「佐天!?」
佐天は一切、迷うことなくリボーンの修行を受けることを決める。ツナは佐天の返答に驚きを隠せないでいた。
「佐天! 考え直した方がいいって! リボーンの修行って佐天が想像してる以上にヤバイんだよ!」
「大丈夫です! 絶対に乗り切りってみせます!」
ツナはリボーンの修行がどういうものなのか身を持って知っている為、ツナは佐天にリボーンの修行を受けるのを止めるように言った。しかし佐天の意思は固く止める意思はなかった。
「決まりだな」
「待てってリボーン! 俺は……」
ズガァン!
反対しようとした矢先、支部内に銃声が鳴り響き、支部の壁に弾丸がめりこむ。銃声が発生した場所を見るとそこにはいつの間にか銃を握っているリボーンがいた。
「るせぇぞ。これは佐天の決めたことだ。お前が口を出すんじゃねぇ」
「い、いきなり撃つなよ!」
「「「「……」」」」
ツナはリボーンの放った銃弾をなんとか避ける。美琴たちはあまりの光景に開いた口が塞がらない状態になっていた。
「なななな何を考えていますの!? いきなり発砲だなんて!」
「これが俺のやり方だ。気にすんな」
「気にしますわ! それよりその銃をこっちに渡して下さいですの! 没収しますの!」
「嫌に決まってんだろ。何でてめぇに俺の愛銃を渡さねぇといけねぇんだ。没収してぇなら力ずくでやってみやがれ」
「ふん……そのような台詞は死亡フラグですわよ!」
黒子はテレポートを使ってリボーンの銃を奪おうとする。
「バミューダと同じ瞬間移動か。面白ぇな」
「なっ!?」
だがテレポートした先にリボーンはいなかった。リボーンは黒子の頭の上に乗っていた。それから黒子は何度もテレポートを繰り返すがリボーンを捕らえることは叶わなかった。
「ねぇ……あんたっていつもあんな風な生活を送ってんんの……?」
「ま、まぁ……」
「佐天さん……本当に大丈夫ですか……?」
「大丈夫じゃないかも……」
リボーンの生徒になることになった佐天だったが、夏休み明けまで生き残れるのか心配になるのであった。
後は木山の生徒を助ける話をやったら終わりです。その後は
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