沢田家の居候たちに驚かされた佐天。ツナたちは夕食を食べる。
「遠慮せずいっぱい食べていいからね」
「はい。ありがとうございます」
「あれ? イーピンとフゥ太は?」
奈々は笑顔でそう言うと佐天はお礼を言った。ツナはもう二人の居候であるイーピンとフゥ太がいないことに気づいた。イーピンは人間爆弾の異名を持つ
「イーピンは
(そういえば5人、居候がいるって言ってたっけ……)
ツナとビアンキの会話を聞いて、ツナの家には居候が5人いたと言っていたことを思い出す。
夕食を食べ終えたツナたち。少しの間くつろぐと、すぐに寝ることにする。
「すいません。私がベッド使っちゃって」
「いいよ。気にしないで。じゃあ電気消すよ」
「はい」
いつもベッドに寝ているツナは床に布団を敷いて寝ることに。佐天はツナの使っているベッドで寝ることになった。ツナは部屋の電気を消した。
(ど、どうしよう! ツナさんのベッドで寝ちゃった! ツナさんの匂いがする!)
佐天は
(はっ! これって白井さんと同じになってる!?)
だが同時に気づいてしまう。今の自分は
学園都市。常磐台の寮
「へっくし!」
「どうしたの黒子? 風邪?」
再び沢田家
「すぅ……すぅ……」
修行の疲れが相当貯まっていたのか佐天はすぐに静かに寝息を立てながら眠っていた。
「涙子! 涙子!」
「はっ!? ツナさん!?」
佐天は誰かの声で目覚める。目覚めると知らない部屋で目の前にタキシード姿のツナがいた。急にタキシード姿のツナが目の前にいた為、佐天は驚きの声を上げる。
「大丈夫? やっぱり緊張してる?」
「緊張っていうか……そもそも何でツナさんタキシードなんか着て……」
「え? 変かな?」
「い、いや! 変じゃないんですけど!」
ツナはタキシードが似合っていないのかと思って自分の服装を見直した。佐天は慌てて否定する。
「それよりもとうとうこの日が来たね。そのドレスもよく似合ってて何よりだよ」
「ドレス?」
ドレスと言われて佐天は自分の格好を見る。
「へ!? ///」
佐天は自分の着ている服装を見るとその場で固まってしまっていた。なぜなら自分が着ている服がウェディングドレスだったのだから。
「ええええええええええ!? ///」
数秒後、佐天は自分がウェディングドレスを着ていることを知って驚きの声を上げた。
「な、何で!? ///私がウェディングドレスを着てるの!? ///」
「何でって。今日は俺たちの結婚式だし」
「けけけ、結婚!? ///わ、私とツナさんが!? ///」
「うん。そうだけど……何でそんなに驚いてるの?」
(え!? ///どういうこと!? ///何で私がツナさんと結婚することになってるの!? ///)
ツナはなぜ佐天が驚いているのかわからず疑問符を浮かべていた。一方で佐天はなぜ自分がツナと結婚することになっているのかわからず顔を赤くしながら動揺していた。
「あっ! そろそろ時間だ。行くよ涙子」
「へっ!? ちょっ!?」
ツナは佐天の手を取って、部屋を出て行く。佐天は状もよくわかっていないまま強引に連れて行かれた為、慌ててしまう。
佐天が連れて行かれたのは大きな扉の前だった。
「それでは新郎新婦の入場です」
扉の向こう側から司会の声が聞こえる。すると二人の目の前の扉が開いた。そこにはバージンロードが引かれており、バージンロードの両端には今回、招かれた客人たちがいた。その中にはツナの世界の人たちも、佐天の世界の人たちもいた。ツナたちはゆっくりと一歩一歩とバージンロードを歩いて行く。
「おめでとうございます! 佐天さーん!」
「お綺麗ですわよ!」
「幸せにねー!」
初春、黒子、美琴が歩いていく2人に向かってそう言った。他の人たち次々も2人にお祝いの言葉を述べていく。ツナは笑顔で手を振って対応していた。
(どどどどどうしよう!! ///本当に結婚式だよ!? ///)
佐天は本当に自分がツナと結婚するということを知って、顔を真っ赤にしながらバージンロードを歩いていた。そしてバージンロードを歩き終わり2人は神父の前に辿り着いた。
「夫となる者よ。あなたを健やかな時も、病める時も、豊かな時も、貧しい時も、あなたを愛し、あなたをなぐさめ命のある限り真心を尽くすことを誓いますか?」
「はい。誓います」
神父が着るキャソックに身を包んだリボーンがツナに尋ねる。ツナは迷うことなく返答した。
「妻となる者よ。あなたを健やかな時も、病める時も、豊かな時も、貧しい時も、あなたを愛し、あなたをなぐさめ命のある限り真心を尽くすことを誓いますか?」
(なんて答えたらいいの!? ///私はまだ何でツナさんが結婚することになったのかわかってないのに!? ///)
リボーンは佐天にツナと同じ質問する。だが佐天は答えていいものなのかわからず、リボーンの問いに答えることができないでいた。
「沈黙もまた答えです。誓約したと認めます」
(ええええ!? ///認められちゃった!? ///ただ答えられなかっただけなのに!? ///)
リボーンは沈黙=誓約したと判断した。リボーンの言葉を聞いて佐天は顔を赤らめながら誓約が認められてしまったことに動揺してしまっていた。
「では指輪の交換と誓いのキスを」
(キキキキキキ、キス!? ///)
キスと聞いて佐天はかつてない程、顔を真っ赤にする。まだどうしてこんなことになったのかすらわからない内にこんな人前で
「では最後に誓いのキスを」
リボーンがそう言うとツナはベールを外して、佐天の両肩に手を置いた。
「涙子。俺、絶対に君のことを幸せにするから」
「ツナさん……!! ///」
ツナは真剣な眼差しで佐天にそう言った。ツナの真剣な眼差しに佐天は顔を赤くし見とれていた。
「愛してるよ。涙子」
(愛してる……!? ツナさんが……私のことを……!?)
「私も……!! ///ツナさんのことを愛してます……!! ///」
佐天は顔を赤くしながらも勇気を振り絞って自分の想いをツナに向かって話した。
「じゃあ。いくよ」
ツナは目を閉じて自分の唇をゆっくりと佐天の唇に近づけていく。佐天も同じく自分の唇をゆっくりとツナの唇へと近づけていく。
(なんでこうなったかわからないけど……私、ツナさんと結婚するんだ……ツナさんのものになっちゃうんだ……)
佐天はどうしてこんなことになったのかはどうでもよくなっていた。そしてツナの唇と佐天の唇が触れる……
「はっ!!」
寸前で佐天の目が覚めてしまう。目覚めた途端、見知った天井に、床で眠っているツナがいる為、今までのが夢だったということを自覚する。
(わ、私ったら……!! ///なんて夢を……!! ///)
起きた佐天は両手で顔を覆い大好きなツナと結婚式を挙げていることに恥ずかしさと嬉しさに顔を真っ赤にしていた。
(でも何でここで目覚めちゃうの!? ここで目が覚めるなんてないよ! あんまりだよ!)
だが目覚めるならツナとキスした後に目覚めて欲しかったと思う佐天であった。
今回の話はサン&ムーンさんのアイディアを採用させていただきました。ありがとうございます
活動報告の方はちゃんと見ています。アイディアは採用しようと思ってはいるのですが、中々難しくて…本当に申し訳ありません。
高評価を下さったやる気マンゴスチンさん、黒白夜さん。ありがとうございます!
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