家の中に入るツナたち。リビングに移動するとそこにはたくさんの用意されており、ツナの仲間たちも待機していた。
「お前らも知ってると思うが今日は異世界から来た佐天の歓迎会だ。夏休みの間、並盛にいることになったからな。みんな仲良くしてやれよ」
「さ、佐天涙子です! よろしくお願いします!」
リボーンが佐天のことを紹介すると、佐天は自己紹介した後に頭を下げる。佐天が自己紹介した後、ツナたちは拍手を送った。
「んじゃ。お前ら死ぬ気で楽しめよ」
リボーンがそう言うと自分の飲んでるグラスを掲げて乾杯する。
「いただきだもんね!」
「あっ! てめぇアホ牛! 取るんじゃねぇ!」
「まぁ落ち着けって獄寺。まだまだあるんだからよ」
「極限に食うべし! 食うべし!」
(どの人もツナさんの過去に出てきた人ばかり……当たり前だけど……)
佐天はツナの仲間たちを見回しながらそんなことを思っていた。
「ツナ兄。久しぶり」
「ツナ君。久しぶり」
茶髪の少年と赤い髪の青年が話しかける。茶髪の少年はツナの家の居候の一人であるフゥ太。赤い髪の青年はシモンファミリーのボスの古里炎真である。
「ツナさーん! お久しぶりです!」
「ツナ君。お久しぶり」
「ボス。久しぶり」
「久しぶりハル、京子ちゃん、クローム」
黒髪のショートヘアーの少女と茶髪の少女と黒髪のパイナッポーヘアーに髑髏の眼帯をした少女がツナに話しかける。黒髪の少女の名は三浦ハル、茶髪の少女の名は笹川京子。ツナの同級生である。眼帯をした少女はクローム髑髏。ツナの守護者の一人である。
「それと初めまして涙子ちゃん。私は笹川京子。よろしくね」
「え……笹川って……もしかして了平さんの……?」
「うん。お兄ちゃんだよ」
(えええ!? 全然、似てないよ!?)
あんな熱血な了平とこんなおっとりとした京子が兄妹であるという事実に佐天は驚きを隠せないでいた。
「ハルは三浦ハルっていいます!」
「クローム髑髏。よろしく」
(ど、髑髏!? ほ、本当に名前なの!?)
元気よく自己紹介するハルに対し、クロームは淡々と自己紹介する。佐天はクロームの名前を聞いて本当に名前なのかどうか信じられず驚きを隠せないでいた。
「僕は古里炎真。よろしく」
「僕はフゥ太・デッレ・ステッレ。フゥ太でいいよ。よろしくね涙子姉」
「よろしくお願いします炎真さん。フゥ太君」
赤い髪の青年と茶髪の少年が自己紹介する。炎真はシモンファミリーのボスであり、フゥ太はランキングフゥ太の異名を持つ情報屋である。
「んじゃ。余興も兼ねて隠し芸でもやるか」
「隠し芸?」
「ああ。俺が今思いついた」
「唐突だなおい!」
「つーわけだ。クローム。お前の力を見せてやれ」
「え? 私?」
「せっかくだ。佐天に見せてやれ。お前の力」
「わかった」
(なんか出てきた!?)
そう言うとクロームは持ってきたバッグの中から自身の武器である三叉槍を取り出すと、ツナたちの前に出る。
「クロームさん何する気なんですか?」
「見てればわかるぞ」
クロームが何をするのわからず佐天はリボーンに何をするのか尋ねた。だがリボーンはクロームがやろうとしていることについて語ることはなかった。するとクロームの体が死ぬ気の炎に包まれる。
「死ぬ気の炎!? 何をやって……え!?」
佐天はクロームがいきなり死ぬ気の炎に使ったことに驚くが、さらに驚くべきことが起こる。
「わ、私!?」
「佐天涙子です。よろしくお願いします」
「こ、声まで!?」
それはクロームが佐天の姿になっただけでなく声までそっくりだったからである。クロームの能力に佐天は驚きの声を上げる。
「霧の炎の特徴は構築。要するに幻を生み出すことができるんだ」
「す、凄い……」
佐天はクロームの能力に驚く。するとクロームは何もない両隣に幻覚で作った佐天を構築する。
「な、何もない所から私が増えた!」
「佐天涙子です」
「佐天涙子です」
「な、なんか怖いよ!」
何もない所から生まれた幻覚の自分が同時に喋ったことに恐怖を感じていた。
「クロームの力はこんなもんじゃねぇけどな。この辺でしとくぞ」
リボーンがそう言うとクロームは幻覚を消して、元の姿へと戻ると少しだけ頭を下げて、元いた場所へと戻って行った。
「んじゃ次にやりたい奴はいるか?」
「リボーンさん! 次は俺にやらせて下さい!」
「お。獄寺か。やる気だな」
「当然です! 守護者であるクロームが披露したというのに、十代目の右腕であるこの俺がやらない訳にはいきませんので!」
(守護者?)
守護者という聞き慣れない言葉に佐天は疑問符を浮かべる。獄寺は隠し芸の準備する為に別室へと向かう。
「ただいま」
獄寺が別室に移動した後、すれ違いで買い物袋を持ったビアンキが帰って来る。
「ビアンキさん。ありがとうございます」
「気にしないでいいのよハル」
「え? 何かあったの?」
「ビアンキさんに食後のデザートに使う材料を買って来て貰ってたの。けどスーパーが混んでたから先に歓迎会を始めてていいって言ってくれたの」
「そうなんだ」
京子はビアンキが遅れて歓迎会に参加した理由を説明する。ツナは京子の説明を聞いて納得した。
「十代目! お待たせしまし……なっ!?」
「しまった!」
隠し芸の準備を終えた獄寺が戻って来るが、ビアンキの顔を見た途端に獄寺は顔色を悪くしその場で固まってしまう。ツナはそんな獄寺を見て慌ててしまう。
「あ、姉貴……」
「獄寺君!」
「おい! 獄寺!」
「タコヘッド!」
「しっかり! 獄寺君!」
「ええ!? どういうこと!? 急に獄寺さんが倒れたんだけど!? というか姉貴って……!?」
獄寺は顔を真っ青にした後、腹部を抑え、そのまま床に倒れてしまう。獄寺が倒れたのを見てツナ、山本、了平、炎真は心配する。佐天は獄寺の身に何が起きたのかわからず驚きの声を上げてしまう。
「獄寺とビアンキは姉弟だぞ」
「え!? そうなんですか!?」
「ええ。そうよ」
リボーンが獄寺とビアンキが姉弟であるということを話すと佐天はビアンキに本当なのかどうか確認した。
「にしても私に会えたのがそんなに嬉しかっただなんて」
「いや! 違うと思いますけど!」
「待ってなさい。今、私がとびっきり美味しいデザートを作ってあげるわ」
勝手に勘違いしたビアンキは台所へデザートを作りに行ってしまう。
「ていうかこれどういうことなの!?」
「獄寺は幼い頃にビアンキのポイズンクッキングを食べさせられてな。その恐怖が染み付いちまって、ビアンキの顔を見るだけで腹痛を起こすようになったんだ」
「悲惨過ぎるよ!」
あまりにも悲惨過ぎる獄寺の過去をリボーンから聞いて、佐天は驚きの声を上げると同時に同情する。
「ちなみに隼人兄の恐怖するものランキングでビアンキ姉はぶっちぎりの1位なんだよ」
「何そのランキング!? ていうか本でかっ!」
フゥ太が巨大な本を佐天に見せながらそう言うと、佐天はあまりの特殊なランキング、いきなり巨大な本が出てきたことに驚きを隠せないでいた。
「というか銃や核兵器よりも上じゃん!」
佐天がフゥ太のランキングブックの内容をよく見ると、銃や核兵器よりも上の順位にビアンキの名前があることに気づいた。
「これで獄寺の隠し芸は終わりだな」
「いや! これ隠し芸じゃないでしょ!」
獄寺の隠し芸がビアンキを見てぶっ倒れるものだと言い切るリボーンに佐天はツッコミをいれる。
しっかりツッコミが板についた佐天であった。
あまりにも多くキャラを出したから台詞の配分が…
それはそうと。このサイトでとある科学の超電磁砲を書いている人の中で通算UA数が1位になりました。これも読者の皆様のお陰です。ありがとうございます。
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