「まさか2日で事件を収束させるとは……」
「相変わらず規格外ですわね……」
ツナは操折を助けた後も次々とキャパシティダウンは回収していく。そして次の日にはツナの活躍によって
「まぁ
「そうでしたね……沢田さん
初春は思い出す。
「沢田さん。今日はもう帰って頂いて結構ですよ」
「え!? 何で!?」
「
「俺は別に気にしてないよ」
「沢田さんはが気にしないでも私たちが気にするんですの。ですから今日は元の世界に帰ってゆっくりして下さいの」
「黒子……わかったよ。じゃあお言葉に甘えさせてもらうよ」
「とはいったものの……今から帰ってもどうせ修行だしな……」
「ガウ~……」
ツナはリングからナッツを出し、公園のベンチで軽食を食べていた。ナッツはツナの横でまったりとしていた。早く帰ることになったものの帰っても修行である為、ツナは本来の
「ん……?」
雲一つない空を見上げながらボーッとしているとツナは視線を感じる。ツナが目の前を見るとそこには緑色の瞳に、銀髪のロングヘアー、そして修道服を身を纏った少女が涎を垂らしながらツナの方をジーッと見ていた。
「え、えっと……もしかしてお腹空いてる?」
ツナが少女にそう尋ねると、少女は顔を縦に何度も振ってお腹が空いていることをアピールする。
「こっちでよかったら食べる?」
ツナは先程、コンビニで買ったパンの入ったビニール袋を少女に見せながらそう言うと、少女は
(すげぇ食欲……)
少女は何日かぶりに食事をしたのではないかというぐらいの勢いでパンを食べていた。ツナは少女の食べっぷりに少し引いてしまっていた。ツナが驚いている間にも
「ご馳走様! 美味しかったんだよ! えっと……」
「俺は沢田綱吉。ツナでいいよ」
「私はインデックス。ありがとうなんだよつな!」
インデックスは食べ物を分けてくれたツナにお礼を言った。
「あっ! 猫! もしかしてつなの猫!?」
「うん。ナッツっていうんだ」
インデックスは目を輝かせながらツナの隣でまったりとしているナッツの存在に気づいた。ツナはナッツの名前をインデックスに教える。
「おいでなんだよ」
「ガウ♪」
(ナッツが初対面の人に懐いてる……)
インデックスが両手を広げながらそう言うとナッツはインデックスの膝の上に乗ってまったりとする。ツナはナッツが初対面の人間にビビらず懐いたことに少しだけ驚いてしまっていた。
(それにしても変わった格好だな……)
ナッツの頭を撫でているインデックスを見ながらツナはそんなことを思っていた。
「というかインデックスはあんなににもお腹、空かせてたの?」
「最近、とうまが入院しててまともな料理が食べられなかったんだよ」
「当麻って……もしかして上条当麻?」
「つなはとうまを知ってるの?」
「うん。最近は会ってないけど……それよりも入院してるって何かあったの!?」
「私を助ける為に色々と無茶したんだよ……」
当麻が入院したと知ってツナはどういうことなのかインデックスに尋ねた。インデックスは暗い
「それで当麻は大丈夫なの!?」
「うん……お医者さんの話だと数日で退院できるって……」
「そっか……よかったよ……」
インデックスから命に別状がないと聞いて、ツナは安堵する。
「どこの病院に入院しているかわかる?」
「あそこの病院なんだよ」
「あそこって……」
インデックスが当麻が入院している病院の場所を指を指した。ツナはインデックスが指した先の病院を知っていた。そこは木山の生徒が今もなお入院している病院だったからである。
「どうしたのつな?」
「いや……あの病院、俺の知り合いも入院してるから知ってるんだ」
「そうだったんだ」
「教えてくれてありがとうインデックス。俺、行ってみるよ」
「きっと当麻も喜ぶんだよ」
「インデックスはどうする? 一緒に行く?」
「私、さっき行って来たから大丈夫なんだよ」
「あ。帰り道だったんだ」
インデックスの発言からツナは当麻の見舞いの帰りに自分と出会ったということを理解する。
「じゃあ。またねインデックス」
「うん。バイバイなんだよ」
ツナはナッツを肩に乗せて当麻の入院している病院へと向かう。
だがツナは知らなかった。当麻の身に大変なことが起きているということに。
今回の話は原作でいうと1巻と2巻の間に位置します。
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