とある科学の大空と超電磁砲(レールガン)   作:薔薇餓鬼

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標的(ターゲット)8 天然と鈍感

 

 

 ツナが学園都市に来てから次の日。

 

「ツナさん。ツナさん」

 

「う、う~ん……?」

 

 佐天はツナの体を揺すって起こす。ツナは起きる。

 

「朝ですよ。起きて下さい」

 

「後、5分……」

 

「何、言ってるんですか。早く起きないと……」

 

「起きる! 起きるから! 撃たないで!」

 

「きゃっ!」

 

 早く起きないと、という単語を聞いた瞬間、ツナは瞬時に体を起こした。ツナが急に起き上がった為、佐天は悲鳴を上げる。

 

「お、おはようございます……ツナさん……」

 

「佐天? そうだった……家じゃなかったんだった……」

 

 驚いている佐天の姿を見て、ここが自分の家ではないということをツナは思い出し安堵した。

 

「急に起きるからビックリしましたよ」

 

「ご、ごめん……いつもの癖で……」

 

「癖?」

 

「いや。早く起きないとリボーンに蹴り飛ばされたり、電気ショックで起こされたりするからさ」

 

「どんな起こされ方ですか!? というか何で家庭教師が電気ショックを持ってるんですか!?」

 

 またまたツナが変なことをいい始めた、元の世界でどんな日常を過ごしていたのか気になる佐天だった。

 ツナは起きて、昨日の佐天の家に行く途中で買っておいた服(皆からお金を借りて服を買った)に着替える。

 

「「いただきます」」

 

 二人は朝食を食べる。朝食のメニューはご飯と味噌汁、そして卵焼きというシンプルなメニューであった。

 

「昨日も思ったけど、佐天の料理はやっぱり美味しいよ」

 

「そ、そんな! 私なんか大したことないですよ!」

 

「そんなことないよ。佐天はいいお嫁さんになれる」

 

「お、お嫁さん……!? ///」

 

 想い人(ツナ)からいいお嫁さんになれると言われて佐天は顔を赤くする。それと同時に料理ができてよかったと心の中で思っていた。

 

「それにしてもこんなに静かに朝ご飯を食べたのは久しぶりだよ」

 

「ツナさんの家って大所帯なんですか?」

 

「大所帯っていうか……家族は俺と母さんなんだけど、居候が5人いるからさ」

 

「5人!? そんなに!?」

 

「うん。気づいたら色々と増えててさ」

 

「気づいたらって……」

 

 5人も居候がいるという事実に佐天は驚きを隠せないでいた。

 

「えっと……お父さんは……?」

 

「父さんは海外で働いているから。ほとんど帰って来ないんだ」

 

「そうなんですか。何の仕事をしてるんですか?」

 

「え、えっと……石油を掘ってる泥の男……?」

 

「何で疑問形なんですか……」

 

(流石に世界最強のマフィア(ボンゴレファミリー)のNO.2だなんて絶対に言えねぇ……)

 

 今までちょこちょこ変なことを言ってきたツナであったが、流石にマフィアのことは言えなかった為、家光(父親)の職業については誤魔化した。

 そして佐天が行く時間となる。

 

「じゃあ行ってきまーす」

 

「いってらっしゃい」

 

 玄関にてツナは佐天が家を出て行くのを見届ける。見届けた後、ツナは朝食で使った皿を洗う。

 

「とりあえず片付けが終わったけど、これからどうしよう……風紀委員(ジャッジメント)の仕事は学校が終わってかららしいし……」

 

 片付けが終わった後、ツナはこれから何をすればいいのかわからないでいた。佐天からはゲーム機を使っていいと言われているが、色々と世話になっているのに関わらず、自分だけのうのうと遊ぶのは流石に気が引けた。

 

「とりあえず街を見てみよう」

 

 ツナは街を散策して時間を潰すことに決めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そしてなんとか時間を潰したツナは、風紀委員(ジャッジメント)177支部に赴いた。

 

「こ、こんにちわー」

 

「あ、沢田さん」

 

「来ましたわね」

 

「待ってましたよ」

 

「あら? もしかしてこの子が?」

 

 ツナが扉を開けると、初春、黒子、佐天、それとツナの視界に眼鏡をかけた黒髪セミロングの少女が写る。少女もツナに気づいた。

 

「ええ。昨日、言った風紀委員(ジャッジメント)の協力者ですわ」

 

「そう。私は固法美偉よ。よろしくね」

 

「え、えっと……沢田綱吉です! これからお世話になります!」

 

「そんなに緊張しなくて大丈夫よ。これからよろしくね沢田君」

 

 固法とツナは互いに自己紹介する。緊張しているツナに対して、固法は微笑みながら緊張しなくていいと伝えた。

 

「ていうか何で佐天がいるの? 佐天って風紀委員(ジャッジメント)じゃないよね?」

 

「いやー。今日からツナさんが風紀委員(ジャッジメント)の一員になるわけじゃないですか。上手くやっていけるか心配だったので来ちゃいました」

 

「そっか。ありがとう佐天」

 

「あれ? 佐天さん。呼び方が……」

 

「うん。こっちの方がいいかなって思って」

 

「いいわね。じゃあ私もツナ君って呼ぼうかしら」

 

「「なっ!?」」

 

 佐天がツナのことをあだ名で呼んでいるのを知って、固法もツナのことをあだ名で呼ぶことを決める。固法の発言を聞いて、黒子と初春は慌ててしまう。

 

「いいかしら? 仲良くなるにはあだ名で呼ぶのが一番だと思うんだけど」

 

「いいですよ」

 

「「なっ!?」」

 

「ツナさん……」

 

 ツナは固法があだ名で呼ぶことを許可した。ツナがあっさりと許可した為、初春と黒子は驚きの声を上げ、佐天はあっさりとあだ名で呼ぶことを許可したのが気に入らなかったのか可愛いらしく頬を膨らませながらツナを睨んでいた。

 

「あ、あの……佐天? 何で怒ってるの……?」

 

「怒ってませんよ」

 

「い、いや……どう見ても怒って……」

 

「怒ってません!」

 

「えー……」

 

 ツナは佐天が何で怒っているのかわからず、どうしていいのかわからないでいた。初春と黒子はため息をつき、固法もなぜ佐天が怒っているのかわからず疑問符を浮かべていた。

 

「ゴホン! それより今日から沢田さんには風紀委員(ジャッジメント)の協力者になっていただくのわけですが、その前にやってもらうことがありますの」

 

「やってもらうこと?」

 

「ええ。私と勝負してもらいますの」

 

「ええ!?」

 

「ご安心し下さい。別に本気で闘りあえとは言いませんし、手を出したくなければそれでも構いませんの。ただこれからどのような事件が起こるかわかりませんの。その時にあなたの力を知っておくのと、知らないのとでは大きく違ってきますの。だからこっちとしては沢田さんの実力を知っておきたいのですの」

 

「わ、わかったよ」

 

 黒子の言葉も一理ある上に、手を出さなくていいとまで言われたのでツナは黒子と戦うことを決める。

 

 ツナvs黒子。果たして! 

 

 




やっとツナと黒子が戦う話が書ける。ていうか早く原作の話に入りたい…



高評価を下さったテツテツさん、レモンに唐揚げさん、サン&ムーンさんありがとうございます!


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ツナとアックアの戦い。どんな形がいい?

  • 1対1の一騎討ち
  • ツナと天草十字正教が協力して戦う
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