ツナたちは家の中に入る。ディーノの部下たちは泊まっているホテルへと帰って行った。
「「「「いただきまーす」」」」
ツナたちは手を合わせて合掌する。ランボたちは先にご飯を食べている為、4人だけである。
「さぁ。何でも聞いてくれ。可愛い妹分」
ディーノは
「え、えっと……キャバッローネファミリー? ってどれくらい凄いんですか? イマイチ、ピンとこなくて……」
「キャバッローネファミリーの構成員は5000人。ボンゴレの傘下のファミリーの中で3番目に規模が多いファミリーなんだぜ」
「そ、そんなに凄いんだ……ていうかそれだけのファミリーを傘下におけるボンゴレって……」
キャバッローネファミリーの規模とそんな規模なファミリーのボスであるディーノにも驚いたが、一番驚いたのはそんな凄いファミリーを傘下に置いているボンゴレだった。
「ボンゴレの傘下ファミリーは1万を越えるからな」
「1万!?」
リボーンの言葉を聞いて佐天は驚きの声を上げる。そして1万の中の傘下ファミリーで3番目の規模を誇っているキャッバローネファミリーの凄さを理解する。
「まぁツナがいずれ率いることになるんだけどな」
「俺はマフィアのボスになんてなりませんから!」
「照れんなって」
「照れてませんから!」
(仲いいんだ……ツナさんとディーノさんって……)
ツナとディーノのやり取りを見て、佐天は2人が兄弟みたいだと感じていた。
(ん?)
ツナとディーノのやり取りを見ていた佐天だったが、ここであることに気づいた。
「あ、あのディーノさん……?」
「ん? どうした涙子?」
「そ、その……溢れてます……」
「うぉっ!?」
佐天が指を指すとそこにはご飯粒やおかずや野菜が散乱していた。ディーノは食べ物が散乱しているテーブルを見て驚きの声を上げる。
「そうだった……ディーノさん今、部下の人たちがいないから……」
「え? どういうことですか?」
「ディーノは部下がいねぇとダメダメになっちまうんだ」
「はい!?」
ツナは額に手を当てながらそう呟いた。佐天はツナの言っている意味がわからずどういうことか尋ねると、代わりにリボーンが答える。
「おいリボーン。涙子に変なことを教えるなって。それより拭くものを……うぉっ!?」
テーブルの上を綺麗にしようと拭くものを探す為に立ち上がったディーノであったが、立ち上がった瞬間におもいっきりこけてしまう。
「いってぇ!」
「だ、大丈夫ですか!? ディーノさん!?」
「大丈夫だ……自分の足を踏んじまっただけだ……それよりも拭くものを……いでっ!」
再び立ち上がったディーノだったが今度は机の柱におもいきいり小指をぶつけてしまう。ぶつかった衝撃でコップが倒れてお茶が溢れてしまう。
「いってぇ! 小指、打った! いでっ!」
「う、嘘でしょ……」
「言っただろ? ディーノは部下がいないと運動神経が極端に下がっちまうって」
「……」
ディーノは片足立ちで足の小指を押さえるが、バランスを崩して後ろに倒れてしまい、そのまま壁に頭を強打してしまう。リボーンの言葉が本当だった為、佐天は衝撃を隠せないでいた。
(というか何でツナさんの人の周りって何でこんな変な人が多いの……?)
佐天の脳裏にはポイズンクッキングの才能を持つビアンキ、ビアンキの姿を見ただけで倒れてしまう獄寺の姿が脳裏に浮かんでいた。
「あ! エンツィオ!」
頭を強打した衝撃で懐からディーノのペットの亀であるエンツィオが落ちてしまう。落ちたエンツィオは転がり、床に溢れたお茶の上に落ちてしまった。するとエンツィオがみるみる大きくなってしまう。
「亀が大きくなってる!?」
「しまった! エンツィオが!」
エンツィオが大きくなっていることに佐天は驚き、ツナは慌ててしまう。片手で持てるぐらいのサイズだったエンツィオが最終的に体長2メートルの大きさにまで大きくなっていく。
「ど、どうなってるの!?」
「エンツィオは水を吸って膨張するスポンジスッポンでな。巨大化したエンツィオは凶暴化して家、1軒喰っちまうんだ」
「ええ!? それってやばいじゃん!」
リボーンからエンツィオのことを聞いて佐天は驚きの声を上げる。そう言ってる内にエンツィオは家の壁を食べ始める。
「大人しくしろエンツィオ!」
「いでっ!」
「ツナさん! 大丈夫ですか!?」
ディーノは鞭を使ってエンツィオを捕らえようとするがなぜかツナの顔面に当たってしまう。
「悪ぃ! ツナ! 今度こそ! うぉっ!」
ディーノうもう一度、エンツィオに向かって鞭を振るう。だが今度はディーノに鞭が絡みつき、そのまま床に倒れてしまう。
「やべぇ! 絡まった!」
「ど、どうするの!? このままじゃ家が!」
「早くなんとかしないと!」
家を食べていくエンツィオを見て佐天とツナは慌ててしまっていた。
「仕方ねぇな」
リボーンは相棒であるレオンをドライヤーに変化させると、エンツィオに向かって温風を放った。温風を浴びたエンツィオはみるみる小さくなってしまう。
「え!? カメレオンがドライヤーに!?」
「レオンは形状記憶カメレオンでな。一度、見た物なら何でも変形できるんだ」
「ただのカメレオンじゃなかったんだ……」
リボーンの帽子の上にいるレオンがまさかそんなににも凄いカメレオンだとは思ってもいなかった為、佐天は驚いてしまっていた。
この日、佐天は人体の仕組みと動物の生態系がわからなくなってしまった上に、どっと疲れてしまったのは言うまでもない。
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