帝国軍人ドルフロ世界に転生す   作:岡村優

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今回は、自衛隊側の指揮官の話です。


第10話

自衛隊の陣地のテント内では重苦しい雰囲気が漂っていた。鉄血の襲撃を受けて師団長が戦死したのである。

 

「…まさか戦死者が師団長とは…」

 

隊員の一人が聞いた。

 

「今この場で一番なのは貴方です。…岡村優弥二佐…これからどうされますか?」

 

「本国と連絡は?」

 

「取れません…衛星通信も…」

 

「なんとゆう事だ!」

 

テーブルを叩いた。

 

ドン

 

「それに何なのだ!あれは!」

 

「完全自立型のロボットかと…」

 

「済まない取り乱した…」

 

「しかし…問題なのは…なぜここに知恵殿下がいるんだ…」

 

ニコニコしていた少女に目を向けた。

 

「分かりませんわ…それにいまは、貴方の妻です。」

 

「…そうだった…な」

 

きりかえることにした。

 

「それよりも斥候を増やして。周囲の確認を!」

 

「了解!」

 

言うが早いか即座に持ち場に戻る。

 

少し気分転換をすることにした

 

「少し出てくる」

 

「分かりました。」

 

すると斥候から報告が入った。

 

「申し上げます!森から人が出できて、ここの責任者と話がしたいと言っております。」

 

「なに!?案内しろ!」

 

「ハッ」

 

 

向かうと何人かの隊員に銃を向けられた少女がいた。

 

「何者だ!」

 

「まず武器を下ろさせてください。」

 

言うが早いか少女は、ライフルと銃剣を地面に置いた。

 

「全員武器をおろせ!」

 

流石に少女に銃を向けるのは良心が傷んだ。

 

「岡村ニ佐!?…しかし!」

 

「命令だ!それにさっきの連中と違って話ができる。彼女と話をさせてくれ!」

 

「ハッ…了解…しました…」

 

渋々銃を下ろした。

 

少女は、私の腰を見ていた。

 

「その剣…アメノハバキリですか?」

 

何かを感じた。

 

「…なぜ知っている?」

 

「私の指揮官も同じものを持っていますわ。確か…元帝国軍人と言ってました。」

 

「なっ!?」

 

これには戦慄した。

 

「そんなバカな!曾祖父は、10年も前に死んでるんだぞ!?」

 

少女の顔が苦虫を潰したような顔になった。

 

「私からしてみればあなた方も死人なんですが…」

 

「何?」

 

「いま西暦何年だと思いますか?」

 

「西暦2031年だろ?」

 

彼女は目を伏せた

 

「いいえ…西暦2062年ですわ…それに日本は、40年代にロシアの核攻撃で無くなりました…日本人は一人も居ないです…」

 

「な…なん…だと…」

 

少女は、これまでの経緯を話した。

 

他の隊員達は、完全に沈んでしまっている

 

「全員落ち着け、俺らの世界では北蘭

島事件なる物は起きてないぞ!」

 

「…ではここは?」

 

「予想が正しければ異世界だな」

 

全員が驚いていた。

 

「そんな事あります?」

 

「彼女の話は嘘はなさそうだ…他の隊長たちにも説明してくれるか?」

 

「はい、喜んで」

 

隊長クラスを全員集合させた。

 

「話してくれ」

 

少女は、自分の指揮官のことは伏せたまま経緯を話し、その指揮官が基地に招き入れたい旨を話した。

 

「所で君の名前は?」

 

「戦術人形、M1903スプリングフィールドと申します」

 

優雅に一礼した

 

「私は、この要望受けたいのだが…質問はあるか?」

 

一人挙手した。

 

「どうした?斎藤三佐?」

 

「余りにも出来過ぎちゃいませんかね?…それに普通は招き入れんでしょ?」

 

ここでスプリングフィールドは、爆弾を投下した。

 

「それは同朋だからだと思います。私達の指揮官は、大日本帝国陸軍第一近衛師団長岡村徳永大佐です。」

 

「は?なんで…帝国軍人がいるんだ?日本人はいないはずだろ?それに第二次世界大戦は、100以上も前だろ?」

 

「彼は沖縄戦で砲弾で吹き飛ばされて気づいたらここにいたそうです」

 

「そんな事あるのか?…いや…あるんだろうな、俺たちもそれだし。まあ、聞きたいことは以上です」

 

「他には居ないか?」

 

誰も手を挙げなかった。

 

「では、全員に説明したあと。現時刻を持って移動を開始する!」 

 

「了解!」

 

即座に動き出した。

 

「では、スプリングフィールドさん、案内してくれ。」

 

「はい」

 

移動が開始された。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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