「でどうだった?優弥?」
親睦を深めるためと技量を上げるため模擬戦を何回かやって見た。勿論自衛隊が仮想敵を努めた。
「駄目ですね。柔軟な対応が出来てないです。ただ身体能力が高いので。私達が驚くようなやり方がたまにありますね。」
「例えば?」
「突撃銃を片手に狙わずに撃ってきたり。狙撃銃を片手で鈍器にしたり…などなどですね。」
「分かった。引き続き頼む。」
「了解。」
共に敬礼して優弥は、司令室から退室した。
「G36、所で人形は、接近戦することあるの?」
素朴な疑問だった。敵で接近戦を挑んでくるのが居ないからである。
「出会い頭で有ればすることがありますが殆どしませんね。一部例外がありますが」
「なるほど…接近戦の訓練をした方がいいな。」
「では、訓練項目に入れておきます。」
「頼む…む?」
通信が入った。
「これはこれは…ヘリアンさん、どうしました?」
『今から本社に来てくれないか?自衛隊の指揮官も一緒に』
「ええ、良いですけど。何故です?』
『来たらわかる』
「分かりました」
通信を切った。
「G36、私何かやらかしたっけ?」
「分かりませんね。」
「だよな…?」
考えても仕方ないので優弥と共に本社に向った。
「で、何故呼ばれたんですかね?」
「16LABのペルシカが呼んでくれとせがんだからだ。」
聞いたことが無いので聞いて見ることにした。
「誰ですかそれ?」
「説明してなかったか…戦術人形の生みの親だ。」
まさか技術屋からお呼びが掛かるとは全く分からなかった。
「?」
「まあ、来てくれれば分かる」
取り敢えずヘリアンに付いて行くととある部屋に着いた。
「ここだ、ぺルシカ入るぞ」
「どうぞ〜」
中から気の抜けた声が聞こえた。中に入ると全身真っ白な人がいた。
「へー君が鉄血の前進基地を壊滅させた指揮官か〜もっと筋肉隆々だと思ってた。」
徳永の周りをぐるぐる観察しながらペルシカは、観察していた。
「コホン…ペルシカ、何故呼んだのか説明しろ。」
「それはね〜2つあるんだけど〜ひとつめは…」
ラボの中を探し始めた、やがてその一角にある山から箱を取り出した
「あった〜まずこれ」
言うやいなや徳永に箱をわたした。
「開けてみて〜」
何故か目がキラキラしていた。
「お、おう」
中から服が出できた。手に取ってみると時代劇で見るような着物だった。背中側には岡村家の家紋【菊水】が入っていた。
「着物に見えるんだが?」
「そうだよ〜軍服だと腰に佩刀できないでしょ?だから作ってみた。防塵防弾完璧だよ〜死ぬほど痛いけど…」
「いや、助かる…ただ何故真っ白?」
それは、真っ白だった。家紋に至っては金色であった。
「それはね〜死装束何でしょう?白が〜」
「そうだ」
「因みにその着物は勝手に周りと同じように溶け込むからあんまり目立たないよ〜この時計を使えば。」
徳永の腕に時計を巻きつけた。
「横にあるボタンを押すと周りに溶け込むよ〜戻したいときも同じボタン押せば良いから〜」
「了解した」
徳永は、色が変わるのを確認した。
「で?…もう一つは?」
「それは〜この子達と模擬戦をして欲しいの〜おいで〜」
別の扉から四人の戦術人形が現れた。