帝国軍人ドルフロ世界に転生す   作:岡村優

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第13話

お互い挨拶したところで質問した。

 

「それは、一対一か?それとも二対ニか?」

 

「ううん、4対1だよ。」

 

流石にこれには、相手側は納得しなかったようで、その中の一人M16A1は、異論を述べた。

 

「流石にそれは戦力差があるだろ」

 

ペルシカの目付きが剣呑なものに変わった。

 

「彼は、鉄血の基地を制圧してるの、たった一人で、そこには鉄血のエリート人形…スケアロウも居た。」

 

「!?」

 

AR小隊の徳永を見る目が変わった。この様子に徳永はたじろいだ。

 

「え?鉄血のエリート人形を倒したらまずいの?」

 

ペルシカは、笑みを浮かべた。

 

「倒した人がいないの」

 

「嘘だろ…そんな強くなかったぞ…」

 

「そりゃ貴方が経験を積みまくったからだよ。人形に足りないのは経験だからね。」

 

「なるほど経験を積ませたいとゆう事か。了解した」

 

「理解が早くて助かるよ」

 

第一演習場に異動した。この演習場は、1キロ四方の演習場である。

 

『始めるよ〜』

 

「了解」

 

「では始め〜」

 

まず、狙撃兵が居るのを確認したため。狙撃出来そうな所を狙撃できる場所に陣取り99式を構えた。しばらくするとピンク色の髪が見えたので撃つ

 

ターン

 

チャキン…カランカラン

 

即座に排莢装填する。

 

『ARー15ダウン』

 

狙撃兵が撃破出来たのは行幸であった。

 

「次…」

 

至近距離の銃撃戦になる事は必至なので99式を担ぎMP17を抜き移動を開始した。

 

扉を開けようとしたら殺気を感じたため真横に飛んた。目の前を弾丸が通り過ぎる。

 

ダダダダダ

 

「ッ」

 

 

即座に反撃

 

トトトト

 

 

「やられたー」

 

何ともまぬけな声が聞こえた。

 

「M4SOP2ダウン」

 

「次…」

 

普通に出たらやられるのは分かっていたため窓から飛び降り。ドアから入る。後ろには気づかなかったようで一人確認できた。

 

着剣して突貫。

 

銃を向けてきたが引き金を引く前に首筋に銃剣を突きつける。

 

「参ったよ降参だ」

 

「出来れば女子に武器を向けたくないんだがな」

 

「割り切ってくれ」

 

「分かってるよ」

 

『M16A1ダウン』

 

「次…」

 

銃剣を仕舞い軍刀を抜刀。しかしこの建物には居なかったためそのまま移動する。

 

走り回っていたらトラップを発見した。あえて起爆する。

 

トッパッ

 

閃光弾だった。目が眩む

 

しかし気配で場所は分かっていたので刀を突きつける。

 

「どうして…」

 

「気配だ…」

 

「なるほどこれは敵いませんね…降参です。」

 

『M4A1ダウン…終了〜戻ってきて〜』

 

ラボに戻ってきた。

 

「どう?やっぱり無理だったでしょう?」

 

M4は、しゅんとなりながら答えた。

 

「はい…」

 

「いい線行ってたけどな、特に最後の閃光弾はキツかった。」

 

「有難うございます。」

 

「じゃあ2戦目行ってみよう。」

 

「え…」

 

「今度は優弥の番ね!」

 

また演習場に連れて行かれた。

 

結論からゆうとさっきと同じであった。

 

まさか直ぐにまた再会するとは夢にも思わなかった。

 

 

 

 


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