グリフィン&クルーガー社では会議が行われていた
「何の冗談だ?」
そう言い出したのは社長のクルーガーだ
「お言葉ですが冗談では無く事実です。」
指揮官の一人が報告を上げた
「私の部隊が鉄血の拠点に攻勢をかけたところ、真っ二つにされた人形がいくつも転がっていましたそれも全滅です。」
別の指揮官が半信半疑ながら質問した。
「痕跡は、無かったのかね?」
「近くに薬莢が落ちてました。7.7ミリクラスの。」
「303ブリティシュかね?」
「いえ、99式アリサカかと。」
ざわついた
「もう既にない弾薬だぞ?本当かね?」
二本の薬莢を取り出した
「私から見て右側にあるのが303です。これでも違うと思いますか?」
「確かに303ではない…しかしアリサカとは」
他の指揮官達も口々に話す
「ありえん」「そんなことが」「な馬鹿な」
クルーガーがなだめる
「静まり給え…で、真っ二つにされていたとは?」
「射撃で仕留められなかった物はすべて一刀で切伏せられて居ました。それこそ日本刀のような物で」
指揮官の話に他の指揮官が質問する
「日本人だとゆうのかね?日本はもうないぞ?」
笑いが起きる
「それにもう30年は、経ってる。日本刀は、作れるものがいないしそれを扱う剣術も廃れているぞ?」
報告を上げた指揮官が反論する
「ですがこの断面は日本刀でなければ出来ません」
クルーガーが双方を宥める
「そのへんにしたまえ。…他には?」
「この映像は、鉄血の拠点で取られたものです。」
ホログラフを起動し映像を流す
そこには刀で切り伏せる人の姿がくっきりと写っていた。
クルーガーが感想を述べる
「これは、自衛隊じゃないな、旧大日本帝国陸軍だ…階級からみて少佐だな。…とても戦いなれている。」
指揮官の一人が言う
「ただのコスプレでは?」
クルーガーは、懐かしそうに話す。
「いや、この剣術には、見覚えがある。薬丸示現流とゆう剣術だ、…現役時代、やりあったことがあるから分かる」
「しかしありえません、日系人ですら剣術を知らないのに…」
クルーガーは反論する
「あれは日系人ではない、正真正銘の日本人だ、純血のな。」
「しかし…日本は核で吹き飛ばされています…のこってるはずは…」
「無いな」
指揮官の一人が質問する
「では何故…日本人だと」
「見覚えがある…我が師に…だが、とっくの昔に死んでいる。」
「そうですか」
クルーガーは言う
「会議はここまでにしよう…余りにも現実味が無い。」
「分かりました」
指揮官達がいなくなったあと隣にいた一人の女性を呼んだ
「ヘリアンくん404を呼んでくれ」
「分かりました」
404小隊が来た。
「UMP45以下4名参りました。」
「済まない」
これまでの経緯を話す。
「この人物をここに連れてきてくれ。出来れば生きた状態でだ。」
「反撃してきた場合は?」
「反撃を許可する」
「分かりました」
「では行ってくれ」
404は、敬礼したあと出ていった。
「日本兵か…」
クルーガーは、頭を抱えた