「おはようございます指揮官。」
G36が起こしに来た。
「ん?…もう朝か。おはよう」
「自室で休まれなかったのですか?」
「ああ…めんどくさくなった。」
「そうですか…って!案内するの忘れてましたすみません…」
「いやいいんだ…それより朝ごはんにしよう。」
「はい」
二人は食堂に向った。すると他の人形やらカリーナの部下やらに話しかけられすべてこたえながら朝ごはんを食べた。
「疲れた…」
「昨日あんなに動いたのにこれごときに疲れたんですか?」
「基本人と喋るのが苦手でね」
「そうですか」
「取り敢えずヘリアンさんに報告するか…」
「ええ」
司令部に戻って本社にコールした。
『おはよう。岡村指揮官どうした?』
「昨日一戦やったので報告書を送りました」
『何?…その近くは鉄血が居ないはずだぞ?』
「余りにも静かすぎたので衛星スキャンしたら居ました」
『そうか…有り得ない事が書かれてるのだが?』
ヘリアンは、報告書を読んで訝しむように見てくる。
「事実ですが?」
『100体中60体を切り捨てただと?…ありえん』
そこでG36が割り込んできた。
「ヘリアンさん、彼は本当に60人切り捨てました。数えてましたので間違い無いです。」
『ハァ…生身で接近戦をした上に60人抜きとは。前代未聞だな。』
「あとお願いが有るんですが…鉄鉱石と、薪、耐火煉瓦を送ってくれませんか?」
『構わないが…何に使う気だ?』
「刀作ろうかと思いまして。」
何故か食いついた。
『作れるのか!?』
「ちょっと囓っただけですけど。作れますよ?」
『では費用は、こちら持ちで作って構わん』
「分かりました。では…失礼します」
『ああ』
通信を、切った。
「G36、メンテナンスチームがいるところに連れてってくれ。」
「分かりました、こちらです。」
メンテナンスエリアにて
「カリーナ」
「はいなんでしょう?」
「メンテチームは、何でも作れるのか?」
「はい作れない物はありません」
「ではメンテチーム全員集めてくれ」
「はい」
全員集まったところで話し始める。
「私は、ここの指揮官になった岡村徳永と言う者だ。諸君らは今こう考えているだろう。このクソ忙しい時に何しに来やがったんだと」
何人かがうなずく
「大いに結構!さっき、カリーナから聞いたが何でも作れると聞いた、そこの君合っているか?」
一番前にいた古株そうな人に聞いてみる
「はいそのとうりです。」
「ではこれを作ってくれ」
そう言うと腰から軍刀を外した。すると全員顔をしかめた。
「刀は、製法が失われていますが?」
「ほう!作れぬと申すか!何でも作れるのではないのか?…ではこうしよう…すべての人形の整備が終わったら、作り方を伝授しよう…どうかね?」
メンテチームの目が輝いた
「ぜひ教えていただきたい」
「分かった…まずは仕事を終わらせよ」
「了解!」
全員が死にものぐるいで整備を始めた。
G36と一緒に司令部に戻った。
「まさかあそこまで焚きつけられるとは思わんかった」
「刀は、稀少ですからね」
「では我々は我々の仕事をしよう」
「はい、指揮官」
全力で仕事を開始したのだった。