目が覚めたら難易度ナイトメアの世界です   作:寝る練る錬るね

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前書き。


本編となんの関係もないけどマインスイーパって難しいよね

 

 走っていた。

 

 夜の中、ほんの少しだけ冷たくなる廊下を。スバルは、体が熱くなるのを自覚しながら走っていた。

 

「はっ……はっ、はぁ……!」

 

 わかっていた。わかっていたとも。

 

 自分がこの屋敷で邪魔者であることなど、とっくの前にわかっていた。レムも、ラムも、ロズワールも、ベアトリスも、パックも。………エミリアやリルだって、スバルと会ったことは人生で余計なことだったろう。

 

 怪しい荷物を背負った。故に監視する。ごくごく、自然な行動だ。同じ立場なら、きっとスバルだってそうする。

 

「………はぁ、はぁ……!はぁ……!」

 

 スバルにとっては一日前に言った言葉が、今になって思い出される。

 

『リルが!!俺にそんな最低な嘘、つくわけねぇだろうが!!』

 

 あれは間違っていなかったはずだ。四周目のリルは、スバルを監視する命令など受けていようと報告する機会自体が無かったはずだし、その言質はレムも与えてくれている。

 

 なによりも、監視されているわけではない彼本来の優しさを、確かにスバルは感じていたから。

 

 だから、あんなに強く断言できた。思えば異世界で人を信頼したのは、あれで二度目だったのかもしれない。

 

「……くそっ、くそっ!!くそっくそっくそっくそっ!!」

 

 わかっていたつもりだった。これまでのループで。理解していたつもりだった。

 

 死に戻りで失った絆はもう二度と、戻らないことを。

 

『謹んで拝命致します。もしもの時は、一切の躊躇なく、痕跡なく。屋敷から客人を追放しますよ』

 

 涙を流しながら、フラッシュバックする記憶を振り払う。

 

 そう。リルには、記憶がない。

 

 今までの。今までの、記憶がないのだから。

 

 一緒に庭仕事をしたことも、洗濯物を取り込んだことも、文字を教えてもらったことも、お風呂に入ったことも、エミリアと話す機会を作ってくれたことも、夜が更けるまで話したことも、村に行ったことも、お使いを頼んでくれたことも、手を繋いだことも、一緒に寝たことも。

 

 抱きしめて、くれたことも。

 

 だから、あんな冷たい声を出すのは当然で。ほとんど初対面のスバルに、あれほど冷徹な判断を下すのも、当たり前のことで。

 

 そんな風に考えれば。スバルは……

 

 

「───割り切れねぇよ……!」

 

 本音が、漏れる。

 

 ずっと優しいのだと思っていた。彼なりに、スバルに好意を抱いていてくれているのだと思っていた。

 

 それが幻想だと知っていた。姉に比べれば、今のスバルは芥に等しいのだと知っていた。

 

 それでも。

 

 今までのあれらを。それら全てを。嘘にだけは、どうしてもしたくなかったのに。したくなかったから。取り戻すために、必死だったのに。

 

 それでも下されたのは、残酷な正当性の塊で。

 

 スバルの感じている友情を一方的なものと断じる、冷たい評価で。

 

「───クソっ……!」

 

 本当は大声で喚いて、暴れ散らかしたかった。何もかもを忘れて狂人のように、物に当たり散らかしてこの鬱憤を晴らしたかった。

 

 それでも。監視されているスバルには、そんな行動は許されていない。やったが最後、あの鎖の音と共に現れたレムが、そのままスバルを殺すだろう。

 

 泣いて、走って。何もかもを忘れたくて。泣いて、泣いて。

 

 一方通行の信頼が裏切られたことが、何よりも悲しくて。誰かに、会いたくて。

 

「…………随分と辛気臭い面をしているのよ。そしてついに平気で扉渡りを破るようになったかしら」

 

 泣いている顔を、あの女の子に見せるわけにもいかないスバルは。結局、そこを訪れるしかなかった。

 

 扉を開いた先。ムスッとした顔を浮かべる金髪ロールの少女。……悪い意味で、スバルが何度ループを重ねても、態度の変わらない幼女。

 

「………ベアトリス」

 

「そんな泣きそうな声で名前を呼ばれても、ベティーは何もしてやらないのよ。いくらベティーが優秀な魔法使いだからといって、頼られたら何でもすると思われるのは心外というものかしら」

 

 ツンケンとした態度で、ぷいっとスバルから顔を背ける童女。笑みの一つでも浮かべれば可愛らしさは何倍にも増すだろうに、その不機嫌そうな表情が台無しにしていて。

 

 そのことが、今のスバルには少しの安らぎだった。

 

「………弟子の一人が死んだ途端泣き喚く癖してあんま強がりなさんな。お前が心優しいロリだってことを俺は知ってるよ」

 

「訳知り顔でこれ以上なく腹立たしいことを言われた気がするのよ……!弟子……姉妹の弟のことかしら。あんな男が死んだくらいでベティーは泣いたりしないのよ。寧ろウザったい黒歴史がなくなってせいせいするかしら」

 

 見た目に似合わず生意気なことを宣うベアトリス。四周目のことを知るスバルとしては苦笑するしかない発言だが、それでもこの軽口の応酬が何か懐かしいもののような気がして、少しだけ心が軽くなった。

 

 ………そうして、ふと。思いついたことがあった。大層不遜な口を利くベアトリスであるならば。もしかすれば、と。

 

「なぁベア子」

 

「…………」

 

「おいおい、どうしたベア子?無視かベア子、不機嫌だなベア子、大丈夫かベア子、腹でも壊したかベア子」

 

「むっきゃー!うざったいったらありゃしないかしら!さっきから何かしらその威厳もへったくれもない呼び方は!」

 

「いいじゃねぇか。こんくらい親しみがあったほうが。んで、質問なんだけどさ」

 

「どうしてベティーがこんな不敬者に………言うだけ言ってみればいいのよ。せいぜい聞き流してやるかしら」

 

 流すのかよ、とツッコミを入れる。……そんなやり取りを最後にしたのが誰だったのか思い出して、心が熱くなって、同時に締め付けられる。

 

 けれど、スバルが抱いていたのは希望だった。目の前の博識らしい少女ならもしかすれば、この現象を知っているのではないか。

 

 それに類する証拠か何かがあるのなら。この気持ちすらも全てぶちまけて、屋敷の住人達とも情報を共有できるのではないか。この困難に対しても、対応できるのではないか。

 

 そんな期待を込めて、スバルは質問を口にした。

 

「なぁ、死んだら時間が巻き戻───」

 

 る魔法とかって、ある?と。

 

 そう口にしようとした瞬間。

 

 スバルの周囲の世界は唐突に、その動きの一切を停止させた。

 

※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※

 

 

 …………………どうも。

 

 

 ………僕です。

 

 

 ……僕だ。

 

 

 うん、どうやらスバル君、死に戻りについて漏らしちゃったっぽいな。バラした先はエミリア様か、師匠辺りだろう。

 

 何で僕が巻き込まれたかはわからんが、嫉妬の魔女さんのスバル君の心臓撫で撫でペナルティが終わったら解放されるはず。それまで待っとこうっと。

 

 ───それにしても、この空間。どうも、時間が完全に止まっていると言うわけでもないらしい。これはあれだ。かなりかなりかなりかなりぐらいに高等な陰魔法と思われる。

 

 刹那の一瞬を、永遠と呼べるくらいに引き伸ばして、まるで時間が止まったかのように思わせる。空間に作用する陰魔法の極致とでも呼ぶべき魔法だ。この状態で自分だけ等速とか強そうだけど、流石に無理っぽい。

 

 ただ、相手の動きを観察するのにはかなり有用かもしれない。こうして冷静に状況を把握できるとすれば、魔女の臭いが濃くなるくらいなら平気でお釣りが来る。

 

 某不死鳥(笑)みたいに、百年後までご機嫌ようとかされたら厳しそうだけど。

 

 うーん、にしても長いな……スバル君の心臓ギュッて抱きしめるくらいだから、そこまで時間かかんないはずなんだけど。

 

 もしかして本当にこの時間に取り残されたか?

 

 ともすれば、多少なりリスクはあるけど『愛し人(パンドラ)(厄災)』使って脱出するしかなくなるけど……

 

 

 

 ………ん?

 

 ………あのぉ……

 

 

 ──なんで、嫉妬の魔女さんの手がこっちにまで伸びてきてるんですかね……

 

 

 …………権能使うか。

 

 

僕が嫉妬の魔女の影響を受けているはずがない。今頃、屋敷の廊下を平然と歩いているはずだ

 

 

 ………ふぅ。これで安し……

 

 

 

 

 ………………ちょっと待って。

 

 

 ……()()()()()()()()

 

 

 えっあっ、あの!嫉妬の魔女さん!?

 

 すいません、調子こいてすいませんした!おたくの将来の伴侶の方に、大変なご無礼を働いてしまって!その、心から反省してるって言うか!

 

 ごめんなさいごめんなさい肝心な時にカスほどの役に立たない雑魚メイドで本当にごめんなさいスバル君に色目使ったこととかほんとなくて、その、ちょっと反応が面白かったって言うか心の底では罪悪感でいっぱいで、こんなゴミは屋敷の奥にひっこんでますのでぜひぜひ無視していただいて………

 

 

 黒い霧は、そんな僕の弁明を全て無視して、まるで滑り込むように胸の内に入ってくる。その形を爪の尖った鋭利な刃物のような。そんな手の形に変えて。まるで恐怖を刻むかのように。

 

 ゆっくり、ゆっくりと、服に隠された、僕の胸へと近づいていく。

 

 その様子からは、明らかな嗜虐と、隠しきれないほどの怒りが窺うことができて……

 

 

 ………アカン。これ、マジギレしてらっしゃるやつだ。

 

 

 黒い指先はスルリと服を超えて、ついに胸へ忍び込む。はっきりと、その指先が内臓を撫でる感覚が伝わってきた。

 

 内腑に触り、肋骨を撫で、さらに奥へ、奥へ。焦らすように、恐怖が増幅するように、ゆっくり、ゆっくりと。

 

 先の現象がわかっているからこそ、その恐怖は鋭敏となる。辿り着く先は、そう。人体を壊すのに最も的確かつ、適切な。

 

 

 ───あちゃあ。これ、本当に死ぬかも。

 

 

 どこか楽観的に考えても、心が汗だくになっているのではないかと思わせるほど全身は温度をコロコロと変えている。

 

 そしてその手は、大きく、大きく。その楕円形の臓器を掴むために手のひらを開いた。

 

 内臓を潰される痛みは、一体どんなものなのだろう。考えたことがあるものは少数だろうし、実体験がある者は恐らく世界でも片手で足りる。

 

 

 何故か。

 

 

 そんなことが、普通は起こらないからだ。

 

 その瞬間。ただひたすらシンプルに、心臓を容赦なく握り潰される痛みが、僕の全身を襲った。本当の意味で、経験したことのない痛みが。

 

 一瞬の熱。その後の、凍えるような冷たさ。死の、温度。声を上げてのたうちまわりたくとも、少しだろうと動くことすら禁じられていた。

 

 

 痛い、痛い。痛い、痛い、痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い。

 

 

 苦痛から逃れることすら許されず、ただただ純粋な痛みが、僕を殴りつけていた。いつかの角が折れた時。神経を直接焼かれる程度で済んだあの時とは、比べものにならないくらいの痛み。アドレナリンという物質が、どれほどの慈悲を自分に与えてくれるのかを自覚できるようだった。

 

 何者にも遮られず、誤魔化されない痛み。恐らくほとんど同時に味わっているであろう彼は、一体どんな精神でこれを受けていたのだろうか。

 

 そんな思考が、痛みという海と、恐怖という苦しみに溺れて窒息する。欠片も纏まらない思考で、それらだけが思考の全てを支配し尽くしていた。

 

 

 ごめんなさい、ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんごめんなさい。

 

 

 ぼくがわるかったです。ぼくがいけなかったんです。ぼくがダメな子でした。僕が、僕が、僕が、ぼく、ぼく、ぼくが、ぼくがぼくがぼくがぼくがぼくがぼくがぼくがぼくがぼくが。

 

 

 僕が、全て悪かったのです。

 

 

 あんなことをしてごめんなさい、死んで悲しめなくてごめんなさい、つらくあたってごめんなさい、愛させてごめんなさい、嘘をついてごめんなさい、かばってしまってごめんなさい、生まれてきてしまって、ごめんなさい。

 

 

 助けて。助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて!!

 

 

 上姉様、下姉様、スバル君、ロズワールクリンドさん先輩師匠エミリア様パックラインハルトおじいちゃんおとうさんおかあさんしきょうさませんせいおじさんおばさん、■■。

 

 

 誰か。

 

 誰か。

 

 

 誰か。

 

 

 

 助けて。

 

 

 

 

 

 

 

 

「………ぁ……」

 

 

 口から生温かい血を吐いて。ようやく、自分が無限のように長いあの世界から、現実に戻ってきたことがわかった。

 

 でも、もう。何も思いつかなかった。何か思うことも、何か考える機能すら、あの長い時間で喪われていた。

 

 冷たい。全身に血が回っていないから、当然と言えば当然だけど。

 

 僕の心臓は、それがさも当たり前であるかのように、呆気なく潰されていた。

 

 床に倒れ込んだことも、もうほとんど気にならなかった。それ以上の痛みが、ずっと体を支配していたから。

 

 涙の代わりに血を。鼻水の代わりに血を。嗚咽の代わりに血を。

 

 全ての体液の代わりとなった血を吹き出して、僕は。

 

 

 

 ───助けて、パンドラ。

 

 

 

 最後の最後に。あまりにも惨めに、殺して、愛した女へと、縋って。

 

 

 ………痛みと血が、光景そのものが『見間違え』だったかのように消滅した。

 

 ■■(リル)は。

 

 生を、実感する。

 

 

※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※

 

「人の部屋の入り口で質問しだしたと思ったらいきなり黙り込んで。お前、本当に何なのかしら」

 

「………はっ……!………は……はぁ……ふ……」

 

 その冷たい声を耳にして。スバルは、現実を知覚する。

 

 体は動く。指も、足も。自分の思った通りに動いた。心臓も潰されておらず、体のどこにも、異常は見当たらない。

 

 ………精神という、一部を除いて。刻まれた恐怖は、二度とそのことを口走らせまいとスバルに固く誓わせるだけのものを置いて、綺麗さっぱり消えて無くなっていた。

 

 生じていた希望の分だけ、ソレのもたらした事実はスバルを絶望させた。再度、勇気を振り絞ってソレに挑もうと、そう頭の片隅で思っただけで、スバルの目の端を黒い靄が過るような錯覚が浮かぶ。

 

 ガチガチと体が震える。歯の根が合わない。平静など保っていられず、スバルは思わずその場に膝をついた。

 

 あまりにも、重すぎるペナルティ。それはまるで、『死に戻り』に触れることが禁忌であるとスバルに教え込むためのもののようで。

 

 

 ……恐怖と思考の海に沈む意識を引き戻したのは、またしてもベアトリスだった。

 

「………お前、何をしたのよ。急に臭いが強くなったかしら」

 

「…………は?」

 

「だから、臭いなのよ。魔女の臭い。鼻がひん曲がりそうかしら」

 

 まるで泥まみれになった犬の匂いでも嗅いだ時のように顔を顰めるベアトリスからは、皮肉や罵倒の気配は感じられない。

 

 それに。魔女の臭い。その言葉は、前回のループでも聞いた覚えがある。そしてその、魔女という言葉も。

 

「しっとの、魔女」

 

「今の世界で、それ以外に魔女という言葉が指す言葉はありえないかしら」

 

「どうして、その臭いを俺から感じる?」

 

「さぁ?魔女に見初められたか、あるいは目の敵にされたのか。どちらにせよ、魔女から特別な扱いを受けるお前は厄介者なのよ」

 

 シッシッ、と手の甲を振るベアトリス。

 

 ……そうだ。思い出した。確か、それを言い出したのは四周目の正気を失ったレムだった。

 

『今になって、ようやくわかりました!その鼻をつく臭い!あなたは、魔女に魅入られた者!なんでしょう?』

 

『そんなに魔女の臭いを漂わせて、無関係だなんて白々しいにも限度がありますよ!……姉様も他の誰も気付かなくても、レムだけはその臭いに気付きます!』

 

 ……そう。確かあの時、レムはそう激昂していて。それが、魔女教か何かという者に関係があるとかなんとか。それで、レムが激しく怒りを覚えていたことを記憶している。

 

 でも。確か。あの瞬間になるまで、スバルの臭いが分からなかっただとか。そんな、ことを──

 

「はぁ。……姉妹の妹に会う前に、弟に会っておくことを勧めるのよ。そうでもしないと、間違いなく死ぬかしら」

 

「──なんで、そこでリルが出てくる。あいつは、一体……」

 

「それを知りたいなら、本人に直接訊けばいいのよ。どうせ骨折り損かしら。質問もないようだし、しょうがないから弟に一番近い扉から放り出して……」

 

「ちょっと、待て!」

 

 禁書庫から追い出されないよう、中へと深く踏み込んだ。露骨に嫌な顔をするベアトリスは、恐らくこれ以上半端な質問をしても答えてくれないだろう。

 

「………たった今、質問が、できた」

 

 ………なら。これは、どうだろう。今までの知識から得た、全く新しい単語なら。

 

無名宗教(ネームレス・カルト)ってやつについて、一つ」

 

 




 王都編第三話をご覧いただこう。
『嫉妬の魔女の権能が(リル)を干渉しないわけがない』
『黙っているならそうそうどうにかしようなんて気にはならないだろう』

前言撤回?そんなもん許されない。
リル君にとってもちゃんと難易度ナイトメアだかんね。


支援絵のご紹介!活動報告に移すのはちょっと待ってね!

さんからいただきました!顔に圧を感じるリル君です。

【挿絵表示】

ヒェッ……本編でスバル君にこの顔が明かされるとかスバル君死んじゃわない?


向日葵さんから二度目のリル君いただきました!

【挿絵表示】

彼シャツ………だと……!?なんだこいつ、可愛いかよ。これがメイドとかスバル君の忍耐力が半端じゃないな。
返してもらった後めっちゃいい匂いしそう。
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