よく考えたらさ、黒い機体に黒い鳥のエンブレムってさ、エンブレム潰れない?赤で縁取りとかしとく?
大型筐体に座り、ヘッドギアを付け台座にホワイトグリントを置く。ガンプラでは無いネクストを認識してくれるか心配だったが、問題なく認識。
初回登録という事で、アバターとプレイヤーネームを設定する。
プレイヤーネーム・ナイン
アバターは無難?にパイロットスーツ。色は黒。パイロットスーツは着脱可能で初期状態では自分の容姿は変更出来ないようだ。
プレイヤー設定が終わるとアバターが自動的に動き、説明もなしに人の多い広場に移動させられる。
そんな不親切な仕様に、初代アーマード・コアのレイヴン試験を思い出す。
さて、どうしたものか。初代アーマード・コアのレイヴン試験は不親切ではあったが説明書があり、敵を倒すという明確な目的があった。だがこのゲームにそういった物は無く、そもそも何をすれば良いのかが分からない。
事前にネットで調べておくべきだったかと、出直す為に引き返そうとするが、声を掛けられ引き留められる。
「ねぇアナタ、GBNは初めて?」
声を掛けてきた男は日に焼け鍛えられた肉体を見せつける様な深いスリットのある服に紫の髪といった、様々な人の集まるこの中でも目立つ出で立ちだった。
「あぁ、初めてだ、貴方は?」
「お姉さんはマギー、アナタみたいな初心者プレイヤーがGBNを楽しく遊べる様に案内をする、ただのおせっかいさんよ?」
「マギー…!」
お姉さんや名前、ツッコミどころは沢山あるが、この申し出は有り難い。何をすれば良いか、分からなかったからな。
勿論、騙して悪いがを警戒しないといけないが、何も知らない初心者を狩るメリットは恐らく無い。少なくともこの場限りに置いては信用しても良いのだろう。
「案内をお願い出来るか?」
「勿論。付いてきて?」
…
……
………
「ここがバトルやミッションを請け負うことのできるミッションカウンターよ、バトルやフリーミッションが受けられるわ、でも最初は初心者用のチュートリアルミッションをオススメするわ。あたしもギャラリーモードでナビゲートしてあげるから気楽にね?」
ミッションカウンターに向かうとディスプレイが浮かび上がる。ディスプレイにタッチしチュートリアルミッションの項目を選ぶ。
ミッション名・ガンプラ大地に立つ
「それじゃ格納庫で機体のチェックをしましょ?」
「格納庫かあるのか、どうやって行くんだ?」
「こうやってよ」
そう言ってマギーは手品の用に目の前にディスプレイを出す。
「その、ディスプレイ?どうやって出すんだ?」
「アナタ、GBNだけじゃなくて、VRゲームも初めて?ソレなら分からなくてもおかしくは無いわね、頭の中でメニューって言うのよ。で、メニューを開いたらマップ変更があるはずよ、それを何回かタッチしていけば格納庫に着くわ」
マギーに言われた通りにすると、マップを開いて格納庫に移動する事が出来た。
格納庫に着くと、目に入るのは実物大の黒いホワイトグリント。
その大きさと迫力に圧倒される。
「これがアナタの機体?見た事のない機体だけど…。大きさからしてフォーミュラ計画の機体?でも、それにしては小さすぎるわね…。ねぇ、アナタの機体何をベースにしてるの?」
「ベースは無い。ワンオフのフレームだ」
「へぇ…、フルスクラッチと言う事ね。初めて見るタイプだけど良いデザインじゃない」
「そうか、分かってくれるとはな」
「勿論よ、ガンプラは自由なんだから、好きに作るのが一番よ。それじゃ、確認が終わったらお待ちかねのアレよ」
…
……
………
機体に乗り込む。
コックピットには大型筐体にあったボタンの付いた2本のレバーにペダル、そして端子の付いたコードが伸びた椅子があった。
その端子を見て気付く。アバターの首元に違和感がある事に。ヘルメットを取りパイロットスーツの首元を緩めて確認してみると、そこには金属の首輪があった。
「リンクス…、首輪付き…、AMS、か。ここまで再現してくれるなんてな」
椅子に座り、首輪の端子をコードと接続する。
「ぐぁああッ!!」
突如として襲い来る凄まじい頭痛に思わず声が漏れる。
…パイロットデータの認証を開始…
…パイロットデータの認証を確認…
…メインシステム通常モードで起動…
…IRSとのリンクを構築…
…戦闘行動に必要なデータがパイロットにインストールされていません。必要なデータをダウンロードします…
…
……
………
…データのインストールが終了しました。ようこそ戦場へ。貴方の参戦を歓迎します
データのインストール終了と共に身体を襲っていた、凄まじい頭痛が消え去る。
「これがAMSの負荷か。戦闘時もあの負荷だとキツいな…」
「アナタ大丈夫?気分が悪いなら無理せずログアウトした方が良いわよ?」
「いや、大丈夫だ」
「そう、それなら行っちゃいなさい!」
「ホワイトグリント出る!」
発進の台詞とともにカタパルトが起動。凄まじいGが一瞬身体に負荷を掛ける。
「グッ!!」
カタパルトから得た運動エネルギーを加速に活かしながらブースターを起動し空を飛ぶ。
「機体の操作は問題無さそうね、どう?自分の機体をを動かすのは」
「ハラショーッ‼最高だ。」
「楽しそうで何よりだわ。前にドーム状のものが見えるでしょ?アレはバトルフィールドの境界よ。あれを越えればバトルスタート。思う存分暴れちゃいなさい」
「元よりそのつもりだ」
空中で加速しながらオーバードブーストを起動。凄まじい頭痛とカタパルト以上のGが襲うがそれを無視。武装をコジマミサイルに変更。
網膜投影されたディスプレイに3機の敵が写る。
「アレが今回の敵よ。全部倒せばミッションクリア」
対象をロック。
エネルギー残量とKPを確認。
残量に問題は無し。
QBを起動、タイミングを合わせコジマミサイルを発射。
―加速撃ちそう呼ばれた技術によって放たれたミサイルは3機編隊の真ん中に命中。深刻な汚染を引き起こす粒子を撒き散らしながら、その高い威力で全てを焼き尽くした。
「一撃なんてやるわね!それでミッションクリアよ、後は報酬を貰って―」
「いや、まだだ」
そう言って横にQBを吹かし、飛来する弾丸を躱す。
「なにぃ!躱しただと!」
そうして目の前に現われる一機のモビルスーツ。
「初心者狩り!まさか来るなんて…。今からそっちへ向かうわ!それまで耐えて!」
「浅はかだな…、誰が負けるというのだ?」
「でも、アナタ…」
「雑魚が!大人しく死に腐れ!」
モビルスーツが手に持ったライフルからビーム弾を発射するのに合わせ、視界から消えるように多段QBで回避をする。
「なっ!消えた!いや、後ろか!」
「遅い」
左腕に装備された、専用ブレード07-MOONLIGHTがビームサーベルを取り出す前に敵を真っ二つに切り裂く。
「なによ、その機動…、それに腕の武器…、本当にガンプラなの…」
(これは確かめてみる必要がありそうね)
そう小さく呟いてマギーは端末を取り出した。
ヒロインはELダイバーで決まりっぽいですね。
ELダイバーのヒロインは登場するのが先になりますが、何のキャラにするかは決めてあります。勿論アーマード・コアのキャラから。
ちなみにイチャラブと言う感じでなく、パートナーと言った感じになります。
戦闘シーン…上手くかけてないね。
良ければ評価諸々お願いします。
この作品に関する質問とか受け付けてるので、設定とか知りたければネタバレにならない低土で答えます。
ヒロインいるかい??
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いる!(ELダイバー)
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いる!(普通に生きてる人)
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いらん!