大本営の資料室   作:114

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どうぞ



File15.特殊能力持ちは主人公の特権

「…………」

 

 

 

糸目の優男が新人士官に問いかける

 

 

「…どやった?」

 

 

問いかけられた彼女は自身の太ももの上に開かれたファイルから視線を上げる

 

 

 

「……あー…あっ!…ま、まっつん先輩…?」

 

 

「ほれ、よだれよだれ」

 

 

松井から渡されたハンカチを受け取り、山田は口元を恥ずかしそうに拭く

 

 

「しゅ、すいません…」

 

 

 

「ん?…読み終わったのか…」

 

 

窓際に置いた椅子に座り、別のファイルを見ていた田中も気づき、読んでいたファイルを閉じる

 

 

「…あ…」

 

 

田中の背後に見える窓から外を見ると外は既に日が落ちていた

 

 

「…あー…またこんな時間まで読んでたんですね…私…」

 

 

山田は自嘲気味に笑い、肩を落とす

そんな山田の肩を笑顔でぽんぽんと叩く松井

 

 

 

「そんだけ集中できるんは凄いことやで?気にせんでええで!」

 

 

 

「…あはは…ありがとうございます」

 

 

 

「…で?何を…いや、どうだった?山田」

 

 

真っ黒なラベルの缶コーヒーの蓋を開けた田中はソファーに座る山田の隣のにどかりと座る

 

 

 

「…うう…ここの資料室の報告書って、大隅の件もそうですけど…こういった内容ばかりなんですか?…」

 

 

「…ん?…まぁ…」

 

 

「そりゃ…ねぇ?」

 

 

 

 

田中と松井は少し困ったようにお互い目を合わせる

 

 

「…吹雪さん…可哀想です…」

 

 

「…吹雪がやった事を考えりゃあ病院にぶち込まれるだけで済むなんていい方だと思うけどな?」

 

 

「…え…あ…はい…いや…そうじゃ…」

 

 

 

 

見当違い、といった田中の答えに対して山田は一瞬たじろいだが、少し考えて

 

 

「…えーと…この後…若狭基地はどうなったんですか?」

 

 

「…」

 

 

うやむやな返答をし、新たな質問をする山田をじっと見る松井

 

 

ぽん、と自身のふとももを叩き

 

「…せやな…少佐は入院から3週間後に無事退院…と同時に吹雪ちゃんが特院へ強制入院…結局AN作戦開始時期に少佐の治療は間に合わんかったみたいで、能登の提督が若狭と能登を率いて作戦に参加したんや」

 

 

「全体で見れば作戦は成功…無事千島沖の島にたむろってた敵艦隊を撃滅!…せやけど連合に参加した中国の青島艦隊はほぼ壊滅、日本の北陸艦隊も大打撃を受けたって訳や」

 

 

 

「…大打撃…」

 

 

「艦隊後方で砲撃をしとったロシア艦隊はほぼ無傷やったけど…前線で戦ってた中国艦隊と日本の北陸艦隊はそうはいかんかったっちゅー事やな…艦娘も何十人と沈んだみたいやね」

 

 

 

松井の説明に山田は恐る恐る質問する

 

 

「…その…若狭基地の艦娘達も…?」

 

 

 

「…せや。そのファイルに載っとる艦娘達では浦風をはじめ出撃メンバーの駆逐艦は全滅…阿賀野や加賀、霧島も沈んだみたいやで…それに前線で指揮しとった能登の提督さんも深海棲艦の攻撃で亡くなったみたいやな」

 

 

 

「…そんな…」

 

 

 

山田は手を顎に付け何かを考える

その仕草は探偵が謎を解くときのように

 

 

「…響…さんは…どうなったんですか?」

 

 

 

「…響?…駆逐艦の?」

 

 

「はい」

 

 

 

松井と田中は再度お互い目を合わせ、今度は首を傾げる

 

 

「…なぁ山田ちゃん…山田ちゃんは…そのファイルの何を見たんや?」

 

 

 

「…え?…あ…」

 

 

まずい、またやってしまった

 

そう思い山田は両手で口を隠す

 

 

 

「…別に怒りゃしねぇよ…なぁ、俺らに教えてくれねぇか?」

 

 

「……」

 

 

「…気持ち悪がりませんか?」

 

 

山田は涙目になり田中と松井に問いかける

 

 

「当たり前だろ」

「当然やで」

 

 

 

「……あの…実は…」

 

 

 

「…私…本の中の記憶が視えるんです…」

 

 

 

 

◇  ◇  ◇  ◇  ◇

 

 

 

 

それから山田は大隅、武藤中佐案件ファイル、そして今日見た若狭の案件ファイルを開いたことで自身が体験したことを話した

 

 

 

「…にわかには信じられねぇが…」

 

 

「…せやけどファイルに載っとらん事実も知りおった」

 

 

 

「……」

 

 

 

田中と松井は山田から話されたことを真剣に考え、山田は恥ずかしそうに、申し訳無さそうに小さくなる

 

 

「つまりあれか…シンデレラの絵本を見りゃあシンデレラの世界を視れるって事か」

 

 

 

「いえ…シンデレラの絵本を描いてる作者の姿が視えます…多分」

 

 

「…あー…そういう感じなんや」

 

 

「…大隅も若狭も…お前にはひでえもん視せちまったって事か…悪い…」

 

 

田中は山田に謝罪するが山田は両手をわたわたと動かし

 

 

「いえいえ!…むしろ貴重な経験です!」

 

 

 

 

「まぁ、アレやな…山田ちゃんの能力もそうやけど……」

 

 

 

「…賠償艦……いや、ただの人身売買か…」

 

 

 

松井の言葉にそう続けた田中は立ち上がり、部屋を出ていこうとする

 

 

「タナちゃーん?どこ行くねんな?」

 

 

「…北陸支部に決まってんだろ」

 

 

 

「アホ、何言うとんねん…止めや」

 

 

 

拳を震わす田中は我慢できずに扉横の壁を殴る

 

 

「…クソがっ!…んな馬鹿な事させていいわけねぇだろうが!」

 

 

 

「ほれほれ…アメちゃんあげるから落ち着いてや」

 

 

松井はポケットから飴の袋を取り出し田中に差し出す

 

 

「……飴なんて舐めてられ「あまぁいアメちゃんやで」

 

 

 

「…ありがと」

 

 

素直に松井からの甘いアメを奪い、口の中に放り込む田中

 

 

「ほれ、山田ちゃんも」

 

 

 

「…ゔ…苦いやつですか…?」

 

 

「飴やで」

 

 

 

「辛いんですか?」

 

 

「…飴やで」

 

 

 

渋々山田は松井からのアメちゃんを受け取る

 

 

 

「んで?…さっき山田ちゃんが言っとった…吹雪ちゃんが可哀想って…なんの事や?」

 

 

 

口の中に入れたアメちゃんをころころと転がす山田

 

その味はなんとも言えない、切ない味だった

 

 

甘くもなく、苦くもない…フルーツでもミントでもない不可思議な味

 

しかし遠い昔…山田が幼少期の頃に口に入れた事がある気がする…

 

 

 

しかしたった今松井から問われた事で頭の中をクリーンにさせる

 

 

 

「…あ…ええと…そうですね…多分ですけど…吹雪さんは壊れていた、狂っていた訳ではないと…思います…多分」

 

 

松井にそう返す山田

しかし自信満々といったわけではなく、あくまで予想の段階

 

 

山田の返答に松井はほぉ?と返すと今度は田中が話に乗ってくる

 

 

 

「どういうことだ?」

 

 

 

「…なんというか…意識と心が分かれていたというか…吹雪さんの意識の中ではこうしよう、若狭を良くしようと考え、行動しようとしてたのに心ではその行動をセーブするべきラインが引かれてなくて…」

 

 

人は行動する時、誰かに迷惑をかけないように、傷付けないように、ある程度節度を持った行動をする

 

 

それが"普通"だからだ

 

 

「田中先輩も…歌の練習したいからって真夜中の住宅街のど真ん中で窓開けて大声で歌わないですよね?」

 

 

「…そりゃ…んなことしたら近所に迷惑かけるからな」

 

 

「吹雪さんにはそれが無いんです。歌を上手くするためなら他人を気にしないで大声で何度も歌う。廻りがどうなろうが歌の事だけを考えて行動するんです」

 

 

 

 

「…吹雪ちゃんは悪意無く、端にやりすぎたっちゅうことか?」

 

 

「…やりすぎってレベルかよ…それで人殺してるんだからまるでサイコパスだな…」

 

 

 

「…ん?…サイコパス…?」

 

 

 

田中は自分の発した言葉にピンと来たのか

 

山田の太ももに乗せられたままの若狭のファイルを奪い、すぐにぱらぱらとページを捲る

 

 

 

「ちょっ…セクハラですか!?」

 

 

 

「うるせっ!」

 

 

 

「………」

 

 

 

何かに気づいた田中は松井に向かって「なあ」と問いかける

 

 

「…この吹雪って…確か船下ろしされた元人間だよな?…そいつ…どこの誰なんだ?」

 

 

 

「…んー…実のところ…そういった情報は無いんや…不思議なことになぁ」

 

 

 

「…山田…吹雪の本名…人間だった頃の情報は見えなかったか?」

 

 

 

 

「あ…ええと…えーと……」

 

 

山田は目を瞑り、自身の記憶の中を探る

 

 

頭の中、記憶の奥深くにいる大勢の声をかき分ける

 

そして1つの声を引き当てるとその声は途切れつつ辛うじて繋がった無線のような声だった

 

誰かに向けて、怒気を含むその声を山田は掴んだ

 

 

 

「…ま…ゆみ…」

 

 

「…そう、うん…真由美さんって…言ってました」

 

 

松井と田中の表情がぴしりと変わる

 

 

「…まっつん…」

 

 

「…はいよ」

 

 

 

田中はそのまま缶コーヒーの中身を飲み干し、ファイルを閉じる。

松井は携帯電話を取り出しどこかに掛ける

 

 

 

山田だけ何故か取り残されたようにソファに座る   

 

 

「あぁ、どうも松井です。はい、東海支部の……ええ、ええ…お久しぶりです…」

 

 

(関西弁じゃない…!)

 

 

携帯電話で誰かと話しながら資料室を出ていく松井を目で追いながらそう思う山田だった

 

 

 

「…あの…まっつん先輩は…?」

 

 

 

「…ああ…多分北陸支部に電話かけてんだろ…」

 

 

 

「…なんで…」

 

 

「…吹雪を船下ろしした人間な…今までなんの情報もなかったんだよ…どこの誰で、どういった経緯で船下ろしをしたか…な」

 

 

「…え、そんな感じなんですか?船下ろしされるのって…」 

 

 

 

「いや…普通は記録に残すさ…だが若狭の吹雪はアレだ…井ノ上少将と少なからず繋がってたみたいだからな……人身売買の証拠を残さない為に井ノ上少将が情報をいじったんだろ…」

 

 

 

田中が説明を終えると松井が資料室に戻ってくる    

 

 

「…タナちゃんビンゴや!…北陸の特院には4人マユミって名前の娘がいるみたいや…更にそん中でも一人だけ何故か詳しい個人データが無い娘がおる」

 

 

 

「…そいつが吹雪か…」

 

 

「…確認したら本人は記憶喪失で入院してる事になってたわ」

 

 

「…ハッ…なんだそれ…なんで記憶喪失で名前が解ってんだって話だっつの…」

  

 

 

「……えぇと…どうするんですか?」

 

 

 

置いてけぼりを食らっている山田に田中が空になった缶コーヒーを握りつぶそうとする

 

 

 

「海軍の…いや、井ノ上の不正を暴くチャンスだ。吹雪から井ノ上の話を聞く」

 

 

「んでもってファイルにも追加でまとめる…まぁ井ノ上少将の件レベルやとこのファイルは第4やなく第1資料室行きやろうけどな」

 

 

「…うへぇ…」

 

 

 

…結構凄い事を知ってしまったのか…

山田はそう思うしかなかった

 

 

 

「ほんなら…特院は僕が行くわ」

 

 

「…良いのか?」

 

 

へらへらとそう話す松井に対して田中の表情は優れない

 

 

「…こーゆーのは准将の仕事やで…特院への監査…いや、この場合視察か…ま、そーゆー事にするわ」

 

 

「…悪い」

 

 

特務とはいえ田中は中尉

本来上官である准将の松井とは動ける範囲も動かせられる人員の桁が違う

 

 

 

「んじゃ…僕は出発の準備するからもう上がるわ。お先~」

 

 

 

 

◇  ◇  ◇  ◇  ◇

 

 

 

 

時刻は20時を回る頃

松井が資料室を出て行きしばらくたっていた

 

 

田中は相変わらず缶コーヒーを飲み、煙草をふかしながらファイルとにらみ合いをし、山田はソファーでそんな田中の姿を見ている

 

 

「…なぁ山田」

 

 

「…え?あ、はい!」

 

田中はファイルから視線を外さずに山田の名を呼ぶ

 

 

 

「……まぁ、なんだ…1つ謎が解けた……ありがとうな」

 

 

 

「ぅええっ!…なんですか急に!?」

 

 

「んまぁアレだ…なんだかんだで俺もまっつんも若狭のファイルを読む度にもやもやしてたからな…お前のお陰で…うん……って、なんだよその顔」

 

 

田中がちらりと山田を見ると、山田はにやけ顔で田中を見ている

 

 

「いやぁ…なんか田中先輩イメージと違うなぁって…ふふ」

 

 

 

「…ふん…それよりお前…本の記憶が見えるっつったけどよ……大丈夫なのか?」

 

 

「…何がです?」

 

 

「いや…お前ここのファイルのせいでキツイ場面ばっか見てたわけだろ?…これから先、ここでやってくなら同じようなモン…いや、もっとドぎついモン見ることになるんだぞ?」

 

 

「…なんなら俺からジジイに頼んでお前を他の担当に…」

 

 

 

「大丈夫ですよ」

 

 

山田の即答にタバコを吸う手を止める田中

 

 

 

「…田中先輩もまっつん先輩も…本の記憶を見れるって言った私を信じてくれて…気持ち悪がることも無かったですし…田中先輩なんて心配してくれましたし…」

 

 

「……」

 

 

山田がそう言うと田中は顔を隠すようにファイルを開き

 

 

「…山田…もうお前上がれ…さっさと飯食って寮戻って寝ろ」

 

 

 

「…え、でも「上がれ。命令だ」

 

 

 

田中はそれ以上何も言わなかった

 

山田はソファーから立ち上がり、持ってきたリュックサックを背負うと資料室扉前へ立つ

 

 

「…お疲れさまでした!お先に失礼します!」

 

 

 

「…おう」

 

 

「田中先輩!」

 

 

 

「むあ?…なんだよ」

 

 

突然の呼び掛けに間抜けな返事をしてしまう田中

 

 

 

「明日からも!よろしくお願いしますね!」

 

 

山田は笑顔で田中にそう挨拶すると、扉を開け資料室を出ていく

 

 

「…ふん」

 

 

そう鼻で笑うと、手に持っていたファイルを机に置き、咥えていたタバコを灰皿に押し付け火を消す

 

 

 

「…明日からも…か」

 

 

 

 

 

こうして山田少尉着任2日目の業務は終了した

 

 

 

 

 

◇  ◇  ◇  ◇  ◇

 

 

 

 

 

 

自動販売機の並ぶ大本営、本館喫煙所

 

 

そのベンチには二人の影が並んでいた

 

松井准将、そして加藤少将だ

 

 

 

「…ほぉ…北陸の特院へ?」

 

 

「…ええ…行くなら今しかないと思いまして…」

 

 

松井は第4資料室を出た後、加藤の元へ来ていた

 

 

誰も気づくことができなかった若狭案件での吹雪の正体に近づける、そうすれば井ノ上の悪行の尻尾を掴む事ができる可能性がある

 

 

そう睨んだ松井は上官である加藤に自身が特院へ出向き、船下ろしをされた女性と会って話をする許可を貰えるよう頼みに来ていたのだ

 

 

 

「うん、わかりました。大将達と元帥には私から話しておきましょう」

 

 

「それにしても…若狭ですか…」

 

 

「…はい」

 

 

 

何かを思い出したように加藤は喫煙所の入り口をちらりと見る

 

 

「いや、なに…丁度若狭の提督さんが先週からロシアの方に行っててね…面白い偶然だなと思いましてね」

 

 

「…ロシアに、ですか?」

 

 

釣られて松井も喫煙所入り口の方を見るが誰もいない

 

それもそのはず

 

20時を過ぎて、将校達の私室から離れた本館の喫煙所に来る将校はいなく、来るのは定期的に灰皿を交換する掃除夫と加藤少将ぐらいである

 

 

 

「なんでもロシアとの合同演習に力を注いでるとかで…」 

 

 

「…そうですか…」

 

 

 

松井は山田から聞いた若狭の事を思い出す

そして考えをよぎったのは

 

 

 

(…響探し…か…)

 

 

しかしあえて響の事は言わずに

 

 

 

「…夜遅くに失礼しました…わざわざありがとうございます…それと…」

 

 

 

 

それと…

 

そこで切ったが松井は迷う

 

 

 

大隅警備府で加藤が軽巡川内を引き取った事

そして、山田の本の記憶を見れる能力の事

 

 

 

「…それと?」

 

 

 

「…いえ……言い間違いでした」

 

 

松井は話すべきか少し迷ったが、響の事と同じく今は言わない方が得策だろうと結論付け、いつもの関西弁ではなく標準語りで愛想良く微笑む

 

 

「…それでは、私はこれで失礼します」

 

 

松井は加藤にそう挨拶をするとベンチから立ち上がり喫煙所の扉に手を掛ける

 

 

「…松井准将」

 

 

 

加藤が名を呼ぶと、ピクリと動きの止まる松井

 

 

「…なんでしょう」

 

 

 

口から煙を吐いた加藤はタバコの先端の灰をポツポツと灰皿に落とし

 

 

「…山田少尉は…大丈夫そうかな?」

 

 

 

 

「…」

 

 

 

「…ええ勿論。彼女の働きで私も田中中尉も良い刺激を頂いてます…それでは失礼します」

 

 

「うん」

 

 

 

 

喫煙所で一人になる加藤

 

 

残り僅かな長さとなったタバコを口に付け煙を吸い込む

 

 

「…ふぅーーー…やっぱり…やめられないんだよねぇ…」

 

 

 

美味しそうに吸った煙を吐いた加藤は一人呟いた

 

 

 

 

 

 




次回、若狭案件の後日談になります
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