大本営の資料室   作:114

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はい、例の鎮守府の艦娘達のお話になります。
短いです


File40.映写機

「…なんてこった…」

 

 

 

スクリーンのある大部屋にて、映写機から出ていると思われる光が落ちて部屋の照明が明るくなる

 

横須賀鎮守府の映像を見終わった数名の艦娘達。その中で摩耶は座席に座ったまま腕を組んで眉間にしわを寄せて唸る

 

 

「どうしたんだ?摩耶さん?」

 

 

そんな摩耶の隣の席に座っていた嵐は椅子から身を乗り出し、心配そうに摩耶に問う

 

 

「ん?…いや…まさか横須賀の坊っちゃんがこんな野郎だったとはな、ってな…」

 

 

 

「…摩耶、彼を知ってるのデスか?」

 

 

席を立ち上がり、大部屋を出て行こうとしていた金剛は赤松提督を知ってる風にしている摩耶に問う

 

 

「…ああ…直接会ったことはないけど…アタシ達の時代では結構どこの鎮守府からも注目されてた提督だよ。戦果をバリバリ挙げててさ…それがこんな人体実験してたなんて…なーんかショックだなってさ…」

 

 

「…っつかアタシらそんな時代変わんないだろ?…二人共知らなかったのかよ…」

 

 

呆れ半分に金剛と嵐に説明する摩耶

摩耶を挟んで嵐とは逆側に座るゴーヤは寝息をたてている

 

 

「…へぇ…」

「んー…私は知らないデース」

 

 

嵐はあまり興味なさそうに、金剛も自身の記憶を巡らせるがピンとは来ていない様子だった

 

 

そこへひょっこりと朝潮が顔を覗かせる

 

 

「…しかしながら加来中将…随分久々にお顔を拝見した気がします」

 

 

「…あっと…えぇと…伊豆だっけ?…朝潮は加来中将と面識あんのか?」

 

 

摩耶が返答すると、朝潮は頬に手を当て、考えながら答える

 

 

「…ええと…そう、ですね。いつだったかは覚えていませんが、私の司令官…源中将は元々加来中将から航空戦隊運用の教えを受けていたので、着任当初は何度かお会いしたことがありました…」

 

 

「…そうだったのか…」

 

 

かつての上官の意外な過去を聞いた嵐は驚き、そう零す

 

 

「ええ、嵐が着任するずっと前でしたから…なんと言っても加来中将の凄い所はその「ひゃっ!!」

 

 

朝潮は続けて自慢げに加来の事を説明しようとすると、大部屋の上方部、映写機があると思われる小部屋の方から声が聞こえ、大部屋にいた艦娘達は一斉に小部屋の方へ視線を向ける

 

 

「…今のは?」

 

「…行ってみるデース…」

 

 

 

◇  ◇  ◇  ◇  ◇

 

 

 

大部屋の後方隅部にある狭い階段を登り、金剛が映写機のある小部屋の扉をそっと開ける

 

 

「……んー…?…あ」

 

 

扉を少し開け、隙間から小部屋を覗くと、スクリーンのある方の壁側に小さな小窓がついており、その前には古めかしい映写機が置かれていた

 

そして壁側の棚にはいくつもの大皿サイズのフィルムが並べられており、その足元、床には人が倒れているのか、誰かの脚が見える

 

 

「…足なのです…」

 

「…見たところ男性ではないデスね…」

 

電と金剛の天然な会話を無視して摩耶とゴーヤも隙間から覗く

 

 

「…艦娘?…誰だ?」

 

「…駆逐艦かな?」

 

 

小部屋の扉の前で中を覗く四人の声が聞こえたのか、倒れていたと思われる誰かの脚がぴくりと動く

 

 

意を決した金剛が小部屋の扉を開ける

 

 

 

「…いたた…ここは…?」

 

 

白く、長い髪の少女が腰を擦りながらそう呟いて起き上がっていた   

 

 

 

「…あ、貴女は…?」

 

 

驚きつつも、金剛が白髪の少女に声をかける

少女は金剛の声に反応して、声のした方…小部屋の入り口扉の方に視線を向ける

 

 

「……貴女は…金剛型の?」

 

 

「え、ええ…そうデス…貴女もしかして…暁「響ちゃん!?」ぐぇえっ!」

 

 

小部屋の入り口にいた金剛を押しのけて入ってきたのは電だった

 

押しのけられた金剛は電スペシャルを腰に食らい倒れ込む

 

 

 

「…!?…電…?もしかして君は電かっぅあぅあぅあっ!」

 

 

白髪の少女は目を白黒させて問おうとするが、電に熱いハグをされ激しく揺らされる

 

 

「ちょ…脳が…揺れる」

 

 

「…えっ!あっ…ご、ごめんなさい!…なのです」

 

 

電は自分のしてしまった事に気づき、すぐに響から離れる

 

そして改めて問う

 

 

「…若狭基地の…響ちゃん…ですよね?」

 

 

「…うっぷ……ああ…若狭基地…第二遠征隊。駆逐艦響…だよ」

 

 

 

少しだけ酔った白髪の少女はそう答えた

 

 

 

 

◇  ◇  ◇  ◇  ◇

 

 

 

談話室 昼

 

 

談話室のソファーでうつ伏せになる金剛

彼女のその腰を白雪が氷水の入ったビニール袋を当てている

 

 

 

「…冷たいですか?」

「気持ちいいデース」

 

 

 

そして片方のソファーでは新入りへの説明が既に終わっていた

 

 

「…なるほど」

 

 

朝潮、摩耶、嵐、電、ゴーヤで響に現在の状況の説明をすると、彼女は一言そう締めた

 

 

 

「…なんだ…なんかわかったのか?」

 

 

一言で締めた響がなにか掴んだのかと思い、そう問いかける摩耶

 

 

「…いや、何もわかっていない事がわかった…ということかな」

 

 

響は静かにそう返答する

そして立ち上がり、僅かに窓に映る自分の姿をまじまじと見つめる

 

 

「…でも不思議なものだね…少なくともここに来るまでは私はもう少し背も高かったと思うけれど…」

 

 

響が若狭時代にロシアへ売られたのが凡そ10年前

 

それからは僅かながら身長も身体つきも成長していたが、ここで目が覚めると当時の若狭時代の姿へと戻っていたのだ

 

 

 

「…黒の組織の薬でも飲んだかな…」

 

 

 

「…黒?なんだそりゃあ」

 

 

響のジョークに嵐が反応するが、これを華麗にスルー

 

 

「…さっき響が目を覚ました映写機のある小部屋に置いてあったフィルムが気になるんだけど…」

 

 

摩耶が電達に一言提案する

 

「あ!そうですね…というか、まさかあんな小部屋があったなんて気が付かなかったのです…」

 

 

「……デース」

 

 

うつ伏せになる金剛とそれに付き添う白雪を置いて一同は映写機のある小部屋へと向かう

 

 

 

◇  ◇  ◇  ◇  ◇

 

 

 

小部屋にたどり着いた一同は棚に並べられたフィルムを一つ一つ確認していく

 

すると確認できるだけで7本、テープにタイトルが書かれたフィルムを発見したが、それ以外のフィルムのタイトルは白紙になっていた

 

 

摩耶がフィルムを2つ手に持ち見比べる

 

 

「…昭和92年、大隅警備府…こっちは93年…第三航空…伊豆か?」

 

 

 

摩耶の持つフィルムを見て電もフィルムを持って白紙テープの部分を見つめる

 

 

「…電達の見た鎮守府のフィルムのようですね…なぜこんな物が…」

 

 

電の持っていたフィルムをゴーヤが覗き込む   

 

 

 

「誰かが映写機にセットして映像を流してたのかなぁ?」

 

 

「…映像…流してみるか?」

 

 

タイトルの書かれていないフィルムを持った摩耶が電達に提案する

 

 

「…もしかしたらまだ見てない記録も見えるかもしれないだ「多分それは無理じゃないかな」

 

 

しかし摩耶の言葉を遮り響がそう呟くと、摩耶が反論

 

「…はぁ?なんでンな事わかんだよ」

 

 

摩耶の問いに響は涼しい顔で答える 

 

 

「…多分…こういう物は時間や、一定の条件を得ると共に見れるものが増えていくんだと思う…絶対とは言えないけどもね」

 

 

「…そーゆーもんなのか?」

 

 

 

「…これでも艦娘としては長生きな方でね…映像や書籍で色々と知識を培ったものだよ」

 

 

目の前の響は柔らかい笑顔を摩耶に向ける

 

 

「…なんか…なんとなく説得力のある言葉だな…」

 

 

 

摩耶が納得していると、嵐が大隅のタイトルが書かれたフィルムを持ち上げ

 

 

 

「…でもこれって上手く流せれば、電達の当時の記録が見れるってことだよな…ちょっと興味あるかも…」

 

 

「…えー…」

 

 

電はなんとも言えない表情で、目を泳がせながら嵐に返す

 

 

「あ、ごめん…見られるのいやだったか?」

 

 

「いえ…そうではないのですが………はい…」

 

 

 

「電達は俺達の記録も見たんだろ?なら別にいいじゃん」

 

 

嵐はケラケラと笑いながら大隅のフィルムを映写機にセットしようとする

 

電は摩耶に視線を向ける

 

 

 

「…ま、どうせ今はどうも出来ることないし…時間もあるからな…それに皆の記録を見ればここに来た理由もわかるかもしれない…」

 

 

 

「あー…そう、かもしれませんが…後悔しないでくださいね?」

 

 

「…え?」

 

 

 

 

◇  ◇  ◇  ◇  ◇

 

 

 

 

その後、腰が復活した金剛達を含めて、タイトルの表記されているフィルム上映会がスクリーンのある大部屋で始まった

 

 

なお、映写機操作は上映されている鎮守府の艦娘が行う事となった

 

 

 

 

 

映写機のある小部屋

 

 

 

「…うう…なんだか恥ずかしいのです…」

 

 

カラカラとフィルムを回しながら映写機にセットする電は相方の金剛にそう零す

 

 

「…の割にはなんか映写機の操作が手慣れてる感じがしマスね…電ちゃん」

 

 

そう言って金剛は配電盤のスイッチを操作し、座席フロアの照明をゆっくり落とし

 

 

『ブーーーーーーー』

 

 

 

 

ブザーを鳴らす

 

 

 

 

座席に座るは右から嵐、摩耶、ゴーヤ、朝潮、白雪

 

…そして響

 

何も知らない座席組は皆スクリーンにライトが当てられるとこころなしかワクワクといった表情になる

 

 

(…映画…なんだか久しぶりだな…)

 

 

そんな中、ロシアの映画館で観た映画の事を思い出す響

 

 

(…もう…あの国に居なくていいと考えると……うん…)

 

 

しかしそんな響の脳裏に一人の少女の姿が一瞬だけ映る…

 

ロシアで自身を包丁で刺した少女の事が

 

 

 

(…浦波…)

 

 

 

真っ白なスクリーンに数字が映され、カウントダウンが始まる

 

 

 

5

 

 

 

「楽しみだね!摩耶さん!」

 

「ん?…ああ…そうだな」

 

 

 

4

 

 

「…ここからでも結構見えるんデスね」

 

「そうですね…うう、恥ずかしいのです…」

 

 

 

3

 

 

 

「あ、白雪さん…足当たりましか?ごめんなさい」

 

「あ、いえ…大丈夫ですよ」

 

 

 

2

 

 

 

「おい嵐…あんまりくっつくなよ…」

 

「あ、ごめ…いや…暗いのなんか怖くて…」

 

 

 

1

 

 

 

 

 

◇  ◇  ◇  ◇  ◇

 

 

 

 

 

◇  ◇  ◇  ◇

 

 

 

 

 

 

大隅警備府案件、そして武藤D級案件上映後

 

 

 

 

「…電ちゃん…」

 

 

座席フロアの照明が点き、カタカタとフィルムがから回る音を映写機がたてる中、小窓からスクリーンを見ていた金剛は隣で同じく小窓からスクリーンに顔を向けている電に声をかける

 

 

「…なんでしょう…」

 

 

 

電も金剛に視線を向けることなく返事をする

 

 

「…ハグしても良いデスか?」

 

 

「…お断りなのです」

 

 

「…ちゅっちゅしても良いデ「死ねなのです」

 

 

金剛はガックリと肩を落とし

 

 

「…ぐす…テイトクー…会いたいデス…」

 

 

スクリーンに映された愛する提督の姿を見て感極まったのか、じんわりと涙の溢れる眼をぐしぐしと袖で擦る金剛に何も言わずにハンカチを差し出す電

 

 

 

◇  ◇  ◇  ◇  ◇

 

 

 

座席フロア

 

 

「……初っ端からドギツいんだけど…」

 

 

上映が終わり、少し疲れた表情で座席に深く腰掛け呟く摩耶

 

 

「…橋本提督に会いたいでち…」

 

「…水野司令…」

 

 

涙目になってかつての我が提督の姿を思い出すゴーヤと、自分を救ってくれた提督に最期の最期まで会うことが叶わなかった嵐も顔を俯かせる

 

 

 

「…」

「…」

 

 

白雪は大隅の提督を若き日の松井に、朝潮も源に置き変えて色々と考えてしまったようで、なんとも言えない表情になる

 

 

 

そんな下がった空気の中、小部屋から降りてきた金剛と電が皆と合流する

 

 

 

「ヘーイ…私達の体験した事は以上デス」

 

「…まさか電達がいなくなったあとにあんな事が起きてるとは思わなかったのです「電っ!」…あっ…え?」

 

 

 

電の前に立った嵐が金剛と電に頭を下げる

 

 

「ごめん!…俺…何も知らないで…軽い感じで興味あるなんて馬鹿なこと言って…金剛さんや…電の気持ちも考えずに……ごめんっ!」

 

 

涙を流しながら金剛達に謝る嵐

そんな嵐の姿を見て顔を見合わせる金剛と電

 

 

金剛はふふ、と笑って嵐の頭にぽん、と手を乗せる

 

 

「大丈夫デスよ。嵐…全然ノープロブレンッ!」

 

 

「そうですよ。寧ろ電たちの事を知ってもらう良い機会になったのです…顔を上げてください?」

 

 

電も優しく笑いながら、両手で嵐のほっぺたをむにむにと触る

 

 

「…う、うう…ごみぇんなしゃい…」

 

 

 

電達の言葉で緊張していた場の空気は和らげられる

 

そこへ響が座席を立ち上がる

 

 

 

「…それじゃあ、次は私だね…みんな、トイレは良いかな?」

 

 

 

 

◇  ◇  ◇  ◇  ◇

 

 

 

映写機のある小部屋、今度は若狭基地の響が電に教えられ、映写機にフィルムをセットする

 

 

 

「…手伝ってくれてありがとう、電」

 

 

「いえいえ…気にしないでくださいなのです」

 

 

響の映写機操作の手伝いをする電が笑顔でそう返す

 

 

「…」

 

 

響は思う

 

 

どうも"こちら"に来てから電からの視線を感じるな、と

 

 

「……電?…何か気になるかい?」

 

 

「…え…あ…そ、その…じっと見ちゃってごめんなさいなのです…」

 

 

「…まぁ、構わないけども…」

 

 

フィルムを映写機にセットし終わる響

 

 

 

「…電以外の暁型は…会うのが初めてなので…」

 

 

もじもじとしながら、電はぼそぼそとそう喋る

 

 

「…そういえば、大隅には……電がいた頃には暁型の艦娘は見なかったね…後に雷が就いていたみたいだけど」

 

 

「…」

 

 

 

響は座席フロアの照明を落し、ふふ、と笑いながら電の方へ振り向く

 

 

「…気を使わなくて良いよ…私も…これでも姉妹艦の電と出逢えて気分がいいんだ…気軽に話しかけてほしい」

 

 

響が優しい声でそう言うと、電はぱあっと明るくなる

 

 

「は、はいっ!響ちゃん!」

 

 

 

 

◇  ◇  ◇  ◇  ◇

 

 

 

 

 

◇  ◇  ◇  ◇

 

 

 

 

「…」

 

 

若狭案件の上映が終わると、一同は言葉を失う

 

 

 

「……ぎるだろ…」

 

 

そんな空気の中、摩耶が呟く

 

 

「ドギツすぎるだろ!?なんだよ!大隅とは違うベクトルでキッツいぞこれ!」

 

 

摩耶は座席から立ち上がり、小部屋にいるであろう響に向かって叫ぶ

 

対する響は上の階の小窓から摩耶に向かってひらひらと手を振る

 

 

 

「…私としては…井ノ上や吹雪がどうなろうと知ったことではないが…」

 

 

 

映写機の電源を落とした響はそう呟き、手を自分の胸に当て、少しだけ安堵する

 

 

(…司令官が…私を捨てた訳じゃないと知れたから…私は満足かな……)

 

 

「…」

 

 

響がそう思っていると、電が響の背に抱きついてきた

 

 

「…電?…」

 

 

「…う…うぅ…ひ、響ちゃん…っ!」

 

 

ふぅ、と背中から抱きしめられた響は息を吐く

 

 

「…私は大丈夫だよ…この十年…知りたかったことをちゃんと知る事ができた…大丈夫…」

 

 

「ごめん、なさい…なのです…けど…生きててくれて良かったです」

 

 

電は鼻をすすりながらそう小さく呟く

 

 

 

「…やっぱり…電は優しいね…ほぼ初対面の私の為に泣いてくれるなんて…」

 

 

抱きしめる電の手に触れる響は優しく笑う

 

 

 

「んなーっ!!電ちゃん!私には死ねって言ったのにー!デース!」

 

 

小部屋に上がってきた金剛が涙目でそう叫ぶ

 

 

「あ、ぅあっ…金剛さんっ!?」

 

 

「…?」

 

 

わたわたとしながら響から離れる電、金剛の様子を見て何か気になる響

 

 

「…どうかしたのかい?金剛さん」

 

 

「あっ!そうデス!二人共降りてくるデス!」

 

 

 

 

◇  ◇  ◇  ◇  ◇ 

 

 

 

 

 

響達が座席フロアに降りると、誰も操作してないはずの映写機の光が小部屋の階の穴からスクリーンへと照射されていた

 

 

 

「…なんで…誰が…」

 

 

驚いた響は小部屋を見つめるが、誰かがいるような気配はない

 

 

「…この感じ…」 

 

 

何とも言えない空気に朝潮が呟き、白雪が答える

 

 

「…ですね…次の上映が始まるみたいですね」

 

 

 

大隅や若狭の時のようにスクリーンにカウントが映される

 

 

 

「…おいおい…豪華三本立てかよ…」

 

 

 

少しだけ疲れた表情の嵐が呟くも、カウントダウンの終わったスクリーンには大海原が映し出され、一方で小部屋の中でスクリーンに投映させている映写機にセットされたフィルムの空白だったテープにはうっすらと文字が浮かび上がる

 

 

 

"昭和97年、佐渡海上防衛基地"、と…

 

 

 

 

 

 

 




はい、次のお話では頂いたリクエスト第3弾、反乱編となります。

それと思うところがあり、当作品のタグ再編集行いました

ガールズラブタグ外しました
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