Project AC ~不明なユニットが接続されました~ 作:604技術開発隊
○/▽ 晴 時々 爆弾
今日は散々な目に遭った。
前のページの通りファミリーレストラン、通称ファミレス(この学園都市に家族で在住している人間は少ないと言うか居ないだろうが……それでもファミリーレストランだ)に行ったわけだが……
相席……つまり席をシェアすることになったのは別に悪いことではなかったと思う。
何せ一般の私位の年齢の男子的に言わせてみれば相席になった女性三名は美女だったわけで、更に言わせてみればそれは得したってやつだろう。
コーヒーにイタズラされてしまったがそれは特に問題はなく、そこまではよかった。
二杯目のコーヒーを飲むことができなかった。
私は隣の席の少女に突き飛ばされ、コーヒーをぶちまけてしまい、飲み損ねてしまった。
突き飛ばされた理由?簡単だ。
テーブルチャイムが最新型の爆弾だったので、それに気付いた隣の席の少女が私への被害を抑える為に突き飛ばしたのだ。
さて、能力【過剰防衛】(現【正当防衛】)でどうにかして爆弾を吸収し0.06倍のニトロ程度の爆弾に変換したわけだが、そこからが大変だった。
お会計を善意で突き飛ばしたのであろう少女へのお礼を兼ねて相席の分も払い、ささっと走って逃げ、ついでに爆弾を上空に投げた。
爆発に関してニュースになっていたが気にしない。
その後、不良に絡まれた。
多分見ている統括理事長に向けて1と3を選択したことを告げ、指定されている高校に行ってみると編入届けは既に提出されていた。
明日から学校だ。
○/▼ 晴
今日から学校だ
「貴女が先生ですね?」
「そ、そうなのです!(初めて初対面で先生だと信じて貰えた!)」
年齢照合……信じられませんが、結果的には人間にはまだまだ様々な神秘が隠されているわけなのでしょう。
それにしても……女性というのは年齢を重ねれば重ねる程、美しくなるとデータベースにあったような気がするのですが……この女性は……可愛らしい?
HRまで少し時間があったので、少し会話をしました。
「ありがとうございます」
「はい?」
「私、まともに人と会話したことなかったので……貴女みたいな可愛らしい方が始めてて良かった」
これは正直な気持ち
「そ、そうなんですか……て、可愛らしいですか!?私は先生なのですよ!」
「あ……すいません」
確かに先生に対して可愛いは失礼な気もする………しまった……先生との会話が上手いこといって浮かれてしまっていた。
「あ……だ、大丈夫なのですよ」
結果的には少し微妙な空気になってしまい、HRまで時間が進んでしまいました。
まぁ、結果的には編入生紹介も特に滞りなく済んだわけですが。
「ベガ・アルタイルです、レベル5の超能力者ですが皆様と仲良くしたいと思っております」
少々嫌そうな顔もされたが、それは仕方ないかもしれない。
放課後
早速父さ……統括理事長から暗部への手配が済んだと連絡がきたので、散歩を兼ねて待ち合わせ場所へと移動していたら道(路地裏)に不良がたむろっていた。
聞いてみれば一般市民(?)に絡んでる様子……
「あれ………毬栗頭君じゃないですか?」
毬栗頭君……確か………そう、上条当麻
ん?でも何故彼がこんな散歩道に?
「誰って……アルタイルか!?」
「そうです、ベガ・アルタイルです」
こうして悠長に会話しているわけですが、実際のところは不良集団に囲まれ殴られてるんですよね。
あ、勿論避けてますが。
だって殴打が当たったら相手さんの拳、消えてなくなるし。
そんなグロいのアレですよ、良くないです。
「殴るのやめなさいコラ」
感情のこもっていない停止勧告……勿論、これでやめてくれるなんて思ってませんし?
こういう場合、結果的に上等手段使っって倒すってのが定石なわけですよ。
「おあつらえ向きに置いてある鉄パイプ」
これで私を自分で殴るとですね、結果凄いことになるわけです。
「ちょ、何で自分殴って……!?」
私の腕に直撃した鉄パイプは消滅し、無論私にはダメージが入ることもなく……結果的に私の手には鉄パイプを5倍にした鉄棍が握られているわけです。
「これを十倍にしたら鉄の棍棒になるわけですよ……流石にそれで殴ったらグロい事になりそうなのでしませんがね?」
クルクルクルとバトンの要領で鉄棍を回転させてみる
不良は尚も殴ってきたりと意気がっていましたが、結果的には私の鉄拳ならぬ鉄棍制裁により全治1週間の怪我を負いましたとさ。
「結局、どういうわけよ」
「あ、はい……結果的に不良に絡まれていたので服が少々汚れてしまったというわけです」
待ち合わせ場所
先日……と言うか昨日立ち寄ったファミレスが待ち合わせ場所で、データには女性四人の組織だと記録されていたのでまさかと思ったのですが……
なんと昨日の相席の皆様だったわけです。
「なんだかフレンダが二人いるみたいなんですけど……」
「………………面倒ね」
「南南東から信号が来てる」
「よろしくお願いします」
「そう、まあ頑張んなさい…………ついでに仕事よ」
「はい、よろしくお願いします」
私の基本的な戦い方は簡単です
「ちょ、ルーキー超何やってるんですか!?」
まあ、端から見れば自殺しようとしてる様にしか見えないでしょうが。
「ああ、まあ……能力上こうしないとまともに戦えないんですよ」
こめかみに拳銃の鉛弾を二発、撃ち込む。
先生の口調がつかめない