弥彦でgo! 作:エイン
迷い悩むのが一般的だと思いますが、そういうのは現実の自分だけで十分な人が私です。
授業を受け、部活に行くのはとても懐かしい。
ただ、どうも年寄りは感動が薄れてしまうね。
そんな日常にプールという変化が訪れるみたいだ。
時期としては早めだけれど、温水設備がある以上いつでも良いのだろう。
水着に着替えて友人たちとプールへと向かう。
「いやぁ、プール楽しみだわ!!」
「てか時期早いよな、まぁ女子の水着を見れるのはありがてぇな」
「あまりジロジロ見るなよ、嫌われてしまうかもしれんぞ」
「わかってますよ!葛城さん!!」
なるほど若いものだ。
「弥彦は落ち着いてるじゃねぇか!我慢すんなよww」
「そういうあれじゃないんです」
「なんだそりゃ??」
そう分からなくていいんだ。
「準備できたかーー??集合しろーー」
「見学は少ないようだな。水泳は絶対に必要になるからな」
先生が出てきて授業を始めるようだ。
内容としては準備体操の後におなじみのレースらしい。
「まずは女子から始めるぞ」
「1番のやつには5000ポイントやるからしっかれやれよ」
そんな感じでレースは始まったようだ。
まぁ結果に興味はない。
「次は男子だな」
結果は30秒で順位は忘れてしまった。
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4月も終わり、私の人工知能の研究も順調に進んでいる。
卒業後に私のニート生活を支える自動金融システムを作らなければ。
思考の鏡の中にいると5月最初のホームルームが始まった。
さてさてポイントがいくらになっているのかアドバイスはどれほどなのか気になる所
「ホームルームを始めるが、ポイントが振り込まれているのは確認したようだな。葛城の質問には4月中には答えられなかったが、答えは得られただろう。他に質問があれば今その時間を設けよう」
手をあげる人はいなかった。
先輩から情報を聞いた段階で葛城さんが主導してクラスをまとめたから伝達がされている。
搦め手を使えない状況では正統派が強いものだ。
「ないとは優秀だな、では各クラスのポイントとテストと他の重要事項について説明を行う」
張り出された紙にはAクラスが980、Bクラスが700、Cクラスが500、Dクラスが0となっていた。
「これがクラスのポイントだな。ポイントに100を掛けたものが振り込まれるようになっている。これほどの結果は珍しい。この調子で頑張ってくれ」
「次に前回の小テストの結果だが、これも黒板に貼っている通りだ。非常に良い結果になっているな。4クラスの中で平均が一番高かったぞ」
過去問がおかげで多くの人が高得点を取っている。
元の学力が高いところにチートが入ればこうなるのか。
堅実に勝負していこう。
保険としてテスト前には問題が変わっていないか確認していこうか。
あとはテストでの退学の措置の説明があり、さすがに動揺している人が多かったな。
「他の重要事項だが、進学と就職で優遇措置があるのはAクラスのみだ。卒業まで君たちがAクラスであることを期待している」
それに魅力を感じて入学した人も多いのだろうが、これでは詐欺と変わらないな。
他のクラスの人は2000万を貯めれるのだろうか
まぁ普通に受験をすれば良いから問題なさそうだな。
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さて放課後になり葛城さんが坂柳さんと話している。
珍しい組み合わせだねぇ。
まぁ今のところは彼女たちが引っ掻き回すことはしないかな。
Cクラスを使う可能性はあるけれどCクラスとしてはBクラスとDクラスを狙っているでしょうし。
トラブルが起こるとしてもせめて神通力が使えるようになってからがいい。
神通力が使えればどうなろうとも始末ができる。
まぁ手を出すほど興味もないから傍観がいいね
今も昔も神秘をおとぎ話と思っているひとが多いが実際に存在する
使えるようになるほど高められる人がいないからないのも同じなのかもしれないけどね
さてそんな思考を置いて先生の所に行きますか。
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「失礼します、1年Aクラスの戸塚弥彦です。真嶋先生はいらっしゃいますか?」
「あぁいるぞ。どうかしたのか」
「ポイントについて相談がありまして」
「なるほど、ここではあれだろう。生活指導室へ行こうか」
生活指導室に入り、向かい合って座った。
幸い他の先生は絡んで来なかったからスムーズに行きそうだ。
「ポイントについて2つお聞きしたことがあります」
「いいだろう」
「まず1つ目はポイントで今よりも広い部屋に移動は可能でしょうか?」
「可能だ。広さによってポイントは変わる、帰るときにカタログを持って帰るといい」
「わかりました。2つ目ですが、証券用口座の開設は可能でしょうか?」
「それも可能だ。だが開設に時間がかかるが問題ないか」
「はい、問題ありません」
「追加で聞きたいのですが、証券口座の利益は卒業後に持ち出すことは可能でしょうか?」
「元手は持ち出せないが利益は持ち出せることになっている」
「他に聞きたいことはあるか?」
「いえ、ありません」
「では、口座の方は私の方で処理しておく」
「せっかくだ、私から聞かせてもらおう。君はAクラスの中でどのように動いて行くつもりだ?賭け事でとてつもないポイントを稼いだのは把握している」
まぁそれについて先生や生徒会の人間が知っているのは仕方ない。
「私としては葛城さんのサポートをできればしたいですね、でも基本は部屋でぼけっとしてます」
「おおそうか、積極的に動く気はないということだな」
「そうですね、葛城さんの危機とならなければ」
「今はそれがいいだろう。わかっているとは思うがこれからは王道だけでは対処できなくなることを覚えていてくれ」
「わかりました。アドバイスありがとうございます」
生活指導室から出るとDクラスの担任と綾小路が待っていた。
なるほどこのタイミングだったのか。
まぁ聞かれて困ることはないからいいか。
そう考えて寮へと戻ることにした。
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先生から借りているカタログを見ているがこれはすごいな。
これくらいあれば十分だ。
使いすぎて証券口座に入れる金額が減っては資産増加に問題がある。
今年中にシステムが完成すればいいけど時間がかかりそうだ。