弥彦でgo!   作:エイン

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3. 櫛田ちゃん

 夜の散歩は気分がいいね

 星を眺めながらブラブラするのは昔からの日課だ。

 釣りをしながら眺めるのも好きだが。

 

 そんな気分で歩いていると何やら声が聞こえてくるね

 何かを蹴りながら結構な声を出している

 

 近くまで行くとあのイベントだと思い出した

 櫛田という女子生徒が愚痴っていてそれを綾小路くんが聞いてたとかだったかな

 

 やっぱり気配が2つあるね

 

 見えはしなけどここから会話でも聞いておきますか

 個人的にはブラック櫛田の方が昔は好ましいと思った記憶がある

 

 原作通りに進んで櫛田さんの方は帰っていったけど、綾小路くんはこちらに向かってきてるね

 

 姿が見えたけどなんだか警戒しているみたいだね

 スマホも録音しているみたいだし

 

 「なにか用かな?」

 

 「さっきの会話聞いてたのか....」

 

 「はて何のことかな?」

 

 「あんたがこちらを観察していたことはわかってる」

 

 「まぁまぁ、気を立てないで、それに録音なんてしても無駄だよ」

 

 そう言うと表情は変わらないが纏う雰囲気は重いものへと変わった

 ポケットに入れていた手から電子機器が無力化されたのがわかったみたいだね

 

 電子機器は優秀だけどちゃんと対策しておかないとすぐに使えなくなっちゃうからね。

 私も昔は呪いとか宝具の影響でよく悩まされた記憶がある

 

 

 「さて、1つ提案だ。今僕と手合わせしてくれれば考えるよ」

 

 「ここは監視カメラがあるぞ」

 

 「それも心配ない」

 

 そう言って間合いに踏み込み突き繰り出す

 予想通り防御をしてくれたみだいだ

 

 「学園のシステムを一時的に落とした、存分にやれるよ♪」

 

 返事を待たずにまた突きを出すと、手を掴まれて投げられてしまった

 柔道の技は詳しくないんだよねと思いながら着地して投げ返すとそこから着地した

 それから何度も攻撃をしたが全て防御されてしまった

 純粋な体術では圧倒できないようだな

 

 こんなにできる人間がまだ高校生とはね......

 

 「ああ、すばらしい、その体是非ほしい」

 

 「気味の悪いやつだな」

 

 瞬身で再び間合いに入り攻撃をしながら注射器を刺し血液を採取する

 どうやら注射器は意外だったみたいだね

 

 「そろそろシステムも復旧しそうだ、手合わせ感謝するよ」

 

 

**** 綾小路

 

 櫛田の後で他に聞いていた人間に気づいたが、関わるべきではなかったな

 隠れているようんで気づくかどうかこちらを試していた

 

 あいつは確か職員室ですれ違ったAクラスのやつだったはず

 

 体術は明らかに普通じゃない上に余裕だった

 途中から気味の悪いことを言ってくるのもそうだが、血液を採取してくるとは予想外だった

 言動と雰囲気からわかるがあれは施設の人間なんかよりはるかにヤバイ人間だ

 そもそも人間なのかすら怪しいレベルだ

 

 それにあいつが話したと同時に電子機器を無力化してくるのはどういう原理だ?

 俺のスマホの後に学校のシステムも無力化したと言ったがあいつがハッキングをかけたようには見えなかった

 もっと何か別の力な気がする

 自在に電子機器を無力化できる力ということか

 

 今日だけで一気に悩み事が増えてしまったな

 

 

 

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