パイロット版と言う名の読み切り短編集   作:ダグライダー

5 / 8
 おはよーございました。寝ます。
 割りと1発ネタ味の強い読み切りです。
 シリアスの皮も被るギャグです。
 ですがスパロボでもあります。
 アレです、ニコニコでよく見掛ける架空戦記モノを小説にした感じです。
 ほら最近のスパロボはカットインの都合上、切り貼り難しいですからね。
 だから、多少アイドルがイメージからかけ離れたりもしますご理解ください。



スーパーロボット大戦アイドルマスターV・X・T

 side:UNKNOWN

 

 ──目覚めたら…そこは、異世界でした……。

 「いや、何を言ってるか解らないと思うけど俺もわからない。手品だとか催眠術とか断じてそんなちゃちなモノじゃねぇ!?もっとヤバいモノの片鱗を……なんてやってる場合じゃないっ!?」

 何故?どうして?退屈な日常にほんのちょっぴりの刺激を求めて気軽に「あー異世界召喚とか起きねーかな」って思ったのがいけなかったの?!

 そもそも何処だよここ?!ちょっと現代社会っぽいけど…変なビルあるし、街頭ビジョンから流れるニュースの内容明らかにおかしいし。

 あー!あー!あー……どうせ異世界に転生ないし転移するならアイドルでマスターでシンデレラな世界が良かった…そこでプロデューサーになってアイドルをプロデュースしたかった……勿論、常人離れした身体能力と技能持ちで!

 にしても……西園寺コンツェルンに柳瀬ゼネラルカンパニー……いやいや、おかしいでしょ?何か聞き覚えがある名前と名前が悪魔合体してる気がするんですけど……。

 えー…取り敢えず新聞、新聞を探す。コンビニは……金がないかは却下、ゴミ漁りは……視線が痛いから却下、となると近くに図書館を探すのが手っ取り早いか……人様が読んでるのを盗み見るとかハードル高いよ……。

 

 

 

 

 

 

 はい、結論。混ざり過ぎやろがい!!

 見覚えのある会社の名前、人型機動兵器の実在する世界、だって言うのにそれに関わってるのは……アイドル。

 アイドルだよぉぉおおお!?!?!

 まず、さっき出た西園寺コンツェルン。東京の一等地に屋敷を構える大財閥で華族に列なる旧家。

 世界中の鉄道関係を一手に押さえる旋風寺コンツェルンにアイドルマスターシンデレラガールズの西園寺琴歌の実家が悪魔合体してとんでもない規模の会社がもっととんでもないモノになっとる!?

 

 いやいや、そうはならんやろっ?!

 

 なっとるやろがいっ!!

 

 それに竹尾ワッ太が若くして継いだ竹尾ゼネラルカンパニーが北海道出身、カニだよーとか!翠ちゃんは天然だなーでお馴染み、どう見ても小学生にしか見えないノーマルから実は蘭子とかナターリアとか颯とかと同じ14歳組の柳瀬美由紀ちゃんがその枠なんかい!

 いや確かにつかさ社長はイメージ合わないけども!

 しかも本社普通に北海道にあるし!?

 そこは原作準拠じゃないんかい!え?ってことは両親健在で東京であの原作と同じ貧乏社屋に勤めてんの?この世界鬼か?!

 

 えー何々?他にも……ソレスタル・ビーイングが存在してる、で、例のトンデモ映画が公開されてる。

 しかも一部は本人出演んんんん?!機密は?!秘密の組織だよね?!

 しかも紛争根絶で武力介入した、世間的には特殊なテロリストだよね?!

 

 GGGまであるし!まさか機動隊長までアイドルとか……?

 

 それにネルガル重工……つまりナデシコが存在する……この流れなら多分劇場版基準で…。

 

 もしや…………この中で一番旧い新聞……あった。

 世界各地で数名が行方不明……恐らくはオーラロードからのバイストンウェル、ガイゾック襲撃…から撃退、ザンボット3も居る。にも関わらず、ネオジャパン含めたコロニーがあって火星が開発されてて……あーちょっとワケワカメ……。

 うん?外が騒がし……あー、解った。これアレだ、スパロボのチュートリアル兼ねた1話のイベントだ…。

 

 sideEND

 

 

 異世界に飛ばされた少ね……青年が死んだ目で見上げる先に有ったのは何やら個性的な建築法で建てられた企業であった。

 「346プロダクション!死の商人め!正義の裁きを受けよ!」

 小型…と言っても一般人からすれば充分に脅威となる大きさの機動兵器を駆る某かの1人が吼える。

 (うそん、346プロアナハイムとかと同等の扱いかよ……)

 オープンチャンネルで聴こえてきた内容に青年は肩がずり落ちる。

 (いや待て待て待て!ちょっと…いや大分知識と齟齬があるが……この世界スパロボはスパロボでもTの方か?だとしたら346プロは元ネタは恐らくあのCEOがラスボスだったあの主張が激しい会社なんでは?それはつまり主人公が所属していると言うことで!え?俺モブ?!)

 一応安全圏に居るとはいえ、何時危険に晒されるか分からない場所で項垂れる青年。

 周りは構わず物語が進む。

 「あまり、人様の会社の前で騒がないで欲しいわね。営業妨害よ?」

 ゴーグル型のセンサーカメラを擁する無骨な黒い機体が346プロ──原作で言うVTXユニオン──を襲撃した機体の前に立ちはだかる。

 (あれ?ゲシュペンスト?声からしてパイロットは女性かぁ…ならティラネードは?これがTベースならコンペ中の筈……お?なんか出てきた…ってグーレトマジンガーやんけ!?)

 「テロリスト共!このグーレトが相手をするッス!」

 グーレトマジンガーから聴こえてきた来た声に青年は首を傾げた。

 (あれ?アイドルだと思ったら男?いや待て"っす"?語尾に…と言うか口癖にっすとかッスが付くのは荒木センセーこと荒木比奈と吉岡くんこと吉岡沙紀、後は芹沢あさひに…ってか男だから……あぁ!居たわ!っても自信無いなぁ、アイマスシリーズだから登録してプレイし始めたけど、ゲーム性が近い筈のモバマスよりダレてあんま進んで無かったからなぁ……でもイメージと口癖的にあのかなぁ、てっきりラーメン関係でナデシコの方かと思ったのに)

 

 グーレトマジンガーのパイロット、"円城寺道流"がテロリストに向かって行く

 

 道流:「オォォ!ブレストバーンッス!」

 

 (気が抜ける……で、だ。何?この何?パイロットの選出は?あみだくじとかなの?)

 と戸惑いを隠しきれずに首を捻り続ける青年、そうしている間にもゲシュペンストが動いた。

 「あら、英雄にばかり良い格好はさせらねないわね。唯ちゃんとの約束もあるし手早く片付けるわ!」

 その台詞を聞いた瞬間、青年の脳裏に電流が走る!

 (え?嘘でしょ?!ちなったん!ちなったんじゃないか!)

 物凄く大感激と大歓喜する青年、彼が知るちなったんこと相川千夏の本来有り得ない声を聴いて彼は天にも昇る気持ちだ。

 そっかぁ…異世界転生?転移?にはこんなメリットもあるのかぁ…等と完全に上の空である。

 

 「ちょっとそこの貴方!?危ないですよ!?」

 

 そんな青年に女性の声が掛かる。

 (おっと…何時の間にか戦線が広がって奴さん方がこっちに!それに今の声、ログインで毎回聞き覚えががが)

 振り向けば其所に居たのは某二次創作ではお馴染み緑の悪魔(千川ちひろ)

 ちひろ:「貴方!こんな所で何をしてるんですか?!ここは戦闘区域で避難勧告が出てるんですよ?」

 「や、これはその!なんと言うか……」

 突然の事にしどろもどろになる青年、其処に戦闘の余波が襲い来る。

 「はへ?」

 ちひろ:「危ない!?」

 吹き飛ばされる2人、ちひろは何とか体を起こして青年に近寄る。

 ちひろ:「大丈夫ですか?こっちへ!」

 無理やり引き起こされ引っ張られる青年。

 彼女が青年を伴って駆け込んだのは346プロと書かれた倉庫。

 (ここは……?っ?!ティラネード!!)

 其所に有ったのはスーパーロボット大戦Tの主人公機体。ティラネード。

 ちひろ:「皆さん!出撃はまだですか!?」

 周りのスタッフだろう面子に声を掛けるちひろ、その中の1人が困った顔で彼女に理由を話す。

 「それが……パイロットになる筈の人が来なくって……」

 ツナギの上をズボンの上で結び工具片手に中々抜群のプロポーションを持つ短めのポニーに黒髪を括った女性が答える。

 (なっ!?ダーチャン!声優じゃない方のダーチャンじゃないか!ヤバイ可愛い!)

 青年、最早ただのファンである。

 ちひろ:「そんな……そうだ!彼女は乗っているんですか?!」

 美世:「うん、もうコックピットに行って準備してる」

 ちひろ:「なら後はメインパイロットだけですね……そうだ!ちょっと貴方!こっちへ!」

 ちひろが青年を呼ぶ。

 (あるぇぇぇ?なーんかイヤァな予感)

 ちひろ:「貴方、ちょっとこのロボットに乗ってみません?」

 「いや…いやいや、いやいやいや!おかしいでしょ?!何で初対面かつ民間の自分を乗せようとしてくれちゃってんの?!?!」

 全力で拒否を示す青年、特にチート貰った訳でも無いのに機動兵器のパイロット…それも恐らくは主人公ポジションにこんなおざなりでなることが納得出来ない。

 ちひろ:「時間がありませんこうなった以上、貴方に拒否権は存在しません。大丈夫お給金は弾みます♪」

 (うそ~ん)

 そうして無理やり乗せられた青年。彼の知識が正しければティラネードにはもう一人同乗者が居た筈。

 「だ、誰ですか?!」

 (まさかの今井加奈ちゃん。妹系後輩の人選は乙倉ちゃんとの二択だったけど…そっか加奈ちゃんが髪蒼くなるのかぁ)

 ちひろ:「新しいパイロットです!さぁ、我が部署の最新機の力を不埒な連中に御覧にいれて差し上げてください」

 加奈:「は、はい!」

 「え?これもう降りられない流れ?」

 独り困惑する彼を無視して閉じるキャノピー。

 周りは刻一刻と出撃の準備を進める。

 加奈:「ティラネード!……あっ!えっと、すいみません、お名前をまだ聞いて無かったですね…えへへ」

 「(可愛い……!)じゃなくて!」

 加奈:「ふえっ?!」

 「あ、いや…こっちの話……名前か…名前……あれ?何だっけ?」

 なんと名前が出てこない青年、これには加奈もビックリである。

 加奈:「ええっ!!?お名前分からないんですか?!」

 「そうみたい、どうしよっか?」

 加奈:「えっとそれなら……そうだ!プロデューサーさんって呼んでも良いですか?」

 (プロデューサー呼びキタコレ……いやまぁしょうがないけど)

 「あー…うん、それで良いや。で、やっぱ出撃しなきゃダメ?」

 加奈:「駄目に決まってます!市民の皆さんの安全が懸かってるんですよ!?」

 「だよねぇ……ええいっ!ままよ!行くぞ加奈ちゃん!ティラネード!プロデューサー!」

 加奈:「ひゃい?!い、今井加奈!」

 「「出撃する!」します!」

 

 

 こうして彼はアイドルと共に戦場に立つ。

 敵はテロリストから侵略者、果ては別の世界の存在まで!?

 「ちょっと待って?!何で地球干上がってんの?え?あれ?ヤマト?」

 滅亡まで僅か1年の地球に跳んだり。

 「アルワース?はっ?何で?マジで?Xやん?!Vに続いてXやん!」

 救世主一行に加わったりするのであった。

 

 仲間はアイドルとその関係者!

 「諸君!我々はこの荒廃した地球を救うためイスカンダルへと向かう!」

 「「「「「了解です高木艦長!」」」」」

 「765やないかい!?」

 

 「りゅう~じん~まる~!!」

 「ああっ!!薫ぅぅぅうう可愛いよ薫ぅぅぅうう!!」

 時に壊れたり。

 

 「お前ぇぇええええええっ!」

 「あははっ!!千夜ちゃんめっち千夜千夜してるぅぅぅう」

 からかったり。

 

 「かーっ!見んね!卑しかヒトばい!」

 「まさかの卑しカラス実現、これも二次創作故か」

 メタったり。

 

 「最初は成行きだったけど……此処まで来たら世界の2つ3つ救ってやらぁ!!」

 時折シリアスしたり。

 

 今、名前を失くしたプロデューサーのハチャメチャな世界での救世の戦いが始まる!

 

 スーパーロボット大戦アイドルマスターV・X・T!

 

 BAN◯AI NA◯CO!!

 

 




 戦闘は真面目にやるんじゃないかな…




 多分。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。