作中グループの中じゃ一番下のポジションのロリっ娘がほんの少し年下の幼馴染みの男の子に対してはお姉さんぶってるけどその子が昔と違う男らしさを見せてちょっとドキっとしてその上男の子が自分に対して好意を持っていると知って今まで弟のように思っていた相手を急に意識してしまうようになるのを見たかったんだ具体的にはホーちゃんのインピオおねショタ」
ショタ士〇「要するに子供時代の俺と〇リヤがエッチなことするイ〇ヤルートを実装しろってことだな!任せろアトリエ〇かぐや並みのイリ〇とのシーン数と差分用意するよ!ちょっとア〇ンツベルンの森に行ってくる!」
切〇「ああ―――安心した」
ロータスレイク水上都市のとある公園。
敷地内のベンチで一人の少年がそわそわしながら誰か来るのを待っていた。
天気は雲一つ無いよく晴れたデート日和であり、少年がどんな相手を待っているのかは誰が見ても明らかであった。
「おーいっ!お待たせしました~っ!」
少年が声の先に目を向けると、彼よりも少し、ほんの少しだけ年上そうな少女が満面の笑みが浮かべながら走り寄ってくる。
忘れっぽいから待ち合わせ時間や場所を忘れてないかヒヤヒヤしたよ。
少年はそう軽口を叩くが、今は約束していた時間よりだいぶ前。デートを楽しみにしすぎた少年が早く来すぎているだけである。
「えへへっ、忘れるわけありませんよ。だって…か、彼氏さん、とのデートなんですから…」
少女は彼氏という単語を口に出したことで、少年は少女の口からその単語が自身に向けて言われたことで互いに顔を赤らめており、実に初々しい甘酸っぱい空間を作り出していた。
その光景に周りにいたご年配のお姉様方はニコニコと微笑み、外回りの休憩中のおじ様は過ぎ去った己の青春を思い返し、恋人のいない歴=年齢の者達は爆発しろと心の中で怨嗟の声を上げていた。
「そ、それより!ホーちゃんより先に来てて偉いです!女の子を待たせない彼氏さんはなでなでしてあげます!」
自身をホーちゃんと呼ぶ少女…ホルデュウムは未熟な小さい胸を張りながら、まだ自分と同じくらいの背である少年の頭に手を伸ばしお姉さんぶりながら頭を撫で始めた。
ホルデュウムはロータスレイクに属する花騎士であり、同時につい最近王立聖護湖機関ネライダに加入した年若い少女である。
彼女は名門の出であるが、持ち前の明るさと誰であろうと分け隔てなく接する心優しさで多くの者と交流を持ち、平民である少年とも幼少の頃からの知り合いであった。歳が近いこともあって二人は姉弟のように仲が良く、その関係がいつまでも続くと思っていた。
だがいつまでも続くものなどこの世には存在しない。
二人の姉弟のような関係も、つい最近あっさりと終わりを迎えた。
少年は成長に伴いホルデュウムを姉のような存在から一人の身近な女性、恋愛対象として意識するようになっていった。そして想いを告げ、ホルデュウムが受け入れたことで晴れて二人は若い恋人同士となったのだった。
そんなまだ短い人生の中で既に絶頂期を感じている少年は、生まれて初めての恋人とのデートでありながら非常に困っていた。
ホルデュウムが無防備すぎるのだ。
慎ましいながらも女性特有の膨らみを服の隙間から覗かせたり、短いスカートから眩しい太ももを見せつけてきて目のやり場に困っているのだ。
「あっ、お財布が落ちてます!きっと今頃落とした人は悲しくなっちゃってますね。交番に届けてあげましょう」
ホルデュウムがそう言って地面の財布を拾おうと屈むと、スカートの隙間から一瞬白い布地がチラリと見えた気がした。少年は他の者に見せたくないと思わずホルデュウムの真後ろに立つと、財布を持った彼女は困惑して頭上に疑問符を浮かべた。
「ど、どうしたんですか?急にホーちゃんの後ろに立って…」
少年は顔を赤くしながら白…と呟くと、しばらく考えた後にようやく理解したホルデュウムが今更真っ赤になりながらスカートを押さえつけた。
「は、はうぅぅぅ…ありがとうございますぅ。…ホーちゃんを守ってくれたんですね。ありがとうございます」
そう言ってホルデュウムはお礼のつもりで少年の頭を撫でるが、逆に少年は子供扱いされているように感じ、もしや自分は異性として意識されていないのではないかと少し考えてしまう。だがホルデュウムの肌と触れているという事実に思春期真っ盛りな少年はすぐにその考えを頭の隅に押しやり、ホルデュウムの柔らかな手つきを堪能した。
そうして二人は時間を作ってはデートを繰り返し、順調に関係を進展させていった。
街中で手を繋いで並んで歩いている途中、彼女の上司というとびきり美人の女性と会い話し込んだ時は、ホルデュウムが間に入り
「むぅ~!ホーちゃんの彼氏ですよ!あげませんからね!」
と、小動物の威嚇のごとく対峙していた。
二人きりになった後あんな美人の大人な女性が自分を相手にするわけがないと少年は笑ってしまったが、それで納得しない彼女を落ち着かせるため店で甘味の食べさせ合いもした。
その光景を目にした店員たちは顔を赤くしたカップルに微笑み、美味しい美味しいと注文を重ねていた新人花騎士は邪魔せぬようそっと店を立ち去り、恋人のいない歴=年齢の者達は爆発しろと心の中で怨嗟の声を上げていた。
そして今日は、二人が付き合いだしてから初めてホルデュウムを少年の自室に招くこととなった。
「おじゃましまーす。このお部屋に来るのもなんだか久しぶりですね~。昔よりちょっと大人っぽくなってる気がします!」
そう言って部屋に入ってきたホルデュウムを迎え入れ、少年は飲み物を取りに一旦部屋を出た。そして二人分の飲み物を持って部屋に戻ると、扉を開けた瞬間少年は中の光景に固まってしまった。
「おぉ~。スーさんの言ってた通り、本当にエッチな本が本棚の裏に…。ひゃぁぁぁ……」
年上の彼女が、ホルデュウムがベッドに座って秘蔵の本を顔を赤くしながら読んでいるのだ。
ページをめくるたびに小さな悲鳴を上げながらも、卑猥な本の内容から目を離すことはせずひたすら読み進めていた。
一体…何をしているんだ?
何とか声を振り絞りそう話かけると、少年が戻ってきていたことに気付いていなかったホルデュウムがビクンと肩を震わせて顔をあげた。
「きゃあっ!?…あ、ご、ごめんなさい。その…今日、あなたの家に行くって言ったらスーさん……先輩に『男の子はエッチな本を本棚の後ろ側に隠しているはずだから確認しておきなさい』って言われて…」
その先輩は人の彼女に何を吹き込んでいるんだ。
そう考えながら、手遅れと思いつつも少年はホルデュウムから本を取り上げる。
よりによってホルデュウムに、恋人にこんなものを持っているとバレてしまった。幻滅され嫌われるかもしれないと少年は青ざめていると、ホルデュウムが顔を真っ赤にしながら話しかけてきた。
「お、男の子ですからそういうエッチなことに興味があるのは仕方ないですね!……その…ホーちゃんとキス……したいですか?」
その言葉を聞き少年は耳を疑いながら顔を上げると、ホルデュウムがモジモジしながら恥ずかしそうに続けた。
「ホーちゃんも、そういうことに興味が無いわけじゃないです…。それに、大好きな人とはそういうこと…したいです」
少年とホルデュウムの視線が交差する。彼女の目には羞恥だけでなく、これからすることへの期待と熱が帯びていた。
少年の喉が、ゴクリと鳴った。
ベッドから降り二人は向かい合って座ると、これからすることへの緊張でお互いガチガチに固まっていた。
このままでは埒があかないと少年は勇気を振り絞り、ホルデュウムの肩を掴む。ホルデュウムは触れられたことで一瞬ビクリと体を震わせるが、すぐに力を抜いて目を瞑った。
少年の耳にはもはや高速で鳴り響く己の心音しか聞こえていないが、それすらも気にならないほどホルデュウムの唇を見つめている。
そして意を決して顔を近付け……二人の唇が軽く重なった。
「ちゅっ…」
気恥ずかしさから唇が触れた瞬間は二人とも目を瞑っていたが、むしろ視界を遮ったことで唇から伝わる相手の熱や柔らかさ、吐息をはっきりと感じ取ることが出来た。
「ちゅっ、ちゅぅ…はぁん…ちゅぅぅ……」
今度は一瞬の重なりとは違い、長い口付けを行う。
ホルデュウムの少女特有の甘い香りが少年の鼻腔をくすぐり、彼女が性別など気にせず一緒に着替えた昔と違い『女』へと変わっていることを物語っていた。
方やホルデュウムも自身の肩を掴む少年の力強さに、年下の弟のような存在から『男』に変わっていたことを感じ取っていた。
しばらくしてようやく唇を離すと、二人とも興奮と羞恥で顔を真っ赤にしていた。
「ホーちゃん達…キス、しちゃいましたね……」
うん、と少年は頷く。
「その…ホーちゃん、好きな人とのキスがこんなに幸せな気持ちになれるって知りませんでした…。今、凄くぽかぽかして、ポーっとしちゃってます。えへへ…」
同じ気持ちだよ、と少年が言うと、二人は照れ臭くなって笑ってしまった。
そしてしばらく見つめあったあと、二人の影は再び重なりあったのだった。
その後二人はデートの終わりには必ずキスをしてから別れを告げるようになり、その光景を見たちびっこ達はチューしてると囃し立て、仕事帰りの若者は早く同棲中の恋人と会いたくなって帰路を急ぎ、恋人のいない歴=年齢の者達は爆発しろと心の中で怨嗟の声を上げていた。
「はぁい少年!私、ホルデュウムの職場の先輩のスパラキシス!スーさんって呼んでね!」
「少年があの娘とどこまで進んでナニしてるかは詮索しないけど、いずれ別れなきゃいけないんだからあまり深入りしない方がいいわよ?」
「何故って?だってあの娘の家、貧乏とはいえネライダに名を連ねる名門よ?それなりの男を見つけなければいずれお見合いでもしてその相手と結婚するでしょうしね」
「はいはい男の子なんだから泣きそうな顔しない。そこで可愛い後輩とその彼氏君のためにスーさんからアドバイス!君があの娘と別れたくないなら取るべき道は三つ」
「1、あの娘が家と縁を切る。まあ一人っ子だから無理だしそもそも現実的じゃないわね」
「2、君がどっかの貴族の家に養子に入ってプロポーズ!1番以上に非現実的ね」
「という訳で本命の3、君が実力で家柄なんて関係ないくらい偉くなる。三択って言ったけど実質一択ね」
「商人はちょっと博打要素が大きすぎるからスーさんお奨めはしないなー。あと学者もあんまりお金にならないから世紀の大発見でもしない限り家柄を見られていい顔されないだろうねー。なりたいなら止めはしないけど」
「文官は偉くなるには時間がかかりすぎるからその間にあの娘は間違いなく結婚しちゃうわね。というわけで狙うなら身一つで立身出世出来る武官ね!」
「おめでとう、目標が定まったわね!といっても下級の兵士じゃ武功も何も無いから目指すなら将校、それも皆から認められるようなとびきりの地位のね」
「そこで、長く険しく凄く努力が必要なんだけど、他国の女王様とだって結婚出来ちゃうくらいの社会的地位も名誉も手に入るのが……」
十数年後、ホルデュウムは名門の娘としては少し遅い歳で年下のロータスレイク騎士団長と結婚することとなった。
新郎の友人代表のスピーチにはスパラキシスが立つことになったが、二人はどこで知り合ったのかとホルデュウムは大変不思議がったそうだ。
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