創星記ー異伝ー FFXV~冒険の果てに待つものは~   作:星野啓

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続きです。
これにて王都戦完結。
次回ぐらいに王子たちと...合、流...?


Chapter01 夜明けへ 後編

-再起-

 

 

 

『故郷の誇りを守るために、そのためだけに私は全てを捧げて王に支えてきた。だが私は過去から学んだ。為政者とは弱きを切り捨て、進むものなのだと。なれば私はルシスを切り捨てる』

そう言い切るグラウカは、さっきまで着込んでいた鎧が少しづつ剥がれ、継ぎ接ぎだらけの鎧が熱で焦げ付いていた。髪に焦げる匂いと、ギシギシと音を立てる接合部から、血を流しながら、なおも前へと歩を進める男の目には、強い光が宿っていた。

「アンタの言う過去は、未来につながってんのかよ、将軍。俺は今のアンタを見た確信した。アンタが陛下を殺してまで手に入れた世界はこれだよ」

とニックスは焼け焦げた両手を広げて見せる。

周囲には瓦礫が重なり、焼け出されたルシスの国民が脱出の為に城壁を目指している事だろう。そこにあったのは、まさに地獄と化した荒れ果てた戦火の街だけだ。

「もうアンタは引っ込みがつかなくなっちまったんだよ、将軍。アンタは陛下の今だけに目を向けて、勝手に失望しちまったんだ。アンタが歩んできた、積み上げてきた誇りを、陛下が無為にしてしまったってな!」

 

『お前こそ、あの男に夢を見ているのだ。壁外の民を見捨て、城に籠もった臆病者の王は、我らに何をくれた!』

グラウカが大きく跳躍し、回避したニックスの動きを読んで、その首を抑える。

「っぐ!」

「ニックスを、離せ!」

地面に落ちたククリを拾い、鎧の隙間を狙ってシフトし、飛びかかったネヴィラムだが、グラウカの腕で羽虫のように振り払われる。背中を地面に強かにぶつけ、思わず息が詰まる。痛む身体を引きずって身を起こしながら、食いしばった歯の間から言葉を紡ぐ。

「.... 住む場所があっても....守るための鎧が....なければ、帝国では.....生きてはゆけまい。」

ネヴィラムの脳裏に、寒々しい要塞から見える、氷原が蘇った。誰も助けてはくれない。あの場所では。

 

立ち上がり、額から流れる血を拭い、反逆者を真正面から見据えて立つ。

「テネブラエは信仰と神凪、アコルドは商業と知略。双方が鎧を纏って帝国の中で生きている。ドラットー、お前のその鎧は、これからできるお前の国は、何をもって身を守るんだ?」

 

ニックスを片手で軽々と持ち、泰然としていた男が揺らいだ。

 

『私は掛けていた。この調印で、王は目を覚ましてくださると。だが、王は、レギス陛下は、我らを守ってくださらず、脆く崩れ去った。道を違った王について行くことなど誰ができよう』

腕の中のニックスが、動いた。

グラウカの手首に、焼けただれた手を当てて、紡ぐ。

「アンタは過去に縛れてる。そんなんじゃ、夢がサビついちまうぜ。陛下と違ってアンタは託す事をしなかった」

炎に包まれたニックスの手を伝い、グラウカにも熱が押し寄せる。徐々に火に包まれていく鎧のまま、グラウカはニックスを振り払おうと大上段に剣を構え振り下ろした。

 

「だからアンタは此処までだ!」

 

シフトして残像を残したニックスはそのままグラウカの背後を取る。

『古い手だ。そんな物では、何もできん』

「どうだかな?」

『?なんだと』

バチリとシフトの火の粉が視線をよぎる。

シフトの勢いそのままにネヴィラムが重い一撃を叩き込む。グラウカの顔は驚愕に歪み、鎧は益々溶けていく。

首元に刺さったククリは、致命的な攻撃になったようだった。

 

 

日が昇り始めた瓦礫の街は、シガイが消え、歴代王たちもその役目を終えて石像へと帰っていく。

 

 

 

『これが、結末か』

ポツリと溢された男の声は、既に弱々しい。

溢れるはずの血も、炎と共に吹き上げられ、男は今まさに燃え尽きんとしていた。

「陛下は未来のために、力を尽くした。お陰で、故郷には希望が残った。暗い夜を、生き抜く希望が」

微かに、グラウカ(ドラットー)が鼻で笑うのが聞こえた。

「希望...か、私は...最後まで....信じる、ことが、できなかった物だ...」

 

崩れる男の喘鳴を、ニックスとネヴィラムはただ静かに聞いていた。

かつての王の剣将軍は、譫言のように言葉を紡ぐ。

「どれほど....儘ならぬ...ものか、やって、みるが...いい」

 

戦いに明け暮れた男の最後だった。

 

 

「っあぁー、終わった...ねみぃ」

口調とは裏腹に、王族と同等の力を使ったニックスの体はグラウカの状況と変わらなかった。崩れ落ちるように地面に転がったニックスに、ネヴィラムが駆け寄る。

「ニックス...」

「これが、代償ってやつかな。痛くねぇとこがねぇ」

ニックスの燃えていく腕を、ネヴィラムが包み額に当てる。さながら神凪が祈りを捧げる仕草に似ていた。

「何して...?」

訳がわからないニックスが声をかけたときには、腕の灰化が止まり、埋め火のように燻っていた魔力が、ネヴィラムに吸われていく。

 

 

突如、治癒を行っていたであろうネヴィラムが咳き込む。慌ててニックスは手を振り払い、起き上がる。

痛みが無くなっている事に、ニックスは気付く余裕は無かった。口の端に着いた血を拭ながら、ネヴィラムがもう一度手を握ろうとするのを、慌てて止める。

「何やってんだ!」

「静かにしてくれ、もう少しで終わるから」

「おい!」

 

ニックスを黙らせたネヴィラムは治療を再開した。

 

≪クロノス≫

 

 

太古に、この星が生まれるより前に、女神が冥界に消える時生み出された古い魔法。古くはルシスにクリスタルと共に持たされた英知。あの人は、冥界に消えた死神に愛された小さなネヴィラムを皮肉に揶揄い、戯れにか、当てつけにか、この魔法を叩きこんだ。

 

(アノ人の暇つぶしもこんなところで役に立つとは思わなかったな...)

 

ふと意識を飛ばしかける手前で、全く意味のないことに意識をやりながらネヴィラムは治療を継続する。

魔力を吸収するキャパシティが高いネヴィラムにとって相性の良い魔法≪クロノス≫。

対象の過剰分の魔力、その他影響(ダメージ)を吸収し、自らと入れ替えることにより対象の一時的にダメージを軽減することにも利用できる魔法。神の末席たる歴代王の力の代償を覆すには、もってこいの魔法でもある。

 

「神々の呪いは、ニックスの身を削るもの。それは命を奪うも通のものだ」

ニックスの手が震える。構わずネヴィラムは言葉を続ける。

「神々は、人が一人死んだところで何も損なわれない。俺はそれが最も嫌いだ。そんなこと、捻じ曲げてでも変えてやる」

言われたニックスは、ネヴィラムの言葉を黙って聞いていた。そして先ほどまで崩れようとしていた腕で、手で、拳で、右ストレートを仕掛けた。

話す事に注意を向けていたため、攻撃は見事に右頬に吸い込まれるように決まる。

斜め方向の力に沿ってネヴィラムの体が傾ぐ。

倒れる。

この間、僅かコンマ3秒。

 

何が起こったかわからないネヴィラムがもう一度顔を上げる頃には、ニックスが襟元を掴み上げていた。

「にっく...」

「馬鹿野郎!お前なんか王子でもねぇ!大馬鹿野郎で十分だ!」

「ちょ...」

「聞かねぇ!カミサマに逆らって人1人救って、それでテメェが死んでちゃ世話ねぇだろうが!」

今度はネヴィラムがつかみ返す番だった。

「お前だって、指輪嵌めた時死ぬ気だっただろうが!」

「俺は王の剣なんだよ!国のために死をも恐れぬ誓してんだよ!」

「王子も国を守る責務があんだよ!コノヤロウ!」

「お前の!覚悟は!...」

そこでニックスは一度言葉を切った。

いつものニックスの語調に戻り、荒々しく息を吐きながら、掴んでいた手を離す。

「ネヴィン、テメェの覚悟は、お前自身だって、こんな所で潰えちゃ行けねぇもんなんだよ。俺だって覚悟してんだ、お前がしてない訳ない。わかってる。でもな、護りたいと思った奴に、そいつが命捨ててまで俺は救われたくねぇんだ」

わかるか?とニックスは視線を合わせる。

「責務とか運命とか神様とかそんなんじゃねぇ。いいか?ネヴィラム王子、一回しか言わねぇから耳かっぽじって聞けよ?」

 

“アンタは救われていいんだ”

「だから、少なくとも俺にはさっきの魔法二度と使うんじゃねぇ、お前が自分を救い出すまで、俺はお前を救う側だ。俺を救いたきゃ、先に手前をなんとかしやがれ」

わかったか?と小首を傾げてニヒルな笑いを浮かべているはずの男の顔が、見えなかった。歪んだ視界が、ゆらゆらと揺れる視界が、見たい景色を歪めていた。

 

朝日が差し込む瓦礫の中、王子は1人の(とも)を得た。

 

 

グラウカの亡骸の側に、光るモノが落ちているのを見つけたのは、すっかり殴り合った後のことだった。

「なんだ、こりゃ」

ニックスが拾い上げると、隣にいたネヴィラムが覗き込む。

「“コアチップだ”これで記録を取る。本来ならこの位置に収まっているはずなんだが」

と胸元の鉄板をコツコツと叩く。

「やけに詳しいな。なんでそんなことまでしってんだ?」

ネヴィラムはクルリと振り返り、たっぷり3秒間沈黙してから、それはもう綺麗なロイヤルスマイルをお見舞いした。それを見たニックスは、視線を逸らし、二度とその話をしなかった。

 

(おっかねぇ....なんだってんだよ、あの笑顔...)

 

 

【ガーディナ渡船場】

早朝、ホテル[シーサイド・グレイドル]

 

朝の支度をするため、何気なくつけたラジオでイグニスは恐ろしい情報を耳にする。

 

 

“王都陥落”

 

 

 

朝の日課から戻ったグラディオラスは、部屋に入ってすぐ鍋を吹きこぼれさせ、そのまま動かなくなっているイグニスに驚いて慌てて駆け寄る。

喧ましい警報音を鳴らすコンロを黙らせて、声をかけようとしたその時、ラジオのアナウンサーの声が耳に入った。

 

『繰り返しお伝えします。たった今、情報が入りました。王都インソムニアが、帝国軍の襲撃を受け、陥落状態とのことです。詳細な情報はまだ入っておりませんが、王都城周辺が壊滅状態との事です。

繰り返しお伝えしております通り.....』

 

「イグニス、俺は襲撃に備える。お前は情報収集へ向かってくれ」

「あ、あぁ。わかった。頼むグラディオ」

正気を取り戻したグラディオラスがイグニスに厳しい表情で言う。言われたイグニスも、ジャケットも羽織らずに急いで外に向かった。

 

「ックソ。何があったてんだよ....」

グラディオラスの呟きに答えるものはなかったが、背後の扉が開いた。

「プロンプト....」

「グラディオ、早いね。さっきなんかものすごい音してさぁ、なんの音だろうって思ったんだけど、キッチンからしてて。....そういえばイグニスは?」

寝起きのボサボサな髪の毛を手櫛で整えながらグラディオラスに声をかけたプロンプトは、中々返事をしないグラディオラスといつもなら助け舟を出してくれるイグニスがいない事に違和感を覚え、部屋に入ってくる。

「...あぁ、イグニスなら、今外に」

「外?」

「王都が、陥落したらしい」

「え、グラディオ....今...王都が...え?」

無言で端末を差し出すグラディオラスの手元を覗き込んだプロンプトは、回線がパンクしてしまったのか、中々接続できない中、唯一読み込んだ見出し記事で、炎を上げて焦げている街の写真を目にしたのだった。

 

 

「あの....おはよ」

ノックの音が部屋に響き、プロンプトの声がする。

いつも通りの朝だ。このタイミングで起き上がらなければ、次はグラディオラスが来る。経験上グラディオラスの起こし方が非常に手荒いモノだと分かっているノクティスは、出来るだけこのタイミングでで起きると決めていた。

「...今起きるよ..」

ボーっとしながらベッドを抜け出すと、普段より曇った顔色のプロンプトと目が合う。気まずく視線を逸らすプロンプトに、訳がわからず視線を向けると、ソファで項垂れているグラディオラスが目に入る。イグニスは見えない。

「はよ、グラディオ。なぁ、イグニスは?」

顔を上げずにグラディオラスが答える。

「すぐ戻ってくんだろ」

つっけんどんな物言いに、寝起きの機嫌の悪さも合間みあって苛立ちを覚えながら、一言言ってやろうと一歩踏み出したところで、玄関ポーチからドアの開く音がする。

「なぁイグニス、グラディオなんでこんな機嫌悪りぃんだよ」

いつもならすぐ答えてくれるイグニスが、今日に限って黙りこんでいる。こちらをじっと見つめるイグニスに焦れて

「なんだよ」

と詰め寄ると、おずおずと言った様子で新聞を差し出し

「どこの新聞も同じだ」

とだけ口にした。普段とかけ離れたイグニスの様子に薄寒いものをを感じ、ノクティスのうちに焦りが生じる。何か恐ろしいモノが居るのに、見えない感覚。恐怖が無意識にノクティスを支配した。

「何が!」

その言葉に突き動かされたかのようにプロンプトがつっかえながら、返事する。

「お、王都が....陥落した」

「はぁ?!」

 

何を言っているのか脳が一切理解を拒否した。

仲間たちが現在わかっている情報を読み上げ始めても、それは変わらなかった。ただただ優しい笑顔で送り出してくれた父の顔が浮かんでは消えた。

 

「落ち着いて聞いてくれ、ノクト」

懇願するようなイグニスの言葉にも、ノクティスは荒々しく返答することしかできなった。落ち着けと言われても、冗談のような状況で、今自分が落ち着いているのか、そうでないのかさえ、わからなかったからだ。

「インソムニアが...ニフルハイム帝国の襲撃を受けたらしい」

挟む暇を与えず、グラディオラスが淡々とした口調で手に持った新聞の内容を読み上げる。

「昨日の夜、調印式の席で騒ぎがあった。帝国軍は王都城周辺を爆撃。国王陛下が、死亡...とのことだ」

「おい、待てよ!」

必死で事態を把握しようと動く頭の傍ら、死亡という言葉が重く心にのし掛かった。

 

「知らされていなかった」

憤るように言葉を詰まらせるイグニスに、言葉の意味を乱暴に問う。

「何がだよ一体!」

「調印式は昨日だったんだ、ノクト!そして俺たちは王都を出た所で」

「バカ言うな!俺たちはオルティシエに!」

「向かってたさ!だが襲撃されたと報じられている!今朝の国内全ての新聞にだ‼︎」

イグニスは恐らく、政略的な目的で結婚式が執り行われるはずだったことを言いたいのだろう。和平の象徴として、帝国側から条件として提示された結婚。行うのは帝国側が望んでのことだったはず。しかしその結婚を待たずして、半ば騙し討ちのように国を奪う帝国に怒りをぶつけているのだ。

分かっていながら、ノクティスの口からは

「...冗談...だろ」

としか漏れてこなかった。それ以外、言葉を紡げなかった。

「だったら、本当にいいのに」

とプロンプトも同意する。

悲痛な空気が、一瞬で昨日までの旅の空気を吹き飛ばしてしまった。

 

 

「他に情報は?」

冷静にグラディオラスがイグニスに確認する。イグニスは黙って首を振る。ため息をつきながら

「自分たちで見てくるしかないってことか」

と言い切る。

「なら、インソムニアに戻ろう!」

間髪入れずプロンプトが声を上げる。すかさずイグニスがリスクを提示する。意見が分かれ、グラディオラスはノクティスに確認する。

「どうする」

3人の視線を受け、歯を食いしばったノクティスは、下を向いて小さく答えを出した。

“戻ろう”

と。

 

 

車の運転をイグニスに任せ、王都に向けて車を進める。

途中次々と入ってくる情報は、耳慣れた街のどこかが崩壊している情報や、避難のための情報ばかりだった。

「デケェのがとんでやがるぜ」

空を覆うように黒黒とした帝国の飛空艇が飛んでいくのを、低い声でグラディオラスがいう。怒りに満ちた声に、イグニスが宥めるような声で説明する。

「帝国機動戦艦、ミネルヴァ級と呼ばれている型だな。あれで魔道兵や兵士達を始めたとした武力運ぶんだろう」

「魔道兵って...?」

小さな声でプロンプトがイグニスに尋ねる。

「人造兵だ。大量生産されている人型の兵器。帝国が物量戦に出てくるのは、魔道兵の開発が大きいだろうな」

グラディオラスが顔を歪め、ノクティスは唇を噛み締める。

「ックソ...」

 

雨が降り頻る中、やっとの思いでたどり着いた丘の上で、ノクティスは眼前に広がるインソムニアが、黒煙を上げて日を浴びているのを茫然と眺めることになる。

 

「....なんなんだよ..これ...」

言葉を失うノクティスを他所に、プロンプトは両親へ、グラディオラスは父親へ、イグニスは叔父に、それぞれ連絡を取ろうとする。だが、どれも一向に繋がることはなかった。機械音声で、通話できないことを告げるアナウンスが虚しく繰り返される。

その時プロンプトが手に持っていたラジオに、王都の電波が入る。

 

『....国間...されていた、和平条約については、この事件を受け、当面の凍結が発表されました。また、崩御されたレギス国王陛下に続き、第1王子ネヴィラム様、第2王子ノクティス様のご逝去が確認されたとのことでしたが、加えてノクティス様との婚約が発表されていたテネブラエのフルーレ家、神凪のルナフレーナ様のご逝去が相次いで確認されたとのことです...せいh』

 

動揺したプロンプトがボタン操作を間違えてラジオを消してしまう。

「消すな!情報が途切れる!」

グラディオラスが注意する。泣きそうな顔のプロンプトが、ごめんと謝りながら取り落としてしまったラジオを拾おうとしゃがみ込む。

「グラディオ、仕方ないさ。プロンプトは情報を集めて探査するなんて経験はない。無理もないさ」

「すまん」

「いや、俺こそ...あの...これ本当なのかな」

今までただ一介のルシス市民だったプロンプトは、メディアの情報が全てだった。ノクティスと交流を始め、情報を出す側の状況もわかるようになってきたが、国の利益などついぞ理解できそうもない話題であったからだ。

 

3人の背後でノクティスが電話を取る。

「!....もしもし、コルか?!」

 

 




to be continued...
Go to next chapter...

すごいところで切りました。すみません。切るタイミング分からない。

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