某警察署
※オールマイト視点
「鈴木速人 3歳の時に突如として失踪 その後届け出から7年立っても結局は発見されず既に死亡届が出されている...つまり彼は公的には既に死人と言うことになる。その彼が実は今も生きていてDIOと名乗っていると...そう君は言うんだね?オールマイト」
私はあの後塚内君に連絡をし直接話す機会を設けた もちろんDIOなる人物について情報を確認 今分かっていることを整理するためである。
「ああ、彼の幼稚園時代の友人が間違いなくDIOという人物を見て鈴木速人だと断言した 間違いないと思う」
「なるほど...これは極秘事項だが君には話しておいた方がいいだろう 君はあのホテルで発生した外国人一家惨殺事件を覚えているかい?」
「ああ、かなり大きなニュースになっていたな 何でも父親が今も行方不明で怪しいとかテレビのニュースでやっていたと思ったが...」
「その件なんだがな...容疑者の中にそのDIOという人物が含まれているんだよ もちろんまだ確定したわけじゃない 容疑者は複数存在しているからね。」
「なんだって!?それは一体どういうことだ?」
「あの事件の一家には生存者がいてね...次女が生き残っており目撃者でもあるというのは報道されているから君も知っていると思うが...その次女があの事件の数日後に入院している病院で襲撃されたんだ」
「なに!?そんなニュースは報道されていなかった気がしたが...」
「いや報道はされたさ ただ襲われた被害者がその数日前に発生した惨殺事件の被害者だとは伏せられてね だから両事件は無関係なものとして報道されたのさ これも被害者を守る為 報道の自由がどうとか言う連中もいるがね 人命第一ということさ」
「そうだったのか...」
「それでだ その被害者 本当なら名前を君に教えるのは不味いんだが仕方あるまい その事件の被害者 ジョディ・ジョンストーンのことを襲撃した人物は確かにDIOという名の人物に命令されたと発言したらしいのさ もっともその襲撃者は衣服を残して消えてしまったのでこの情報自体が被害者の証言だけ...なので警察では依然としてホンボシは父親というのが有力なんだが...」
「...なんだかあまり釈然としない話だな そのDIOに命令された人物とやらは一体どこに消えたのだ?」
「一切不明だ それにその場には偶然居合わせたと主張しているイタリア人の男性もいてね 彼はイタリアのプロヒーローらしいが...今回のことに関してその被害者たるジョディ・ジョンストーンもそのイタリアのプロヒーローもあまり詳しくは知らなかったようだ...いやあれは知っていたけど話さなかったというのが正しいのかもしれん ジョディの方はともかくイタリア人ヒーローの方はこちらをかなり警戒している様子だった。警察を信用していないのかもしれん」
「...でそのまま彼等は帰国してしまったのか。」
「ああ、そういう事になる 特に証拠もないのに彼を拘束でもしたらイタリアとの国際問題に発展しかねないしね 慎重にもなるさ」
「そうだったのか...しかしやはりDIO 奴は危険だ。」
「君がそう言うなら相当なんだろうな...既にDIOは少なくとも誰かを命じることが出来る立場にあるのだろう 規模は不明だが何らかの組織を保有している可能性は高い 厄介な相手になりそうだ。」
「ああそうだな...しかしそのイタリア人のヒーローとやら気になるな 一度彼に会って話をしてみたいが...」
「ああ、それなら大丈夫だと思うよ 今証拠も無しに拘束したら問題になると言ったと思うけどそれ以外にも彼を簡単に開放した理由があってだな...彼はまた日本に来るらしいよ それも来年度からあの雄英で教鞭を執るらしい 君と同じだな 時が来れば話は聞けるはずさ」