悪をなぞる   作:NY15

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ボディ・スナッチャー3

東京 ホテル

 

 ついに見つけた 特に当てがあったわけではない だからこんなにも直ぐに目当ての体を見つけられるなんてやはり私は運命に愛されているのだろうか 

 

 東京という街はアジア屈指の歓楽街 外国からの観光客も多い 無論別に日本人の体でも良かったのだがあれほどの優良物件はそうそう現れまい。

 

 

 その体格はもちろん おそらくあの男の隣は妻として近くにいる四人は子供で間違いないだろう。

 

 そう子供だ それが一番重要な要素 血のつながった子供の存在がだ

 

 

 私はあの家族の後をつけ 宿泊していると思われるホテルまでたどり着いた。

 

 あとはホテルのボーイなり受付なりで連中の泊っている部屋を確かめればいいだけ

 

 なに 私にとっては朝飯前の仕事よ

 

 「あの 少しいいかな受付のお嬢さん ああ、何でもないことなのだよ ちょいと今エレベーターに乗っていった6人組の西洋人の親子...あの家族の宿泊している部屋の番号を知りたいだけさ 教えてくれるかな?」

 

 さりげなく私は彼女に手を差し出しそれをプレゼントする。

 

 私の手を離れたそれは常人には対応不可能なスピードで受付嬢の脳を捉え確実に侵食していった。

 

 「あっ...ああ!!」

 

 数秒の間をおいて肉の芽は彼女にその効力を発揮した 

 

 「あのお客様は... ジョンストーン様は...」

 

 

 若干意識は朦朧としていたが受付嬢はなんの抵抗もなくこの私に部屋を教えてくれた。当然だ たとえどんな規則や法律があろうと今彼女が一番優先するのはこの私 このDIOよ

 

 

 「いいかい 今の出来事は全て他言無用だよ たとえ警察やヒーローにもね...私と君の 二人だけの秘密さ」

 

 私はエレベーターを使わず階段を使用して目的の階層に向かう これで彼女はたとえどんな拷問を受けようが決して口を割ることは無い。

 

 

 まず初めに子供たちを始末しその後あの男の(ボディー )を頂く

 

 先に体を奪ってしまいたいところだが馴染まない体では逃げられる可能性も高い たとえザ・ワールドがあったとしても細心の注意を払わなければ 傲慢が綻びを生むということもある。

 

 ジョナサン・ジョースターの体を馴染ませるのに孫のジョセフ・ジョースターの血であの馴染み具合だったのだ それがその体の直系の子供4人の血があれば十分すぎるであろう。

 

 ホテルの6階 そこが家族の宿泊している部屋 まずは子供たちの部屋に向かう 親の部屋も同じ階層だ。

 

 廊下には誰もいなかった 監視カメラは存在しているわけだが...問題はない 

 

 要するに監視カメラの映る範囲は時間を止めて移動すればよい

 

 今現在の私の能力...スタンド能力 ザ・ワールドの時間停止は5秒 ここまで停止させるのに10年の時間を要した。そして吸血鬼としての能力ももちろん試した 気化冷凍法や空裂眼刺驚は今では問題なく使用可能である。冷凍法を身に着けるのにはちと苦労しがな... それ以外にもいろいろ試しておりいくつかは中々に使えるものも存在した。

 

 さて子供たちの部屋の前に到着した 私は扉をノックする 

 

 彼らにはそれが終末の音となるであろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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