原作未読なので、トガヒミコのキャラと、しゃべり方が違うかも知れません!
他の二次創作のトガヒミコを参考にしました。
若干、流血的な表現有り?
そして短い。
「ねーねー!」
「?」
少し長い袖…、いわゆる萌え袖と言われる感じにした手元。濃いめの金髪(?)を左右でお団子にした髪型。特に目を引くのが笑った口の中の鋭く尖った八重歯。
そんな容姿をしたたぶん同い年ぐらいの少女が、出久に話しかけていた。
「なにか?」
「君さぁ…、ビルから飛び降りたよね?」
「うん、そうらしいね。覚えてないけど。」
「私見ちゃったんだー! 血が飛び散ってビシャビシャになってました! なのに…。」
テンション高めに喋っていた少女だったが不意にテンションを落とした。
「なんかあっという間に治っちゃって残念です。血の一滴も体に戻っちゃって!」
「そう。」
それが悪魔ザラゾスが取り憑いたタイミングだろう。
「それが君の個性?」
「違うよ。」
「即答! そっかー、じゃあ、あのドロドロの時に見せてくれたあの姿が個性? 頭が骸骨で! ボーボーメラメラ燃えてた! キュンッ!てしました!」
「きゅん…?」
そう言う言葉は、可愛いものとかに用いるものじゃないのかっと、出久は声に出さず思った。
『この娘…、血のにおいがたっぷりとするな…。かなりの人数の血を…。』
「君…、連続殺人犯?」
「えっ? 匂う? 匂う? でもまだ殺してないよ!」
出久の言葉に少女は、自分の服の袖を匂ったりしたが、別段慌てた様子は無かった。
まだ殺してない…。そして悪魔ザラソフが匂うと言うほど濃い何人もの人間の血の匂いをさせている…。
『テレビとやらで言っていたな。逃走中の失血事件の犯人…、この娘だろう。』
「……。」
「……。」
すると少女がジーッと出久の顔を下から覗き見るように見つめてきた。
「…なに?」
「綺麗な目~。抉り取りたい!」
「させないよ。」
「じゃあ、チウチウさせて?」
「ちうちう?」
「あ、でも…、血が燃えるように熱いとか? 飲んだらお口と喉が大火傷?」
『火傷程度で済めばな。』
「止めた方が良いよ。チウチウできなくなってもいいの?」
「それはイヤ!」
「ならそれでいいんだ。君みたいな美人の唇が無くなったら悲しいことだろう?」
「!」
「?」
「…わたし…美人?」
「俺から見ればそう思うけど?」
出久がそう言って首を傾げる。すると少女は、ボンッと顔を赤らめた。
「うひゃ~~~…。」
萌え袖で口元を隠すようにして身をよじる少女。耳まで真っ赤になっている。
「ねえ!」
「ん?」
バッと顔を上げた少女がズズイッと近寄ってきた。
「わたし、トガヒミコ! あなたの名前教えて! でもって付き合ってください!」
「丁重にお断りします。」
「えー! なんでー、なんでー!?」
「受験勉強中なんだよ。」
「べんきょーなんかよりー、もっと楽しいことしよ!」
「魅力的な言葉だけど。今は、勉学を優先したいんだ。」
「じゃ、じゃあ、受験が終わってからは!?」
「……。」
どうする? ザラゾス?
『欲望に忠実になれ、出久。』
つまり、OK出せと言われた。
「…いいよ。」
「やったーーーーー!!」
トガヒミコは、両手を挙げてピョンピョンと跳ねて喜んだ。
「そうだ、まだ名乗ってなかったね。俺は、緑谷出久。」
「出久君だね! あっ…。」
「どうしたの?」
「マズい、警察だ。ごめんね! また今度、いつか会おうね!」
トガヒミコは、そう言い残して走って去って行った。
「…せめて連絡手段を残していけよ。」
出久は、嵐のように去って行ったトガヒミコを目で追いながらそう呟いたのだった。
内側にいるザラゾスが、クスクスと笑っている気配がしてムカついたのだが。
『自分で自分を殴るのか? しかしお前が痛いだけで俺は無傷だがな。』
っとまで言われ、更にムカついた。
こんなんでも、トガヒミコがヒロインでいいかなぁ?
ザラゾスは、応援しているわけじゃなく、悪魔らしく欲望を解き放てという意味で後押ししました。
とりあえず、書きたいと思ったのは、ここら辺ぐらいまでかな?
もしかした勢いで雄英校入学試験まで書くかもだけど。
オールマイトから個性の譲渡受けるか否か
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