こんな分岐は嫌だ ~ BALDR SKY短編集~ 作:水城悠理
あと過去作品なのでネタが古いです。
菜ノ葉です
今までのチームバルドヘッド作品では金髪がアレだったけど、今回は金髪キャラがぶっちぎりの人気なので最下位っぽいです。
菜ノ葉です。
公式的に髪の毛が緑なのはニラの食べ過ぎだとか言われてるとです。
菜ノ葉です。
とうとうシュミクラムの正式名称がニランナー呼ばわりされて泣きそうです。
菜ノ葉です、菜ノ葉です。
世界0
「というわけで空先輩には私の強化計画を考えて欲しいんだけど」
「あのね菜ノ葉。これでも私には世界の命運をどうにかするという大切な役目があるんだけど」
菜ノ葉は単独で空のいる島に来た。
「でも、先輩って暇っぽいですよ。たまになんかにやけてますし。端から見てたらちょっと不気味なんですけど」
観測の結果に一喜一憂姿はどう見ても不気味だ。
「あんた私にケンカ売ってるの・・・まあいいわ。それで菜ノ葉の強化というとやっぱりニラかしら」
菜ノ葉といえば、ニラと幼なじみ属性。
幼なじみ属性はもう極まった感があるので、残りはニラしかと失礼なことを空は考えていた。
「先輩、確かに私はニラが好きですけど違いますよ。強化したいのはシュミクラムの方です」
「シュミクラムねえ、それって私より亜季先輩の専門分野だと思うんだけど」
日常生活ではあれだが彼女達の先輩である亜季は特級ウィザードの天才。甲たちのシュミクラムであるカゲロウも亜季の作品である。
「菜ノ葉もカゲロウをインストールすればよかったのに」
「はっきり言って適正がないと言われました。私に動かせるとしたらあれぐらいだろうって」
確かに彼女はセカンドにもかかわらずその辺がダメだった。
常にネットに繋がっているからといって全員が全員そっちの方向に適正があるわけではない。
「となるとやっぱりアレかな」
「何か方法があるんですか?」
「うん、旧世紀の研究で、特定のパルスを流し込むことで能力の向上を目指すというやつ。まあ洗脳に近いんだけどね」
記録されていた画像を渡すと何かプルプル震え出した。
「い、嫌ですよ。そんなの」
「そう? エロエロな菜ノ葉って需要があるかもしれないわよ。何か欲求不満だし」
「それなら先輩がやれば良いじゃないですか。クゥちゃんをたくさん使ったプレイとか」
「私は主役というかメインヒロイン何だからそんなことする必要は無いでしょ」
「巷ではヒロインってレインさんで、空先輩は主人公疑惑が浮上しているんですけど。何か空白の期間に実は肉体関係を結んだとか」
「私は甲一筋よ」
「私だってそうです」
「やめましょう。何か不毛な争いになってきたから」
「そうですね」
「つまり、菜ノ葉ちゃんにも必殺技が必要という方向性でいいかしら」
「そうですね」
「じゃあ、こんなのと、あれと、あの要素を」
空は適当にパラメーターを弄ってその情報を別の世界に送りはじめた。
世界2
アセンブラの起動は目前で絶望に苛まれる俺たちを前に菜ノ葉宛にメールが送られてきた。
「・・・何これ?」
「どうした菜ノ葉」
「う、うんよく分からないんだけど、私からメールが?」
自分からメールってそんな旧世紀のスパムメールじゃあるまいし。
「なんて書いてあるんだ」
「モニターよろしくって」
「はあ?」
データはシュミクラムの武装とアセンブラの制御プログラム。
「制御プログラム!?」
「菜ノ葉、そのデータを亜季ねえに転送」
「うん」
「これどうやって?」
受け取った亜季ねえが驚いている。
あの特級ウィザードの亜季ねえが驚くプログラムって。
「これなら、短い時間で何とかなる」
そして俺たちは電子体になってダイブする。
「奥で待ってろ菜ノ葉。必ず守ってやるからな」
「私も戦う」
「ダメだ。お前に万が一のことがあったら」
「守られているだけじゃダメ。私だってがんばれるんだから」
→わかった
無理だ
「わかった。でも無茶するんじゃないぞ」
「うん」
菜ノ葉の機体は普通のアイランナーを改造したものだ。
「いっくよー」
ケイジブレードっぽいニラが敵を貫き(※1)
分裂したニランナーがアイランナーMのように集団で敵機体にとりついて爆発(※2)
そして
「な、何で、菜ノ葉がこんなに強いんだよ」
千夏が巨大化したニランナーに押しつぶされていた。(※3)
それは俺も知りたい。
この後久利原先生が登場して、アセンブラがどうのとか言ってるけど、その時にはアセンブラの書き換えが終わっていた。
何か最後のあがきで菜ノ葉に襲いかかろうとしたけど、シュミクラムから大量のニラが生えて消滅した。(※4)
その後は、完璧に制御されたアセンブラで周辺を一気に浄化。
俺たちは復興事業に協力するわけだけど。
「何か腑に落ちないよな」
「どうしたの甲?」
「いや結局、あのメールっていったいどこから来たものなんだろ」
「神様からのメッセージだったり」
「ドミニオンの神父じゃあるまいし、そういうのは余り信じたくないけどなあ」
「何だって良いんじゃない。今私すごく幸せだから」
まあ、それも良いかなと思った。
問題は色々ある。でも菜ノ葉と一緒なら乗り越えられる気がした。
世界0
「・・・菜ノ葉は今のままでいいと思う」
分裂とか増殖とかとの相性が良すぎるのか、敵を圧倒的に蹂躙する菜ノ葉は、はっきり言ってバランスブレイカーだと空は思った。
「そうですか、残念だけど私は私のやり方でがんばります」
ありがとうございましたと礼を言って消える菜ノ葉。
「本格的に訓練させたら一番強いのかも」
とりあえず無為な時間を削れたのが良かったのか空は再び世界の観測に入る。
「全エージェントへ、ニランナー強化プログラムは危険なので以後凍結」
ニランナー強化計画(廃案)
※1 ニラブレード・・・ケイジブレードみたいな感じでニラが生える。FCはニラカリバー
※2 ニランナーM・・・アイランナーMタイプのニランナーを構成し、敵に特攻させる。FCはジェノサイドアタック
※3 FC圧迫・・・バチェラのウィルス巨大化で押しつぶすあれ
※4 FC消滅・・・相手のシュミクラムにウィルスを寄生させてニラの花を咲かせる。シマネキ草の種が発芽させるイメージ。
多分菜ノ葉の髪の色を赤くしてしまえば、ケムリクサに混ぜてもあんまり違和感ないと思う。
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