赤い通り魔が仮想世界に参戦!?   作:心優しい赤い通り魔

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好評でしたら連載するかも。


赤い通り魔、参上!

  浮遊城アインクラッド……そこはSAOというVRMMORPGでプレイヤーの命を駆けた戦いが繰り広げられる舞台。魑魅魍魎の怪物が蔓延る城で命を落としたプレイヤーは文字通り現実世界で死ぬ事になる。そんな世界に恐れを知らぬ戦士が戦いを繰り広げる物語をここに記す。

 アインクラッド第一層のボス部屋、イルファング・ザ・コボルドロードというボスが待ち構えている。武器は斧と盾で取り巻きとしてルイン・コボルド・センチネルを引き連れている。

 ボスを攻撃するチーム、取り巻きを排除するチームに別れて戦っている。取り巻きを排除するグループの一人に異質な存在がいた。

 その存在の肉体はマッシブで全身が鍛え上げられており男だと判断できる姿で赤い仮面で顔を隠している。真紅と謂える軽装ながらも胸部は銀のプロテクターを纏った奇妙な服装だがSAOでは極めて異様な戦い方が目を引いた。その戦い方は一言で表現するなら残虐だ。

 彼は徒手空手で敵を攻撃しながらここぞという所でナイフで敵を突き刺す。しかもナイフで突き刺した所は鎧や兜の隙間といった脆い部分を正確に狙っている。

 それだけでなく背後から迫る相手に先程倒した敵を盾として攻撃を防ぎながら投げ捨ててダメージを与える。その隙に右手に十字の飾りが付いた赤い槍『レッドアロー』を持って兜の覗き穴に突き刺して敵の息の根を止めた。

 その間にボスのHPバーが残り一つになり咆哮すると同時に変化が起きる。武器を投げ捨て、背負っていた大きな曲刀のノダチを装備。その変化に気付かなかったチームの指揮官をしていたプレイヤーのディアベルはボスへたった一人で進む。

 ボス戦に参加していたプレイヤーのキリトは警告するも手遅れでディアベルが殺られると思った。しかし、単独で突撃したディアベルの足が突然止まった。何故なら彼の背後から頭部に槍が刺さったセンチネルが投げ飛ばされてボスの顔面に直撃する光景に驚いたからだ。

 

「レェッーード!!」

 

 ディアベルの後ろから例の青年が大きな声で叫ぶと同時に疾走、ボスの顔面に強烈な右ラリアットをぶつけて怯ませる。そこから背中に左ヤクザキックを繰り出し、右手に大振りのナイフ『レッドナイフ』を装備して背中に突き刺す。

 

「グォォォーー!?」

 

 ボスは部屋全体に響く程の悲鳴を上げるが彼は背中からナイフを内蔵を抉る様に引き抜いて何度もナイフを突き刺しては引き抜く行為を繰り返す。ボスは好きにはさせないと振り向いてノダチを振り回すが青年は跳躍して回避する。

 

「レッドナイフ!」

 

 彼は空いた手にもう一本のナイフを持って走って接近、すれ違う瞬間にボスの腹に二本のナイフを腹に突き刺す。ボスはナイフが刺さった痛みで叫ぶが青年は雄叫びを上げながらドロップキックをナイフが刺さった所に叩き込む。

 刺突と打撃をほぼ同時に喰らったボスのHPは僅かだ。最後の抵抗と謂わんばかりに痛みを堪えてノダチを振り下ろすが青年はその斬撃を後ろに跳んでボスを嘲笑うかの様に軽く避けた。

 その隙を付いてキリトの放った一撃がボスに直撃、この一撃でボスのHPが空になると同時に断末魔を上げながら消滅した。

 それからボスを倒したキリトはラストアタックボーナスとして黒いコートを得た。青年はボスの消滅を確認、誰かに声をかけられる前にそそくさと次の層に続く階段へ足を運んだ。

 後に彼が赤い通り魔、レッドキラー、真紅の殺し屋という渾名を付く事をSAOのプレイヤー達は誰も思わなかった。

 因みに彼のプレイヤー名はレッドマンである。




原作キャラ死亡のタグに関してですが殺人や悪事をしたキャラが死にます。
キリトやアスナといった主人公側のキャラは死なないので安心して下さい。
レッドマンの見た目はウルトラマンゼットのベータスマッシュをイメージしています。

原作:ディアベル死亡
今作:ディアベル生存
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