ようこそ知らない世界の教室へ   作:マサオ

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中間試験後〜期末試験
9.


 中間テストの結果発表は終わった。

 

 俺にダメージを与え続けていた中間テスト得点一覧を片付けて、教室から出て行く茶柱先生。俺も今すぐこんなところから出て行きたいけど、生憎と自分の席は窓際にあるのだ。退室する前に軽井沢あたりに捕捉されてしまうのは確実、というか既に捕捉されてる。

 俺を捉える視線は20以上、彼我の戦力差は圧倒的だった。今はひたすら籠城あるのみ。黙って下を向いていれば、奇跡的に誰も俺へ話しかけないかもしれない。

 

「浅村、もしかして狙って50点取ったのか!?」

「ほんとに須藤君と仲良しなんだね!」

「須藤君にご飯作ってあげてるってほんとなの!?」

 

 奇跡なんてなかった。ところで、最後の発言した人はどこでその情報を知ったのだろうか。確かにクラスポイント0になってから、たまに須藤を部屋に呼んで夕飯食わせてるけど。代わりに須藤の分まで無料食材をもらっているから、懐は痛んでいない。

 

「‥‥‥ノーコメントでお願いします」

 

 そういった質問は事務所を通してください。須藤君は仲の良い友達です。それ以上でもそれ以下でもありません。

 

 いつの間にか周りに人集りができてしまった、完全に包囲されている。なんとかこの包囲網から脱出したい、救援を求む。

 下を向き続けてひたすらそんなことを考えていたら、視界外から長身の筋肉質な男がこちらに向かってくることを感知した。この歩き方‥‥‥須藤だ。きっとこの状況を見兼ねて助けに来てくれたのだ。真の友というのは、追い詰められた時にこそ駆けつけてくれるものなのだろう。人とは支え合いながら生きているものなのだから。

 

「俺のために50点取ったのかよ、お前‥‥‥」

 

 敵の増援でした。この裏切り者め!そもそも他人を頼るのが間違いだったのだ。いつだって頼れるのは自分だけ、それが世の摂理。

 考えを改めて顔を上げる。ポーカーフェイスは一応復旧していた。

 

「‥‥‥須藤、俺だけじゃないからね。みんな明らかに、英語だけ点数が低いから」

 

 他のテストでは100点満点が10人以上いたけど、英語の満点では1人もいなかった。最高点は高円寺の95点、あいつは過去問受け取ってないから素の学力でその点数ってことになる。傲岸不遜有能キャラか、相変わらず立ち位置がよくわからないやつだ。そして我らが堀北は55点。人のためにそこまで点数下げるとか優しい、しかも可愛いとか女神じゃないか。

 

 俺は立ち上がり、クラスメイトへ頭を下げる。包囲網をどうにかするための一手だ。これがダメだったら窓から脱出するしかない。

 

「クラスのみんな、協力してくれてありがとう。‥‥‥ほら、須藤もお礼言わないと」

「お、おお。‥‥‥あーお前ら、今回は迷惑かけた。助かったぜ」

 

 須藤も俺と同じように頭を下げると、教室が少しざわつく。あの須藤が頭下げるなんて、確かにびっくりするだろう。俺だって前見たときは本物かどうか疑ったくらいなのだから。今回はそのインパクトを利用させてもらう。これで包囲網も瓦解するはずだ。

 

「‥‥‥浅村の言うことなら、結構素直に聞くんだな須藤って」

「餌付けされてるんじゃない?」

「やっぱりあの2人は特別な関係なんだよ!」

 

 ‥‥‥うん、なんか聞こえたけど気にしない。とりあえずの危機は脱しただろうし。

 

 

 

 

 

 

 放課後、俺は中間テスト祝勝会で綾小路の部屋に来ている。堀北の第2期勉強会に参加したメンバーは全員参加すると聞いたので、それに参加させてもらった。綾小路の部屋、というより他人の部屋へ入るのは初めての経験だ。‥‥‥夜に使う大人の風船とか隠してないだろうか。

 

 本来音頭を取るべき堀北が本を読んでいるので、櫛田が代わりを務めて。

 

「じゃあ、全員揃って中間を乗り越えたことを祝して!」

「「「「乾杯!」」」」

「‥‥‥なぜオレの部屋なんだ」

 

 宴が始まった。それと同時に、いきなり押しかけられた不満をこぼす綾小路。押しかけた側の俺が言うのもなんだけど、ベッドが置かれている八畳間に7人も入るとなかなか狭い。堀北の隣を取ったから、むしろありがたいことだけど。‥‥‥なんか良い匂いする。‥‥‥堀北の匂いだよな?綾小路の部屋の匂いじゃないよな?

 

「だって須藤達の部屋は散らかっているらしいし、女子の部屋に押しかけるのは流石にまずいでしょ」

「浅村の部屋でよかっただろ」

「他人の部屋って入ったことなかったからさ、興味があったんだ」

「‥‥‥そうか」

 

 俺の極めて適切な主張に、綾小路も納得してくれたみたいだ。しかし、綾小路の部屋ってほんとに最低限のモノしかない。俺も結構少ないと思っていたけど、綾小路の部屋は元々備え付けられている家具以外ほとんど何もないのだ。

 

「そんなこと言ってるけど、浅村の部屋も散らかってるんじゃねぇの?」

 

 池がちょっかいをかけて来た。勉強会を時々一緒にやったりで、池や山内とも本当に少しずつだけど仲良くなれている気がする。俺が櫛田と話している時は相変わらず凄い目で見てくるけど。

 

「そもそも散らかるほどのものがないかな。ポイントはあまり使わないようにしてたし」

「あ!そういえば浅村、ポイント減ることわかってたんだよな?なんで言ってくれなかったんだよ!?」

 

 その話そろそろ時効でしょ。許して?

 

「いや、確信がなかったんだよね。まさか0になるなんて思わなかったし‥‥‥」

「‥‥‥浅村、使わないようにしてたってことは結構ポイント残ってるのか?」

 

 いくら残っていようと無料ではあげないぞ山内。融資なら考えてやる、限度額は5000だ。

 

「まぁ、それなりには」

「頼む!俺のゲーム機を30000で買ってくれ!今だけの特別価格だ」

 

 山内は以前に、似たような話を綾小路へ持ちかけていた。俺の真後ろだから丸聞こえだったのだ。その時価格は20000。特別に10000プラスしたのだろうか。とりあえず、山内の融資限度額は500に修正しておこう。

 

「ごめん、俺もそこまでは余裕ないかな」

「だよなぁ。ちくしょー、ポイントが欲しいぃ!」

「中間テスト頑張ったし、がっぽりポイント入んねぇかなぁ!?」

 

 池と山内が魂の叫びをあげている。俺も一緒に叫びたくなった。茶柱先生‥‥‥、ポイントが欲しいです‥‥‥!

 その叫びに反応して、堀北が本を閉じて口を開いた。本のタイトルは『悪霊』。ドストエフスキーが好みのようだ。

 

「Dクラスの中間テスト平均点は4クラス中最下位よ。それでポイントが増えるとは考えない方がいいわ」

「じゃあ来月も0ポイント生活か‥‥‥トホホ‥‥‥」

「この学校は実力至上主義を謳っている。ポイントを増やすには、勉強でもそれ以外でも他クラスと厳しい競争をすることになるでしょうね」

 

 堀北の話を聞いて、あからさまに肩を落とす池。なんだかんだで頑張っていたから、何かしらのご褒美が欲しいのだろう。気持ちはわかる。大丈夫、今回はたぶんいいことがあるから。

 ‥‥‥それにしても競争か。中間試験が終わって一区切りついたし、他クラスもいろいろ動いてくる頃かもしれない。

 

 ちょうどいい機会だと考えて、6人に向かって口を開く。

 

「他クラスといえば、気になっていることがあるんだよね。最近Cクラスの生徒が、うちのクラスの様子を頻繁に見てるみたいなんだ」

 

 Aクラスは葛城と坂柳が主導権を奪い合っている最中。Bクラスは一之瀬の下で緩やかにまとまっていることを把握済みだ。Cクラスは入学して少し経った後、外から見てもわかるくらいに荒れている時期があった。恐らくは主導権争いだろうそれが、少し前から収まってる。何かしら動いてくるかもしれない。

 この世界が学園モノだとしてDクラスの誰かが主人公の場合、物語の流れ的にはまずCと戦って、次はB、最後にAと戦うってパターンは王道だと思う。どこかのタイミングでCクラスとぶつかる可能性はそれなりにあるのだ。

 だから平田や軽井沢あたりにも、Cクラスについてはそれとなく警告してある。

 

「前に俺と須藤が図書館で絡まれたこともあるし、気をつけた方が良いかもしれない。Cクラスの生徒、ガラが悪い人が結構いるから」

「はっ!んな奴ら返り討ちにしてやるぜ。喧嘩で俺が負けるわけねぇ」

「はい、須藤アウト。生活態度改めようって話が平田からあっただろ?喧嘩なんてしたらクラスポイントがかなり減らされると思うよ?今は0だからこれ以上下がらないけど、何かしら他の要素で不利になるかもしれないし」

 

 今まで見てきたから断言できるけど、須藤は喧嘩っ早い。放っておけばトラブルを起こすのは確実。大人しくしていてほしいものだ。月収0ポイントから早く脱却したいというのだから。少しずつとはいえ、所持しているポイントが減っていくのは精神に大変よろしくない。

 

「でもよ、あっちから突っかかってきたらどうすんだ?」

「なるべく近づかない、他の人がいない場所では会わない。それの徹底かな」

「尻尾巻いて逃げろってのかよ、冗談じゃねぇ」

「結果的には大丈夫だったけど、みんなに英語のテストで助けてもらったこと忘れてないよね?恩を仇で返すわけにはいかないでしょ?」

「‥‥‥‥‥‥しゃーねぇ。ムカつくけど、なるべく近づかねぇようにする」

「うん、よろしく。みんなも気をつけてね」

 

 Cクラスが何か仕掛けてくるなら、須藤に接触する可能性は決して低くない。トーストをカーペットに落とした時に、バターを塗った面を下にして着地する確率と同じくらいにはあり得るだろう。かなり悪目立ちしているというのもあるけど、須藤には主人公疑惑もあるのだ。

 可能な限りトラブルは避けたい。そう思っているけど、あちらから積極的に仕掛けてくるようなら俺が相手をすることも考えておこう。Cクラスや監視者の情報も集めたいし、他のやつを狙われるよりはなんとかなるはずだ。

 

 

****

 

 

 7月1日、朝のホームルームが始まる前の時間。中間テストが終わってからは活気に満ちていた時間帯だけど、今日は一段と賑やかだ。入学時に10万ポイントが振り込まれて以来減る一方だったポイントが、今朝確認したら増えていたことがその理由だろう。その増加額、8400ポイント。入学時に支給された10万と比較するとなんとも少ないけど、それでも嬉しい。クラスメイトも同じ気持ちなのだろう。みんな少なからず興奮している。そんな中、いつもと変わらずに本を読んでいる堀北へ声をかけた。

 

「みんな8400ポイント振り込まれたみたいだね。中間テストの評価かどうかはわからないけど、クラスポイントが84に増えたってことかな」

「そうでしょうね。Aクラスとの差が少しでも縮まってほしいものだけれど‥‥‥あの中間テストの結果では期待しない方がいいわね」

 

 ひたむきにAクラスを目指す堀北、とても可愛い。でももうちょっと肩の力抜いてもいいのではと思うこともある。疲れない?マッサージしようか?

 

 そんな邪な考えが顔に出そうだったので、堀北の隣の席へ視線を送る。そこでは池、山内が綾小路に絡んでいた。

 

「うぉぉ!見たか綾小路!俺達の努力が実を結んだぞ!」

「そうだな」

「この調子で頑張れば期末で2万、2学期で4万、2年生になったら6万貰うのも夢じゃねぇ!がぜんやる気が出て来た!」

 

 いやそうはならんやろ。

 テストの度にクラスポイントを増やしてくれるほど、この学校は甘くないと思う。堀北兄データでもこの時期は4クラス共に100弱クラスポイントが増加していたけど、他の定期テストの時期には同様の変動はなかった。恐らくは、初回クリアボーナスか何かだろう。

 なんであれ、クラスポイントが増えた理由を早く知りたい、早く茶柱先生が来てほしいものだ。

 

 そんなことを考えていると、須藤が登校して来た。カバンを持ったまま、早歩きでこちらに向かってくる。

 

「聞いてくれよ浅村、堀北!俺、バスケ部のレギュラーになるかもしんねぇ!」

「1年生でこの時期から?すごいじゃないか、須藤」

「おめでとう。調子に乗りすぎないよう気をつけることね」

「‥‥‥お前は普通に褒められないのかよ、堀北」

 

 不満を抱くなんて、須藤には教育が必要かもしれない。堀北は須藤のことを心配しているのだ。つまりは女神。

 

「まぁまぁ。心配してくれてるんだよ、好事魔多しとも言うからね」

「‥‥‥工事、なんだって?」

 

 浅村は絶句した。必ずこの須藤の勉強嫌いを除かねばならぬと決意した。

 

「そういやCクラスが絡んでくるみたいな話、この前あったよな?」

「あぁ、綾小路の部屋で話したやつだ。もしかして何かあったの?」

「俺がレギュラーになるかもっつー話をされた日、同じバスケ部の1年に絡まれたんだよ。あいつら、Cクラスの連中だった」

 

 早速動いてきた。予想通り、トーストはバターの面を下にして着地したようだ。

 

「前から部活中に突っかかってくるウザってぇ奴らだったけどな。そいつらに特別棟に呼びつけられたんだよ。俺がレギュラーに選ばれるのが我慢ならないとかぬかしてやがった」

「‥‥‥もちろん行ってないよね?」

「ったりめぇだろ、めちゃくちゃむかついたけどな。やらかしたらレギュラーの話もどうなるかわかんねぇし」

「うん、良かった。須藤はバスケと勉強に集中しないと。喧嘩なんてしてる暇ないからね?」

「わかってるって。俺のオフクロかよお前は」

「‥‥‥いや、せいぜいオヤジでしょそこは」

 

 こんな手のかかる息子、絶対に疲れる。

 

「健も絡まれたのか?俺と春樹も因縁つけられたんだよ。あいつらがCクラスかはわかんないけど」

 

 後ろの席で綾小路と戯れていた池が会話に参加してきた。怪我とかはしてないように見えるけど、無事だったのだろうか。

 

「‥‥‥2人とも大丈夫だった?」

「なんか特別棟に顔出せとか言われたけど、浅村に言われてたから一目散に逃げてやったぜ」

「よかった‥‥‥ただ、もしかしたらってこともあるし、早めに相談して欲しかったな」

「わるい、ポイントのことで頭一杯だったわ」

 

 なるほど、ポイントのことなら仕方がない。

 さて、須藤だけでなく池や山内も特別棟にお呼ばれされたわけだ。あそこは確か、監視カメラの死角が多かったはず。これはあからさまだ。

 ‥‥‥他にも見境なく狙われるようだったら、動いた方がいいかもしれない。俺もここ最近は、Cクラスの奴らに見られているから、あっちから接触してくるかもしれないけど。

 

「それよりポイントだよポイント。中間前にあれだけ頑張ってやっと8400ポイントだぜ。Aクラスは毎月9万以上もらってるんだろ?一瞬でAクラスに行ける裏技とかないのかよ!?」

 

 確かにポイントは欲しい。けど、それ以外にDクラスであることの不満なんてない。堀北と同じクラスなのだから。

 

「喜べ池、一瞬でAクラスに行く方法は1つだけ存在するぞ」

 

 教室の入り口から茶柱先生の声が聞こえた。いつの間にかホームルームの時間になっていたようだ。

 

「せんせー、その方法とは一体なんでございましょう?」

 

 急いで席に戻った池が詳細を尋ねる。入学2日目に茶柱先生が言っていた『特例でのクラス替え』のことかもしれない。『1つだけ』と言っていたから、俺の予想ではポイントによるもの。問題はそれに必要な額だ。きっとお高いんでしょう?

 

「2000万ポイントを学校に支払えば、好きなクラスに移籍できる。頑張って貯めるんだな」

「2000万って‥‥‥。そんなの無理に決まってるじゃないすか」

 

 池は2000万あったら、Aクラスに移籍するのだろうか。大好きな櫛田と同じクラスでなくていいのだろうか?FA宣言するのだろうか。

 

「確かに不可能に近いだろうな。だが絶対に無理というわけではない」

 

 とはいえ、個人で目指すものとは思えない。クラス間で人材の引き抜きとか、そういった方向で機能しそうだ。

 

「私からも1つ質問させてください」

 

 そう言って手を上げる堀北。‥‥‥もし2000万貯めたとしたら、堀北はどうするのだろうか。

 

「学校が始まって以来、生徒個人で貯めたポイントの最大値を教えていただけないでしょうか?」

「良い質問だな堀北。3年ほど前に卒業間近のBクラスの生徒が1200万ほど貯めていたことがある」

 

 ポイントの総供給量を考えると、その生徒が銀行のような役割をしていたか、そうじゃなければ真っ当でない方法で集めたのだろう。

 

「結局その生徒は退学させられた。1年生相手に詐欺を働いてポイントをかき集めていたことが発覚してな」

「‥‥‥わかりました、ありがとうございます」

 

 ‥‥‥堀北、2000万ポイント用意したらお嫁さんになってくれたりとか。‥‥‥うん、ないだろうな。

 

「雑談は終わりだ。さて、今月の各クラスポイントを発表する」

 

 茶柱先生はそう言うと、手にした紙を黒板に広げていく。それには4クラス分のクラスポイントが載っていた。

 

 Aクラス 1004

 Bクラス 663

 Cクラス 492

 Dクラス 84

 

 Aクラスのクラスポイントが、入学時に付与された1000ポイントを上回っているのは流石だ。それはいいんだけど、予想に反してBとCのポイントがあまり増加していない。これは何かあったのかもしれない。

 

 そんなことを考えていたら、茶柱先生がポイントについての説明を始める。

 

「見ての通り、4クラスともポイントを増やしている。これは初めての中間テストを乗り越えたご褒美みたいなものだ」

 

 純粋な増加値では俺達Dクラスが1番高い。0ポイントはいくらなんでも低すぎるし、学校がそう考えて配慮したということも考えられる。

 

「他にも!他にも何かあったりしないんすか!?」

 

 池がノリノリだ。いいぞ、頑張って何か引き出してくれ。

 

「そうだな‥‥‥。中間同様に期末も誰1人赤点を取る事なく乗り切れたら、バカンスに連れて行ってやろう」

「バカンスっすか!?」

「ああ、青い海に囲まれた島で夢のような生活を送らせてやる。夏休みの予定は空けておけ」

 

 あ、離島とか行きたくないので遠慮してもいいですか?サスペンスとかあり得そうな環境はなるべく近づきたくないです。池も余計なことをしてくれるものだ。

 恐らくこれは、クラスポイント変動イベント。堀北兄データでも8月に4クラス共大きな変動があったから、確度はそれなりにある。

 青い海に囲まれた島、か。プールの授業で言っていた『必ず役に立つ』と関連があるのだろうか。遠泳とかで済めばいいんだけど。

 


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