-朝6時前-
「私の下着がない!!!」
朝早くから歩夢の大きな声が響き渡った。
それはいいんだ…いや、起こされたのは怒る案件だけど
「で…なんで僕が問い詰められてるの…」
「だって、私の下着を盗むなんて蒼君しか居ないもん!」
歩夢から下着泥棒の疑いをかけられていた。
解せぬ…
「第一盗まれたのっていつよ…」
「えっと…昨日の夜から今日の朝…」
昨日の夜から今日の朝か…
「悪いが…その時間ならアリバイはあるぞ」
「えっ?嘘だよね?」
「なんで僕が犯人って決めつけるような事を言うんだ…」
とんだとばっちりにも程がある。
本当にやっていないというのに
「蒼君がやっていないなら…誰が…」
「第一…なんで僕が犯人だと思ったの?」
「だって…蒼君が好きそうな黒のレースに透け透けで…私のあれとかこれとかが染み込んだ下着だよ?」
「うん…聞いた僕が間違ったわ…」
なんて事を言うんだ!(某ユーフォ奏者)
ゲブンゲフン…下着の詳細は分かった。最後のは要らない情報だけど
「洗濯とかに出したんじゃないの?」
「それはないよー!蒼君が盗みに来ると思って…わざと盗みやすい所に置いておいたもん!」
「歩夢…」
「ちょっと!?ドン引きしないでよ!」
だって…ドン引きするなって言う方が無理だろう…
「それで…下着が無くなったのは事実なんだよね…」
「うん!だって寝るまではあったもん!」
となると…誰かが取った可能性が高いとなるが…誰が取ったというのか…
そう考えると…不満でしかないが僕が真っ先に疑われるのは仕方ないか…本当に…はぁ…
「記憶違いでどこか違う場所に持って行ったとかは?」
「それもないよ!」
「え~本当に~?」
「うん、だって私の記憶がそう言ってるもん!」
全くと言って信用できない理由である。
何を信用しろというのだ。
「歩夢の事を信じてあげたいけど…納得は出来ないね…」
「信じて!本当だから!」
ここまで言われたら一旦信じるか…本当にしゃくだけど。
「蒼君が犯人じゃないなら…誰が取ったんだろう…」
「一旦…誰かが取ったというのを確定するのは辞めない?」
「なんで?」
「歩夢の記憶が違うかもしれないでしょ?」
こっちはさっさと解決して寝たいのである。
だって、まだ空は太陽が昇ってないんだから。
「それはないから」
「とりあえず家に帰ってもう一回捜してみて。犯人捜しは明るくなってからでもいいでしょ」
と言うと歩夢は家に一旦帰った。
これで再びゆっくりと寝れる…
そう思って布団の中に身体を入れて寝た。
「あった!!!」
という歩夢の声で再び起こされる。
本当に勘弁してほしい所。
その後、ドタドタと走って僕の家に入ってくる。
「私の下着あった」
「ふ~ん、良かったね」
めんどくさそうにそう返す。
こっちは寝不足なのだ。布団を頭にかぶり寝ようとしたのだが
「何で寝るの!」
「こっちは寝不足なの…寝たいんだけど」
「私はエッチな事したい!」
「あっそ…寝たいからパスで」
そう言って、芋虫のように丸まって寝る。
「だから寝ないでー!!!」
歩夢の叫び声に近い声の中、僕はなんとか眠りにつくのだった。
ラブライブ新作書きたい。以上