遊戯王 UniqueNO. ~可愛いJSと少数派野郎共のナンバーズ・ハンター・ライフ~   作:SOD

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久しぶりに書きたくなったので初投稿です。

よろしくお願いします。


あたしって…ほんとバカ


1.ようこそアカデミア初等部jsの日常へ

「くくくくく・・・っ!!お前にワンキルされ続けて継続すること三ヶ月。

今日という今日こそ俺はお前に勝って、アカデミア4年生最強のプライドを取り戻す!!」

 

 

少年A LP8000

 

エルシャドール・ネフィリム ATK 2800 ×2

エルシャドール・シェキナーガ ATK 2600 ×2

 

 

「さあ、かかってこい!月宮ココア!!」

 

ココア「・・・・・・・・・・・・。」

 

 

義理の兄がボクの作ったご飯を一口も手を付けずに無視して行ったその日、ボクはクラスメイトをワンキルした。

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

『自称アカデミア四年生最強のプライド』を取り戻せなかった者 LP 8000→ 0

 

 

少年A「な、何であそこから後攻ワンキルが成立したんだ・・・・・・!??!」

 

 

ココア「・・・・・・・・・次は・・・誰・・・・・・?」

 

 

クラスメイト一同「「「ビクッ!??」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先生A「如何に優秀なキミであっても、この超守備デッキの前で、これ以上私をワンキルすることは出来ない。

三ヶ月間死ぬほど喰らったワンキルともこれでおさらばだ。」

 

 

PSYフレームロードΩ DFF2200(仁王立ち②適応中)

 

紅蓮魔獣ダ・イーザ DFF6800

 

機巧蛇-叢雲遠呂智 DFF2450

 

 

ココア「・・・・・・・・・・・・。」

 

義理の兄がボクの挨拶を無視して出かけていった日。ボクはアカデミアの教師をワンキルした。

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

生徒に三ヶ月ワンキル喰らった先生の面汚し LP 8000→0 

 

先生「ば・・・・・・バカな・・・・・・【仁王Ω】による効果ダメージ以外の全てのダメージを遮断する絶対最高防御が・・・・・・プライドと今月の給料全てを売り払って組み上げた【叢雲ダイーザ】がーーーワンキルの餌食にいいいいいいいいいいいいいいーーーーー!!!???」

 

 

ココア「・・・・・・・・・次。」

 

 

 

 

 

 

アカデミアOB「ヌフフフフ・・・・・ロリ巨乳JSキタコレ・・・グフフフ---」

 

このあと通報されたOB LP8000→0

 

義兄がボクと目を合わせてくれないので、汚いOBをワンキルした。

 

 

ココア「次。」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

デュエルモンスターズを学ぶ学園。デュエルアカデミア。

その初等部の教室で、二人の少女が向かい合って話をしている。

 

正しくは、活発そうな少女が後ろの長机で本を読んでいる少女に振り返っているだけで、話しかけられているメガネをかけた少女は、目線を決して本から離さないという確固たる意志を感じさせている。

 

 

 

「この三ヶ月間、アカデミア初等部でココアにワンキルされた被害者は、留まるところを知らないわけだよ。分かるか。双子の姉であるところの遊萌(ゆめ)よ。」

 

遊萌「・・・・・・・・・うん。(パラッ)」

 

「アカデミア入学当時、付き合いたい女子ナンバーワンとまで言われたお前の妹がだぞ?

小学生とは思えないボディーライン。可愛い顔。勉強も体育もトップで文武両道。

家では本の虫と化している姉の代わりに家事もする!」

 

遊萌「・・・・・・・・・自慢の妹です。(パラッ)」

 

「今もこうして友達と話をしている中で目線だけは絶対に本から外さないお姉ちゃんが爪の垢を煎じて飲むことが必要と言われていた可憐な美少女が、今ではもう恐怖の対象だぞ。

何とかしてやろうと思わないか?」

 

遊萌「・・・・・・・・・原因はわかってるから(パラッ)」

 

「わかってるなら何とかしてやれよあの惨状を!!!!!」

 

少女が涙目で指差す方向には、ココアの八つ当たりに使われた主に男子生徒達が、見るも無惨語るに及ばずな敗者の山にされていた。

 

「そりゃあ、最初こそココアの『ボクに勝てたら何でも言うこと聞いてあげるよ』なんて言葉に惑わされて死体の山になっていった男子達を笑ってたぜ?欲に塗れた男とはこんなに面白いのかと!

だが、この三ヶ月!生気の抜けた目で、ココアに挑み続ける男子達の姿はデュエルゾンビそのものだぞ!?いくら何でも良心が痛むだろ月宮遊萌(つきみやゆめ)!!?」

 

 

 

遊萌「ふぅ・・・・・・・・・・・・おもしろかった(パタン)」

 

 

「おっめえ本当に本にしか興味ねえんだナ!!!」

 

 

遊萌「そうでもないよ。アスリ。」

 

それまで、薄い反応しかしなかった遊萌が、軽く背伸びをするとそれまで本しか映さなかった視界に、友達の顔を映した。

 

 

遊萌「あのね、アスリ。

私は、ココアのことが大好き。もちろん、アスリも好き。

他にも、アスリの知らない友達もいるけど、その人達も大好き。

 

そして・・・・・・お兄ちゃん。青葉風音(あおばシオン)のことも、大好き。」

 

アスリ「お、おう。」

 

遊萌「でも、この問題は人の心の、1番深くて単純な『仲良くなりたい』気持ちと、『仲良くなれない』気持ちの反作用だから、二人の気持ちを変えられない私には、力になれない。

 

だから、私は何も出来ない。」

 

アスリ「???どういうことだ?」

 

 

遊萌「・・・・・・・・・仲良くなりたくてデュエルに誘ってくる『ファンデッカー』と、どう考えてもまともなゲームになるような実力差じゃないから断ってる『ガチデッカー』みたいな関係性かな?」

 

アスリ「分かんねえよ、そんな例え。」

 

 

遊萌「頑張ったのに・・・・・・(泣)」

 

 

 

〉ぎゃああああああああああーーー!!!??

 

 

 

被害者LP8000→0

 

 

アスリ「ああ・・・・・・また一人、犠牲者が出てしまった。」

 

遊萌「次の本読もうっと」

 

アスリ「自由か」

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

それから放課後。

 

 

アスリ「これより、月宮ココア更生計画を開始する!!」

 

 

教室の机の周りに集められた少女達が一斉に首を傾げた。

 

 

 

 

ココア「更生って・・・ボクがまるで犯罪者みたいじゃないか」

 

 

 

月宮心愛(9)

デュエルアカデミア初等部。4年生

 

月宮夢宮の双子の妹。

 

成績優秀、スポーツ万能。早寝早起きが習慣なため、発育も良好の美少女で、男子からの人気も高かったが、最近は八つ当たりのワンキルの影響で『踏まれたい系男子』からのニッチな需要を獲得しつつある。

 

・・・・・・・・・もっとも9才で踏まれたい思考の男子など、そうそう居ても良いものではないのだが。

 

 

 

 

アスリ「オレはここ最近、ヤクザ映画観てる気分だったけどナ!

ヤバかったぞ。最近のココアは・・・・・・。

なあ、エミリア?」

 

 

エミリア「そのようですね。アスリさま。

ココアさまからの被害に遭われた方々にお話を伺いましたが、無理矢理に戦わされたという意見こそ見受けられませんでしたが、ここ近日のココアさまには、恐れを感じるようになられた方もいらっしゃるご様子です。」

 

 

白栄山(はくえいさん)・R・エミリア(9)

 

ブロンドに蒼眼。英国とのハーフで、アカデミア初等部全域で有名な美少女。そしてメイド服を着ている。

 

母は由緒正しいメイドの家系で、エミリアもまた幼い頃から厳しい修行を積んでいるため、所作から能力まで小学生離れしており、成績もスポーツも常にトップクラス。

 

しかしわざわざ常時メイド服まで着込んでいながら、仕える主が見付からなければメイドは辞めると公言している。

 

 

ココア「エミィまでボクの敵に回るの!?」

 

 

エミリア「滅相もありません。ココアさま。

仕える主の居ない今、友人のお二人に対して、わたくしの立場は常に平等です。

これでもメイドでございますので」

 

スカートの裾を摘まんで優雅にお辞儀をしながら微笑むエミリアは、小学生ながら完璧なメイドだった。

 

「もぐもぐもぐもぐ…」

 

アスリ「お前本当にオレ達と同じ小学生か」

 

エミリア「はい、アスリさまや皆様と同じく、9才の小学4年生でございます。」

 

「もぐもぐもぐもぐ…」

 

アスリ「ああもうもぐもぐもぐもぐうるせえ!!学校で菓子食うなよ菓子田琶!!」

 

「もぐもぐもぐもぐ!!」

 

アスリ「何でわざわざ口で言うんだよ!?うさぎ!!」

 

「何人たりとも!うさぎのハッピーマウスを邪魔立てさせねーぴょん!!

あーっはっはっはっはっは!!!!」

 

アスリ「先生に菓子田琶が教室で菓子食ってるってチクるぞ」

 

「あっあっあっ……ごめんなさい許して下さい。今没収されたら今月もうお菓子買えないんです」

 

 

 

菓子田琶うさぎ(9)

 

クラスメイト。

 

うさぎパーカーを着込んでいる少女。

常に何かしらお菓子を切らさないように買い込んではセンコーにパクられて食い尽くされるため、毎月金欠。

他人を煽るのが大好きだが、倍にして返されるクソ雑魚ヤムチャ視点。

 

 

 

 

アスリ「まったく……さて、それではココアよ!これを読むんだ!!」

 

 

バン!!と効果音でも付きそうな動きでタブレットを机に出した。

 

ココア「えっと……

『明日開催!!!!!

初等科4年生限定大会開催。5人チーム戦で、主催側の集めたチームとデュエルしよう』?」

 

アスリ「そうだ!!お兄ちゃんが構ってくれなくて欲求不満なココアには、不完全燃焼で終わらないくらい、激しくヤレる相手が必要なんだ!!」

 

うさぎ「言い方。」

 

アスリ「そこで!上級生が用意したこの大会だ!!」

 

エミリア「ですが、今のココアさまはデュエル実技担当の先生とのデュエルであっても、変わらずワンショットキルでのゲームエンドに持ち込んでいらっしゃいます。

いくら6年生の先輩方であっても、先生よりも高い実力を持つ方は、いらっしゃるのでしょうか?」

 

アスリ「無理だろうな。1対1ならまずいつも通りのワンキル祭りだろ。

 

だが、今回の大会のルールなら話は変わってくるんだ!」

 

ココア「と言うと?」

 

アスリ「フッフッフッフッフ……実はな、この大会はな、この大会はなぁ……なぁんと」

 

 

うさぎ「えーっとなになに?『優勝チームには景品として【強欲で謙虚な壺】【強欲で貪欲な壺】【強欲で金満な壺】【三戦の才】【命削りの宝札】のシークレットレアリティーをプレゼント』か~

 

狙いはコレだな。明日李」

 

アスリ「あ……」

 

うさぎ「自分がカード欲しいからココアの更生とか美味いこと言っちゃって~~www

あひゃひゃひゃひゃ~!」

 

ココア「・・・・・・・・・アスリ」

 

アスリ「そんな目で見ないでくれ……!最近のココアがヤバいと思ったのは本当だし、ついでに手に入るって思っただけなんだ……ココア、めっちゃワンキルしてるから、勝てると思って……もう【貪欲な壺】じゃ全然間に合わないんだよ……」

 

エミリア「だんだん、明日李さまの大会に対する目的意識が、賞品に引っ張られているように感じるのですが……」

 

 

アスリ「あああああああああああ・・・・・・・・・!!!」

 

アスリ(も、もう、ダメだ……)

 

 

遊萌「へえ、勝ち抜き戦なんだね、これ。」

 

アスリ「え?」

 

ココア「あ、お姉ちゃん。本読み終わったんだ。」

 

遊萌「うん。さっき。

 

ところでココアちゃん。このルールなら、個人の実力差があっても勝てるとは限らないから、ココアちゃんも楽しめると思うよ」

 

それまで全く口を開いていなかった遊萌が説明を始めた。

 

遊萌「1対1ならワンキルしたら終わりだけど、このルールはチームメイトが負けたら、場のカードと墓地のカードはお互いそのままに。勝った側はLPと手札、デッキもそのままに次の相手と戦うって書いてあるよ。」

 

エミリア「なるほど……展開で使い切った手札やLPをそのままに次の戦いに挑む。

と言うのは、これまでのデュエルとは全く異なるものになりそうですね。」

 

ココア「相手を倒したら次の相手にそのまま……かぁ。面白そうかも……」

 

アスリ「ゆ……遊萌ぇ……ありがとうよ遊萌……!!」

 

うさぎ「ちっ!……つまんねえ展開だなあオイ。(ポキっ)」

 

アスリ「(パッシャッ)」

 

不良のようにパキンと棒状の菓子『腐乱』を食べるうさぎ。

それをスマホでばっちりと撮影するアスリ。

 

アスリ「お前の代わりは、誰か他のやつに頼むことにしよう。

先生にお菓子を全部没収された後でデュエルに身が入るとは思えないからな。」

 

うさぎ「アスリ様何卒ご容赦下さい、この菓子田琶うさぎ。全身全霊を持ってこの大会の優勝に貢献したく思います」

 

アスリが椅子から立ち上がろうとした瞬間。

ーー放課後のある程度の清掃が行われている程度の教室の床で、菓子田琶うさぎは、それはそれは深い土下座を敢行していた。

 

アスリ「反省しているか?」

 

うさぎ「心の上っ面程度には。」

 

アスリ「取り繕えや。もう少し」

 

二人のコントを尻目に、他の三人は話を進めていく。

 

遊萌「それで、ココアちゃん。この大会に出場するってことで良いのかな?」

 

ココア「そうだね。ボクは出てみたいかな。

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・どうせボクがご飯とか作っても、兄さんは食べてなんてくれないんだし。なんならお家に帰ってこないこととかザラだし。ウフフフフ・・・・・・。

 

お姉ちゃん。明日は二人で外食しようね」

 

遊萌「そ、そうね・・・・・・あ、エミィはどう?大会は」

 

エミリア「はい。ご一緒させて頂きます。遊萌様のお誘いですから。」

 

ふわりと微笑むエミリア。

 

ココア「エミィは本当にお姉ちゃんには一層良い笑顔で返すよね。」

 

エミリア「はい。遊萌様は私のご主人様になって下さったかもしれない方ですから。」

 

ココア「エミィがお姉ちゃんにアプローチしたのって、クラスでもトップクラスの不思議ニュースだったよね。

 

しかもお姉ちゃんはお姉ちゃんで、エミィにメイドにして欲しいって言われたとき断っててクラス中大騒ぎになって。」

 

遊萌「私は別にメイドさんがいる暮らしを望む理由が無いから。

今だってココアが大抵のことはしてくれてるから、私もう充分にダメ人間の暮らししているのよね。」

 

ココア「ダメだって分かってるなら直してよお姉ちゃん・・・・・・せめて本を読む時間減らすとか」

 

遊萌「それは嫌です。」

 

エミリア「わたくしがお仕えすれば、遊萌様のお時間の総てを確保してご覧に入れますよ、遊萌様(うるうる)」

 

 

言いながら、それはそれは素晴らしい上目遣いで遊萌を見つめるエミリア。

 

 

ココア「エミィが上目遣いしてる!?一体どれだけお姉ちゃんのメイドになりたいの!?お姉ちゃんに一体何があるの!?」

 

遊萌「それじゃあ明日は、ここの五人で大会に参加ってことで、デッキの調整しておくね。」

 

ココア「お姉ちゃんはガン無視なんだね。」

 

エミリア「それも遊萌様の魅力でございます。」

 

ココア「全肯定か」

 

 

 

 

 

 

 




人物紹介


月宮心愛(ココア)(9)

両親が海外赴任している月宮家で炊事、洗濯、掃除、金銭管理、姉の身の回りの世話を担当している。

一卵性双生児の双子の姉と間違われる事が多かった幼少時に、見分けやすくするために一人称を「ボク」に変えていたが、姉が二年後に『本読むのに邪魔』と髪をばっさり切り、女の子としてのお洒落にも全く興味無く年中ジャージ姿という状況になってしまい愕然としている。

義兄の青葉風音からは殆どいない人間みたいな扱いを受けており、とにかく気にしている。

『仲良くしたいんだけど、一体ボクの何が気に入らないんですかね?お兄さん?』

と言いながら、今日も彼女はワンキルする。


月宮 遊萌(ゆめ)(9)

ココアの姉。本の虫。

生活の基準が家族か本なので、髪は短くボサボサ。年中ジャージ。
一人称は私
本を読んでいると殆ど話をしないが、話の中心になるアスリが遊萌の傍に来るので、皆が話をする時は大体いつもいる。
『私もいるぞ』とは言わない。それより本が大事だから。

ココアからはルックスは元より、髪も伸ばし手入れも欠かさず、お洒落にも敏感なので
『ボクたちの一人称は逆だったのかもしれない・・・・・・』
とのこと。


宇瑠寅 明日李(うるとら アスリ)(9)

クラスのムードメイカー。
話が進む時はだいたいこいつが動かす。

白栄山・R・エミリア(9)

メイド。有能枠。

レズでは無い。

菓子田琶(かしだわ)うさぎ(9)

ヤムチャ視点。名前を飲茶女(やむちゃめ)にするか最後まで悩んだが、慈悲の心で止めた。
うさぎを書くときは某VTuberを観ながら書くぴょん。
なので、語尾にぺこと付けないように気を付けているぺこ。

あと煽る時は語尾が抜ける設定を付けたでゲスが、口を開くと煽るので語尾が付くのは稀。

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