白騎士物語 覚醒する魂の物語   作:神無 龍希

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やっと最後のシンナイトが登場する第四章の前編です


第四章
月姫 前編


 

 

                    ◇ ◇ ◇

 

 

 転移と姿隠しの魔法でバランドールまで逃げ帰ったレティラ達はレナードを医務室に預けてシズナ女王に報告をする

 

 報告してる間もシズナはレナードのことが気になるのかそわそわとして落ち着かない様子だったが公私を分けることは出来てるようで報告を全て聞くことを優先していた

 

 

 フォーリアが一応落ち着いたことやバッケイヤが占領されたこと、グリードの災いを取り除いたことにアルバナでの出来事などを話し最後にクレイドール平原でのイシュレニア軍との戦いのことを話した

 

 レナードを倒したジェネラルギガースのことを聞いてシズナは辛そうな表情になったが何も言わなかった

 

 

 その後レナードの様子を見に行って医師に確認したところ心身共に問題なく回復するはずだが精神的ダメージが気にかかるとのことだった

 

 

 その後技術班がシズナに報告するためにやってきてジェネラルギガースに折られたグランサーを修復するために行動してはいるものの以前と同じ強さにまで出来る目途が立たないという絶望的な事態になった

 

 

 その後それぞれに割り当てられた部屋に戻って休むことにして部屋に戻る途中レティラは何か使い道がないものかとガマローネからもらったカラータイマーのようなものを繁々と見ていると獣耳のついたボブカットのオレンジ色の髪をした眼鏡をかけた白衣の女性がカラータイマーのようなものを凝視して「私の研究のためにぜひともこれを譲ってください」と言って強引にカラータイマーのようなものを持って行った

 

 その際に自己紹介してくれて彼女が技術班の班長のフランポワーズであることがわかった

 

 

 シズナは仕事の合間に少しでも時間が出来るとジェネラルギガースにやられて以来目を覚まさないレナードを見舞いにきている

 

 その内書類と仕事道具を病室に運び込んでレナードの様子を見ながら仕事をしかねない勢いである

 

 

 そこにユウリもレナードの見舞いにやってきた

 

 

 シズナはレナードに頼り過ぎてこんなことになったのかと自分を責めるがユウリはそれは絶対に違うと言い自分の弱さを嘆いて自分の心に抱えているものをぶちまけて部屋から走って出て行った

 

 

 自分がどこを走っているのかもわからないほど我武者羅に走っていたユウリはいつの間にか中庭に出ていた

 

 中庭で満月の下白騎士がジェネラルギガースに歯が立たない時に何も出来なかった自分の弱さを嘆きこのままじゃダメだと、無力なままでいたくないと叫んだ時に聞いたことのない女性の言葉がその叫びに応えた

 

 「力が欲しくないかと」

 

 

 ユウリの叫びに応えたのは月姫の意思になっているフラベルという一万年前の月姫の契約者だった

 

 フラベルによると今は月姫のアークである銀の弓を契約者としての資格があるユウリが持っていて満月の光を浴びているから話しが出来るということらしい

 

 フラベルはユウリは吹っ切ったつもりでもまだレナードのことを想っていることを指摘してそれでもなんとかしたいと思うユウリのことを嫌いじゃないと言って月姫に会いに来てほしいと言い、そのためにフラベルのお婆ちゃんであるユグラに会いに来てほしいと言った

 

 

 フラベルとの話しが終わってユウリは月姫を手に入れる決意を固めた

 

 

 そのままバランドールから出て行こうとしたら入り口でレティラとエルドアが待っていた

 

 

 何でもユウリとフラベルが話してる時に月姫の意思であるフラベルが行動しているという特殊な状況になっていることでレティラが敏感に魔力とか気配とかの変化を感じとって探査魔法で月姫が関わっていることを知ったためにエルドアに連絡してエルドアにはロッコを起こしてもらってシャグーナの準備をしてもらっている間にレティラはユウリを探していたそうだ

 

 そして思ったよりも早くシャグーナの準備が出来たのでエルドアと一緒に確実にユウリが通るであろう場所で待っていたとのことだった

 

フォーリアへはレティラとユウリとエルドアの三人+ロッコ入りシャグーナで行くことになった

 

 

 ちなみに置いてきぼりを食らったシーザーはクレイドール平原に展開してるバランドール軍の助っ人に向かった

 

 

 フォーリアについたレティラ達は久しぶりに会うミウ達と楽しく話しをしてから今月姫の力が必要になっていることを話して月姫のことを聞いた

 

 ミウがユグラから聞いた話では月姫は争いに利用されることを嫌って自ら封印されているとのことだった

 

 でも争いを嫌って自ら関わりを断った月姫を話しをすることが出来たのならもう一度話しをすれば何かわかるかもしれないと考えて今夜はフォーリアに泊まることを進めた

 

 その際にスカーダインは以前の内乱で救われた借りを返したいと言って仲間に加わった

 

 ミウも何かお礼をしたいと思っていたようでスカーダインが仲間になりたいと言った時は是非にと言って賛成した

 

 

 シャグーナでフォーリアに到着したのが夜中なのでそのまま満月の下で月姫の意思のフラベルと話しをしたユウリはフォーリアのユグラの中に体をバンヘイブン荒野の地底湖に力をそしてシンカ村に月姫のアークを封印したことを話した

 

 

 翌日フラベルから話を聞いたユウリ達はバンヘイブン荒野を目指して出発した

 

 

 シンカ村を抜けてバンヘイブン荒野に入ったところで風の民のグライダーがワイバーン二頭に追われているのを見つけて探知魔法と転移魔法で待ち伏せして一気にワイバーンを片付けることにした

 

 

 探知魔法で場所を知り転移魔法で先回りして四聖獣王陣で超必殺技を用意していたレティラ達は一頭につき二発の超必殺技を叩き込んで瞬殺した

 

 その中でもスカーダインの朱雀の剣舞は舞うように美しかった

 

 

 ワイバーンから助け出した風の民はウインドライダーズの一員でオズモンドの命によってバンヘイブン地下にある拠点に帰還する途中でワイバーンに襲われたと話してくれた

 

 ユウリ達は久しぶりにオズモンドに会いたいという意味もあってウィンドライダーズと一緒にいくことにした

 

 

 ウインドライダーズ…、否バッケイヤ解放軍の拠点ではオズモンドと再会しただけではなく同盟国であるバッケイヤの支援のために派遣されていたサイラスの部隊と会うことも出来た

 

 オズモンド達から話を聞いたところバッケイヤを占拠したイシュレニア軍はバンヘイブンの各所に補給拠点を設置して大群を展開出来るようにしているそうだ

 

 地理的に考えればバンヘイブンを補給拠点にしてバランドールを攻めることは考えられないことだがワイバーンを中心として航空強襲隊の拠点のするつもりらしいということが偵察の結果明らかになっている

 

 

 そこで総力をあげてバンヘイブンの拠点を全て潰そうと話している時にユウリ達が来たようである

 

 ユウリ達は月姫の封印を解く時に邪魔が入る可能性が出るのは避けた方がいいと考えてオズモンド達に全面協力することにした

 

 

 イシュレニア軍はゾアクリスタルを補給の要として戦車だの黒騎兵だのと重兵器を多用していたがまだ航空強襲隊が到着していない駐留部隊だけではユウリ達の相手をすには足りなさ過ぎた

 

 とはいえ広いバンヘイブン荒野を駆けまわっていくつもある補給拠点を潰し終わったころには日が暮れていた

 

 

 ユウリ達は解放軍の拠点を食事をとって一休みすることにした

 

 

 仮眠をとって体を休めていたユウリ達はオズモンドに満月が出たと言って起こされた

 

 解放軍には事情を話してあるので満月の大事さが良くわかっていたようだ

 

 ユウリ達は眠気覚ましに目覚めのバーブ入りのお茶を飲んでからバンヘイブン地下の地底湖に向かった




(作者)
「まいどお馴染み後書きコーナーだよ」

(レティラ)
「今回はレナード戦闘不能からウインドライダーズの拠点まで一気に飛ばしたね」

(作者)
「原作ゲームと違ってサイラスの立場が変わっていたり月姫のことで捏造・改変設定があったりするけどその辺は二次の醍醐味とでも思って生暖かく見守ってほしいなと」

(レティラ)
「ついでに言うとフラベルのセリフがどこぞの子狸部隊長みたいに関西弁になってるのはスルーの方向で」

(作者)
「その他には説明することはないよね、懐かしい人は出てきてるけど新しく出てきた人はいないし新技の類もないしね」

(作者)
「それじゃ、また次回お会いしましょう」
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