後はレナードだけですね
そして戦場では大洋王との戦いになりある意味でパターン通りになります
◇クライマックス1◇
深夜バランドール城の寝室
シズナが回帰の書の転移によって現れた場所である
シズナが回りを見てここがどこなのか理解しようと努めていると後ろから声をかけられた
(???)
「シズナ」
シズナがその声に振り向くとそこには前髪を真ん中で左右に分けた優し気な婦人が立っていた
(シズナ)
「お母様」
(???→フローレンス)
「大きくなりましたね」
シズナは堪え切れずにフローレンスに抱きついた
回帰の書は過去を体験する秘道具だと理解はしていた
だけどお父様にお母様、死んだはずの両親に会うことが出来て動画か何かのように一方通行で見るだけではなくてちゃんと話しも出来るし触れることも出来る
立て続けにそんな体験をしてシズナに堪え切れるわけがなかった
小さい頃からのあれやこれ、フローレンスが死んだ時のこと一万年前に関わる話など比較的どうでもいいことからどこまでも重要なことまで色々な話しをした
(フローレンス)
「私も予言のことは知っていましたからミューレアスのことを知られると狙われると思いました、だからちゃんと力を制御出切るになるまではと思って封印していたのですけどね」
(シズナ)
「でも封印なんて関係なしに狙われましたね」
(フローレンス)
「本来は白騎士が狙いだったけど襲撃中にシズナのことに気づいたのかもしれませんね」
(シズナ)
「契約は襲撃の最中でなされたことですし可能性はありますね」
(フローレンス)
「でもここまできたらもう関係ないから封印を解くわね」
(シズナ)
「はい、お母様」
フローレンスがシズナの頭に手を翳すとシズナの頭の上に小さな魔法陣が浮かび上がって砕け散った
シズナは今まで感じていたミューレアスとのずれとか違和感といったものが亡くなり自分がミューレアスでありシズナでもあるということをごく自然に自覚出切るようになった
(フローレンス)
「シズナ、五体の騎士が目覚めて予言にある決着の時はごく間近になりました」
(シズナ)
「はい、今度こそきちんと決着をつけてきます、行ってきますお母様」
(フローレンス)
「行ってらっしゃい、シズナ」
シズナが回帰の書から戻り目を覚ますとミウを中心としたフォーリアの使節団が見守っていた
(ミウ)
「お初にお目にかかります、フォーリア大公のミウと申します」
(シズナ)
「これはご丁寧に、私はバランドール女王のシズナと申します」
(ミウ)
「国内の立て直しが一段落つきましたので同盟の約定に従い馳せ参じました」
(シズナ)
「同盟の件喜ばしく思います、けれど今は急ぎの用がございますのでその話はまた後ほど」
そう言ってシズナはレナードが眠る救護室へと走っていった
ミウも後の事は同行した使節団の人達に任せてシズナの後を追った
◇クライマックス2◇
ユウリが帰還して二日目の戦場は西の孤島が主戦場になっていた
騎士を持つシーザーとユウリは孤島に集中して東の峡谷は零児&小牟やマスターテリオン&エセルドレーダといったレベルの高い冒険者達が守りを固めていた
イシュレニア軍は勝負をかけてきているのか上空はワイバーンと飛行船で固め地上は数え切れない兵士に加えてギガース系や魔獣や機甲師団を投入して物量で押してきている
だが上空は月姫が片っ端から射倒していき地上は騎士団が中心になって食い止めている間に龍騎士がギガースや魔獣といつた騎士団では敵わない大物を一つずつ潰していっていた
そしてレティシアとエルドアとカーラも騎士団に混じって戦っていた
エルドアとレティシアはギガースを倒せる実力があることを知られておりカーラはレティシア達の推薦で加わりいかんなくその実力を発揮していた
(シーザー)
「
龍騎士の乱舞技の締めの一刺しでデュークギガースが倒れる
(シーザー)
「もうこれで何匹目だ、数えてらんねえよ」
(ユウリ)
「まだまだ残ってるわよ」
レティシアは機甲師団の黒騎兵と戦車を含めて魔法陣で囲み右手に持つ両手剣ファングに雷属性の魔力を纏わせて左手に溜めた収束魔力を雷属性の魔力に足して魔法陣にぶちかました
(レティシア)
「でかいのいくぞ、Rソロコンビネーション、ライトニングカラミティ」
魔法陣にぶち込まれた雷属性と収束魔力を合成した砲撃は魔法陣の中に無数に漂うスフィアに当り砲撃の当たったスフィアからは周囲に雷属性の魔力が飛び散りその魔力がまた別のスフィアに当たってさらに飛び散る、そうして黒騎兵と戦車を巻き込んで魔法陣の中を無数の雷撃が縦横無尽に荒れ狂い徹底的に機甲師団を叩き潰した
非殺傷設定のため黒騎兵と戦車は作動不能になったが巻き込まれた数人の兵士は倒れただけで命に別状はなかった
(エルドア)
「あれを見ろ、お出ましのようだぞ」
ライトニングカラミティで兵士達の倒れた魔法陣跡の円の中に進み出てきた人物がいた
レティシアもまたその人物と相対するために円の中心に進み出て龍騎士と月姫がそれに付き従うように左右に並ぶ
(グラーゼル)
「久しぶりだな諸君」
(ユウリ)
「グラーゼル」
(グラーゼル)
「私から君たちに提案があるのだが」
(エルドア)
「言うだけ言ってみるがいい」
(カーラ)
「結果は変わらんだろうがな」
(グラーゼル)
「カーラ、生きていたのが、だが今は提案するのが先だな」
(グラーゼル)
「提案は私の軍門に下らんかということだ」
(レティシア)
「下らんな」
(グラーゼル)
「どうしてだ、騎士は元々皇帝のためにイシュレニアで作られたものだ、神聖イシュレニア帝国の皇帝である私に従うのは当然のことだろう」
(シーザー)
「ふざけんな!、俺はグリードの領主シーザーだぜ!」
(シーザー)
「誰が手前何かに従うかよ!」
(ユウリ)
「まったくね」
(グラーゼル)
「そうか、なら貴様らから騎士を奪うとしよう」
(グラーゼル)
「古の天空に輝きし万物を統べる太陽の王アドルメアよ、我に力を… 変身!」
グラーゼルは懐から仮面を取り出すと詠唱しながら仮面を被った
詠唱が終わると共に仮面が眩い光を放ち視界が戻るとグラーゼルは全身が黄金の鎧に包まれた双刃剣を持った巨人になっていた
龍騎士が少し浮いた状態で太陽王に向けて何度か槍を振り下ろす
だが太陽王は一年前のドグマホールの時とは違って切れのある動きで槍を捌いていく
隙をついて月姫も援護射撃をするがそれでも太陽王は龍騎士の槍を捌きながらひよいひょいと避ける
(ユウリ)
「そんな、桁違いに強い」
(シーザー)
「去年の封印解除直後と違って完全にものにしてるからなのか、それにしても強いぜ」
シーザーが薄々感じとっているように太陽王は異常なまでに強くなっていた
それはグラーゼルに憑依したマドラスが完全に同調して太陽王の力を120%引き出せるようになったからである
(グラーゼル)
「ふん、こんなもんか、つまらんな、終わらせるぞ」
(シーザー)
「なんだと」
(グラーゼル)
「
まずは援護射撃してくる月姫が面倒だと思ったのか炎を纏った高速移動の体当たりで月姫を撥ね飛ばす
(ユウリ)
「キャアアアアアアアアー!」
(シーザー)
「ユウリ!」
(グラーゼル)
「そんな暇があるのかね」
(シーザー)
「くっ」
(グラーゼル)
「
シーザーがユウリに気をとられた一瞬の隙をついて龍騎士の目の前に移動した太陽王は炎を纏った双刃剣で乱舞技を繰り出して龍騎士を滅多切りにする
(シーザー)
「ウワワアアアアアアアー!」
二体の騎士は瞬く間に太陽王の攻撃で超過ダメージを食らって変身を強制解除された
(グラーゼル)
「さて、そろそろ騎士を頂こうか」
太陽王がシーザーに止めを刺すために双刃剣を振り上げたところでそれを止める声が響く
(???)
「まて!、それ以上はさせない!」
(作者)
「毎度お馴染み後書きコーナーだよ」
(レティラ)
「今回はシズナの涙のイベント第二弾」
(レティシア)
「知っておったか、原作ゲームではシズナはお父様お母様ではなく父上母上と言っておったぞ」
(作者)
「実はそれに気づいた時には既に手遅れで、でも父上母上よりはお父様お母様の方がしっくりくるというか似合ってる気がするんだよねー」
(レティラ)
「それはさんせー、それじゃ技の解説の方にいこっか」
(レティシア)
「うむ、まずは竜巣乱舞だが、これは原作ゲームで実際に竜騎士の武器にセットされておるスキルで使うことが出来るものよ」
(レティラ)
「乱舞技は一手一手細かく説明しても疲れるだけだしこんなもんでいいよね」
(レティシア)
「次は紅蓮疾走だが、これは炎を纏って突撃する突進技で威力は抜群だぞ」
(レティラ)
「纏う炎も突進も一流だから食らうときついよねー」
(作者)
「ほんとにきついから一発食らって強制解除になってしまいました」
(レティシア)
「次に炎刃斬舞だが、これはレナードのシャイニングレイヴに火属性を追加して武器に炎を纏わせたものと言って間違いはなかろう」
(レティラ)
「これも威力抜群だから食らったその場で強制解除されちゃったね」
(作者)
「それじゃ、次回もまたお会いしましょう」