今回と次回の二回は歌の歌詞を元にした詩のようなものを載せてるけど大丈夫かな?
◇推奨BGM 戦場に咲いた一輪の花(白騎士物語 光と闇の覚醒OP)◇
アークナイトは火の魔像王イフリートと対峙し
ファングは風の魔像王ルドラと対峙し
グラーゼルとシャブールは土の魔像王ベヒモスと対峙し
レナード達は水の魔像王クラーケンと対峙していた
(ユウリ)
「ねえ、今大事なことを言っておかないといけないんだけど」
(レナード)
「いったいどうしたんだ」
(ユウリ)
「私今武器がないわ」
(レナード・シーザー・エルドア)
「えっ…」
ユウリは月姫のアークであるレーヴァテイルを武器として使っていたためにアークを奪われた今は使える武器がなかったりする
(レナード)
「大丈夫だ、前に出て武器を振るうのは俺とシーザーの役目だ、ユウリは後ろから魔法で援護してくれればいい」
(ユウリ)
「うん…、わかった」
-とくんとくん…、とくん
シズナは祈りが新たな段階に入ったのかシズナの纏う白いオーラの動きが激しくなり詩を詠い始める
―― その詩の出だしは大事な彼女がいないその闇の中で
―― 僕は目覚めると詠う
アークナイトはイフリートが触手のハサミから打ち出す火球弾を避けて触手を一本切り落とす
ファングはルドラが動かないのは結界の維持のためだと判断して上空の結界とルドラを交互に見詰めて何かを考えている
グラーゼルとシャブールはどすんどすんと叩きつけてくるハサミを避けつつ剣をハサミに叩き込んで反撃している
レナード達はエルドアが炎の魔法でクラーケンの動きを封じてユウリと二人で補助魔法をかけまくっている
―― 紅き闇の世界を照らす月に一筋の光の矢が放たれる
(レティシア)
(とりあえずこの結界破ってみるかの)
レティシアは生身の時に使うミスリルの弓をファングのサイズで実体化させて魔力によって構成された光を纏う矢をつがえる
そしてレティシアは詩に乗せて光の矢を結界によって紅く見える月へ向かって放った
シズナの大きな力が込められた詩に乗せて行動すれば何かしらの効果が得られると考えてのことである
光の矢はこともなく結界を打ち破り月へと向かって真っすぐに伸びて行った
イフリートは触手を切られて痛みのあまりに短慮を起こしたのか触手のハサミでアークナイトに殴りかかる
だけどアークナイトはその攻撃をジャンプして避けつつ右回りに回転して横一文字にイフリートの顔を切り裂き再び正面を向いたときには両手に持った剣で唐竹割りに顔を切り裂いていた
(カーラ)
「
イフリートの顔につけられた十字型の傷から赤い液体が"ブシャア"と噴出して火が噴きだしているようにも見えた
これは確実に致命傷だろう
グラーゼルとシャブールはベヒモスの攻撃を避け続けていたがついに避けることが出来ずにその重い一撃を二人の剣で受け止めることになった
二人共ベヒモスのハサミに押しつぶされないように踏ん張ってこらえているがこのままでは時間の問題である
そこで二人はそれぞれが持つ属性である闇の力と陽の力を刀身に集めて一気に解き放つことでハサミを弾き飛ばそうと考えた
(シャブール)
「くああぁ」
(グラーゼル)
「ぐぬうぅ」
(シャブール・グラーゼル)
「ハア!」
だが本来陽と闇は相反する力であるそれが一か所で同時に解き放たれたらどうなるかというと
ボガアアアアアアアン!
爆発することになる
グラーゼルとシャブールは後ろへ吹き飛ばされたがベヒモスの攻撃からは解放された
ベヒモスはグラーゼルとシャブールを押しつぶそうとしたハサミが爆発によってて粉々に吹き飛ばされてしまった
ベヒモスは痛みのあまりに残った三本のハサミででたらめに地面を叩きまくっている
(グラーゼル)
「いつつ、とんでもないことになったな」
(シャブール)
「ええ、だがこれは使えます」
(グラーゼル)
「そうだな、名前をつけるとしたら
(シャブール)
「よい名前だと思います」
レナード達は補助魔法による強化を終えた後タイミングを計って結界を解くと共にシーザーが赤いオーラに包まれて飛び出した
(シーザー)
「龍閃!」
シーザーは一発の弾丸となってクラーケンの顔面に突き刺さった
クラーケンは痛みに悶えてシーザーを振り払った
―とくんとくんとくん、 ピシリ
卵のような形をした漆黒の入れ物に罅が入って白い光が漏れだした
――乾ききった地平線をさまよい
――君を見つけることが出来た
――君は風に揺れる一輪の花を見つめていた
ルドラは結界が破壊されたことで魔力を維持する意味がなくなり戦いに参加することにした
ファングはルドラの力を見極めるためか身の丈ほどの竜巻を作り出してルドラにぶつけてきた
ルドラもまた竜巻を作ってぶつけることで相殺した
シャブールはベヒモスの攻撃を身軽に避けながら剣を振って衝撃波を打ち出していた
どうやら黒騎士を使っていたことで剣から衝撃波を出せるようになっていたらしい
シャブールが攻撃をガンガンぶつけることでベヒモスの意識をシャブールに集中させるのが狙いである
シーザーの竜閃が突き刺さってそれを振り払うために大きな隙を作ったクラーケンはレナードに剣でアゴを打ち上げられてその勢いで体が浮いたところを滅多切りに斬られていた
クラーケンを滅多切りにしていたレナードはクラーケンよりも高く上がったところで剣を両手に持って兜割りを叩き込むことでクラーケンを叩き落とした
落ちたクラーケンを追って無数の突きを打ちながらレナードも下りる
無数の突きはドンドン勢いを増して光の流星となった
(レナード)
「スターダストレイヴ!」
無数の流星に貫かれたクラーケンにはもう起き上がる力はなかった
― とくんとくんとくん、 ピシピシ…
漆黒の入れ物の罅は大きくなっていく
―― 僕は乾いた地平線をさまよい続ける
―― ただ一つの君の笑顔を求めて
ファングは今度は右手で左回転の竜巻を左手で右回転の竜巻を作り出してルドラに向けて打ち出した
ルドラは身の丈一杯に渾身の竜巻を作り出して迎撃した
ファングの作り出した竜巻は小さい分威力が一点に集まっている
その威力の高い竜巻を両手を合わせることで一つにまとめる
逆回転の竜巻が無理やりまとめられたことで竜巻の中身は鋼鉄も容易く引きちぎられるような乱気流になっていた
(レティシア)
「
二つの竜巻を合わせた乱気流の竜巻はルドラの竜巻を容易く貫いてルドラを空高く吹き飛ばした
グラーゼルはベヒモスの意識が完全にシャブールに集中したと判断してからなるべく静かに、それでいて急いでベヒモスの懐へと潜り込んだ
ベヒモスの懐でグラーゼルは両手に溜め込んだ力を解き放つ
(グラーゼル)
「コロナノヴァ!」
陽の力を凝縮した爆発でベヒモスは溶けながら吹っ飛ばされた
― とくんとくんとくんとくん、ピシピシピシ…
―― 誰が来ようと嵐が来ようと君を守る
―― 誰にも君渡しはしない
ファングは風魔双掌旋で上空へ打ち上げられたルドラに追い打ちをかける
(レティシア)
「これで決めてくれる、速さは時の一側面にすぎぬ、音速、光速、神速、時の河にて光を掴め、
ルドラを囲むように無数のファングが現れてはルドラに一撃を入れて消えていく
それをしばらく繰り返してから地面に向かって兜割りで叩きつける
ルドラにはもう存在を維持出来る力は残っていなかった
― パキャン
―― 今蘇る邪悪な剣は
―― 大地を切り裂くほどの衝撃を持つ
広間の中央の漆黒の卵のような入れ物は属性を示す光を吸収しきって割れた
その光は魔像王が倒れて分解したものであるが
入れ物の中から現れたのは黒騎士と龍騎士の翼、二対四枚の翼を持った月姫に似通ったセンスの装飾を施された白色と金色のパーツで構成された鎧を纏うとても禍々しい雰囲気を持った巨人の騎士であった
(作者)
「毎度お馴染み後書きコーナーだよ」
(レティシア)
「しかし今回は規制の厳しい歌に関することに関わっておるが大丈夫なのか?」
(作者)
「大丈夫だ問題ない(キリッ)」
(レティラ)
「そんなこと言って変な旗立てたりしないでね~」
(レティシア)
「それで今回の技の解説だが、まずはカーラの変身したアークナイトが使う迦楼羅十字炎舞だの」
(作者)
「これは炎を纏わせた剣でまず横薙ぎにぶった切って続けて兜割で縦にぶった切ることで十字型に切り裂く技だね」
(レティシア)
「切り裂いた十字の傷から噴き出す血が炎のように見えるという部分もあるようだの」
(レティラ)
「次は混沌爆裂だね」
(レティシア)
「これは混じり合うことのない光と闇の力が対消滅反応を起こすことによって莫大な爆発という現象を引き起こしたようだの」
(作者)
「メドローアもそうだけど制御出来るようになったら強力な武器になるね」
(レティシア)
「次に竜閃とスターダストレイヴだがこれらの技は今までにも出てきておるから説明する必要はないの」
(作者)
「そうなると次はレティシアがファングで使った風魔双掌旋だな」
(レティシア)
「これは大冒険のワニ男が使う獣王激烈掌と同じでの、右回転の竜巻と左回転の竜巻を作って一つにまとめることで普通に予測されるよりも斜め上をいく激烈な攻撃力を出しておるのよ」
(作者)
「なるほどね、となると残ってるのはコロナノヴァだね」
(レティシア)
「これは光の力を圧縮することによってバスケットボール並の大きさの光球にして相手に叩きつける技だの」
(作者)
「その威力は本文に書いてる通りだけど凄まじい熱量だね」
(作者)
「それじゃ、また次回お会いしましょう」