ここまでつきあってくれてありがとうございました
◇エピローグ1◇
レティシアがレティラと別れたあの日から三か月
ユウリは一仕事終えてから芝生に寝っ転がってボーっと空を眺めてた
(ユウリ)
「なーんか退屈ね」
それも無理はないだろう
ウィザードの襲撃に巻き込まれてからはシズナ姫を救出してから一年程は余裕があったにしてもずっと旅と戦いの日々だったのだから
家で仕事の手伝いをして過ごす日々は平和すぎて退屈に感じるのは無理もないことだろう
(ユウリ)
(確か酒場に冒険者ギルドの窓口として派遣された人がいたっけ)
冒険者ギルドは各地に窓口となる人物を派遣して定期的に仕事の情報を更新することで都市に集まった依頼を地方の人材に知らせることが出来たり地方の事件を都市に知らせたりすることが出来るようになっている
ユウリは面白そうな話でもないものかと思って酒場へ行くことにした
ユウリはそこで一人の懐かしい人物と再会することになった
冒険者ギルドの窓口になっている人物と話している見覚えのある青い髪に声をかける
(ユウリ)
「レティラじゃない、久しぶりね」
(レティラ)
「あっ、ユウリだ、ひっさしぶり~」
(ユウリ)
「ここ最近見かけたって話も聞かなかったからどうしてたのかと思ったわよ」
(レティラ)
「そっか、あたしはね、レティちゃんと出会うまではパーモ村の郊外の森で暮らしてたって言ってたでしょ」
(ユウリ)
「うんうん、確かにね」
(レティラ)
「後は森で採った物をお金に換えたり必要な物を買ったりでパーモ村に行くくらいで他のとこなんて行ったことなかったの」
(ユウリ)
「そうなんだ」
(レティラ)
「だからレティちゃんとお別れしてからは冒険者としてお仕事しながら今まで行ったことのあるところにもう一度行ってたんだ」
(ユウリ)
「そうね、あの頃はゆっくりなんてしていられなかったものね」
(レティラ)
「だからなんだ、そんで今はグリードから帰ってきたばかりってわけ」
(ユウリ)
「じゃあシーザーとカーラにも?」
(レティラ)
「うん、会ってきたよ、アツアツのカップルだったね」
(ユウリ)
「あー、そりゃ想像するに容易いわね」
(レティラ)
「それで酒場で一休みのついでに依頼の確認をしてたわけ」
(ユウリ)
「そっか、なら私も見ていいかな」
(レティラ)
「うん、いいよ」
☆ ☆ ☆
・冒険依頼状
・種別
護衛
・報酬
前金 500G
成功報酬 4500G
・依頼内容
独立都市グリードとバッケイヤを結ぶ交易路でのキャラバンの護衛
☆ ☆ ☆
◇エピローグ2◇
レティラとユウリは冒険者としてコンビを組むことになりキャラバンの護衛の依頼を受けることにした
そして虫の谷で先の道を確認して安全を確保するために二人で偵察に出ていた
その二人の目の前を一人の
「助けて~」と悲鳴を上げながら
うさぎ耳の後ろの崖からリトルグリーバーの触手が伸びてきた
どうやらうさぎ耳を追いかけていたのはこれらしい
(ユウリ)
「これも仕事の内ね」
(レティラ)
「もちろん」
大きな戦いを駆け抜けてきた猛者二人にとって今更リトルグリーバー一頭程度は敵にもならなかった
リトルグリーバーはレティラとユウリに接近する前に矢の雨でハリネズミのようにされて崖から落ちていった
うさぎ耳はバッケイヤまでキャラバンで保護されることになった
それでは主要人物全てのこれからが明らかになったところで物語の幕を閉じるとしよう
白騎士物語 覚醒する魂の物語 終
(作者)
「毎度お馴染み後書きコーナーだよ」
(レティラ)
「これでラストー」
(レティシア)
「白騎士物語の世界での話はこれで終わりとなるが次の話は考えておるかの?」
(作者)
「次はレティ達の出てくるリリカルなのはを書こうと思ってるよ」
(レティラ)
「そーいやあたしに出会う前にGODに出てたーって言ってたっけ」
(作者)
「うん、だけどやるのは無印からだよ」
(レティシア)
「ならあの世界には二度行くこになるのか」
(作者)
「それでは、次回作[青と紅の異邦人(ストレンジャー)と転生者達]でお会いしましょう」
(レティラ)
「活動報告で案ゲートがあるよ」