法律的にどうなんだ・・というツッコミはNG。
キャラ崩壊にご注意ください。
ーここはこの世界とは違う世界のある町の出来事。
その町にはある兄妹が住んでいた。
「なぁ、兄貴。」
「なんだ?」
俺は霧雨健介。妹の魔理沙と二人ぐらしだ。親はいない。父親は魔理沙が生まれてすぐに死んだ。母親は父親が死んですぐに別の男と夜逃げした。幸い父親の遺産が多く、俺は高校に入ってからバイトを始めたので、生活はできている。・・使いすぎなければだけど。
念のために言っておくが魔理沙はただの妹で、別にそれだけだ。仲は良い・・というか魔理沙が親離れならぬ兄離れが出来ないけど、まぁ、いいだろう。どうせ思春期なんだからすぐに離れる。
「入学式、来てくれないか?」
「はぁ?お前、中学生だろ?一人で行けるだろ、学校も近いんだし。」
「そうだけど、折角の入学式だぜ?その日に兄貴に予定がないことはもう分かってる。」
「うっ・・どこでそれ知った?」
「兄貴の部屋のカレンダー見た。」
おいおい、勘弁してくれ。勝手に部屋に入る時点でアウトだろ。鍵かけてない俺も悪いけどさ。
「・・で、来るよな?来ないとは言わせないぞ。」
「拒否権は?」
「ねーよバカ。」
ですよね。あれ、どっちが年上だっけ?
「えー、でもなぁ、その日はゲーセンで・・」
「あーもう、そういうのいいから。」
よくねーよ。
「あのさぁ、俺が自分の時間をどう使おうと自由だろ。普段はお前の世話をしてるんだし。」
「だから何だよ?」
「要はお前には俺に借りがあるってこと。それもかなりの。」
「はいはい。何してほしいんだ?」
「俺を入学式に呼ばないこと。」
「それはなし。他の何か。」
「じゃあ、今日から飯はお前が全部作って、掃除も全部お前がやる。」
「それはなしって前に決めただろ。」
「うるせぇ兄貴だなぁ。何ならいいんだよ。」
うるさいのはお前だよ。
「じゃあ、俺が家を留守にしても文句言わないこと。」
「それなら・・・・まぁ、いいぜ。」
「よっしゃ。今決めたからな。じゃあお休み。」
「待て待て!入学式は・・」
「え?行かないよ?」
「ふざけんなこの野郎!」
「さっきので貸し借りが無くなったわけないじゃん。」
「じゃあ、貸しでいいから来てくれよ。」
「行ってもやることないじゃん。俺が行くメリットなし。」
「あるだろ。私の写真を撮るとか、私の友達と喋るとか、いろいろ。」
それはメリットなのか?いや、喋るのはいいんだけど。
「面倒だからパスで。」
「入学式にあの人も来るって言うのに?」
「え?誰が?」
「それは秘密。でも兄貴の知り合い・・なんなら好きな人じゃね?」
どう考えてもあいつだ。確かに好意はあるが、あいつは彼氏がいる。だからあいつとは友達だけの関係。それ以上でもそれ以下でもない。
「・・そいつが来るから、なんだ?」
「告るチャンスだぜ。」
「アホかお前。あいつは彼氏いるんだぞ。」
「分かってないなぁ。彼氏と別れたらしいぜ。」
「え?マジで?」
「お、食いついた食いついた。そうだなあ、入学式に来るなら、教えてあげないこともないけどなぁ。」
こうなったら行くしかない。約束は守るのが俺のポリシー。・・多分そのはず。
「分かったよ、行くから教えろ。」
「本当かなぁ?どうせなんだかんだ言って当時バックレるつもりだな?」
「約束は破んねーよ。小さい頃からそうだろ。」
「そうだった。んじゃあ、前日にでも教えてやるよ。お休み。」
「あぁ、お休み。・・明日くらい自分で起きろ。」
「分かってるって。じゃ。」
-物語は始まったばかりだ。
不定期更新になりそうです。もしこんな小説を好きになって下さった物好きな方は、一週間ごとに見に来てください
キャラクター設定について。書いてほしい方いらっしゃいますか?昨日投稿した小説に感想or評価のところに書いてほしいと書きましたが、こっちにお願いします
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