俺と男勝りの妹と幼なじみと   作:石ころ革命

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無事年内投稿できました。(普段からやれ)本当は第十二話まで行くつもりでしたが元々冬休み中にもう一話出す予定だったのでうまくやり繰りします。
電話の描写に『』を使えばいいことに今更気づきました。


第十一話 二日目

ー翌日のこと。

 

「ん・・朝か。」

 

俺はいつも通りの時間に起きると、手早く着替えを済ませ、魔理沙を起こしに行く。

 

「朝だぞー起きろー。」

「んぁ・・?」

「朝だ。起きろ。始業式だろ。」

「うん・・起きる・・」

「二度寝するつもりだな?起きるまでここにいるぞ。」

「いいぜ・・それで・・」

「アホか。ほら、起きろ。」

 

俺は強引に魔理沙を引っ張り出す。

 

「痛いって・・」

「起きないのが悪い。さっさと着替えて降りてこい。」

「分かったって・・起きるから・・」

「早くしろよ。飯作っとくから。」

「は~い・・今日兄貴は何すんの?」

「バイトだっての。」

「あっ、そっか・・分かった・・」

 

全く、魔理沙は昨日言ったことも覚えてないのか。それとも寝ぼけてるだけか。

俺はそう考えながら朝食を作る。

 

「おはよう・・」

「おはよう。もうすぐ出来るぞ。」

「あい。食べたらすぐ出るから。」

「どうぞ。忘れ物は?」

「ないだろ。今日始業式なんだから、筆記用具があれば。」

「教科書とか配られるだろ。大きい袋もってけ。」

「じゃあ手提げ袋で。」

「そこに掛けてあるやつな。」

「うん。」

「はい、今日の。」

「ピーナッツバター?私これ好きじゃないんだけど。」

「イチゴジャムがなかったからしょうがない。いらないなら貰うけど。」

「・・・食べる。」

「よろしい。」

「また昼は賄い?」

「いや、早めに食べて行く。夜には帰るけど。」

「分かった。私は適当に時間潰して帰るから鍵持ってくぞ。」

「いいよ。何かあったら電話する。」

「ケータイ使ってもいい学校で助かったな。こう考えると。」

「全くだ。」

 

その時、俺のスマホが振動し始めた。

 

「あー・・妖夢だ。出るわ。」

「ん。どうぞ。」

『もしもし?どうした?』

『健介君、木曜日だよね?』

『あぁ、木の下に行くのは木曜日だよ。どうかした?』

『確認のため。朝早くにごめんね。』

『全然いいよ。』

『今日はバイトって行ってたよね?』

『あぁ。前に言った所。って、妖夢は知らないんだっけ。』

『うん。どこのお店?』

『えっと・・俺の家の反対側。駅の近くにデパートあるだろ?そのデパートの隣。』

『あぁ、そこなら知ってるよ。小さい頃行ったことあるから。』

『そうなんだ。』

『あまり雰囲気とか覚えてないけど、美味しかったのは覚えてるよ。』

『店長が作る料理は旨いからなぁ。』

『それでね、バイトの後なんだけど。』

『バイトの後?』

『デパートで買い物するんだけど、来てくれない?』

『なんで?何買うの?』

『服とか、身の回りの物とか。』

『服買うなら女子に頼みなよ。俺じゃなくて。』

『だって、健介君に来てほしいんだもん。』

『分かったよ、そこまで言うなら行く。でも何時になるか分かんないよ。』

『いいよ。終わったら教えて。』

『それ、俺が待たないといけないじゃん。いいけどさ。』

『じゃあ決まりね。また後でね。』

『あぁ。』

 

「バイト終わったら妖夢の買い物に付き合うことになった。」

「ご愁傷様。私もう出るぞ。」

「了解。でも皿くらい運べ。」

「はいはい。・・じゃ、行ってきまーす。」

「行ってらっしゃい。」

 

ー魔理沙が家を出て数時間後。

 

 

「さーて、やる事ないしYouTubeでも見るか。」

 

俺がそう呟いた時、電話が鳴った。

 

「なんだよ・・『もしもし?』」

『健介、今日のバイトのことなんだが。』

『どうかしましたか?』

『悪い、人が足りないから少し早く来れないか?』

『何時ですか?』

『11時から。』

『マジですか?今から飯食べて準備しないと間に合わないじゃないですか。』

『スマン。でも暇だろ?』

『そうですけど・・一時間分増やして下さいよ。』

『分かってる。』

『なら行きます。』

『助かる。』

 

「あーあ・・また引き受けちゃったよ。しゃーない、飯作ってさっさと行くか。」




来年は牛年ですね。そういえば最近牛肉食べてないなぁ・・今度行ってみますか。
では皆様、体調に気を付けてよいお年をお迎えください。餅を喉に詰まらせないようにくれぐれもご注意を・・
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