テスト週間に書いてたものを一度練り直したのもあって遅くなりました(経緯は活動報告に書いてます)
あれの続き考えるの難しい・・
俺の左の頬に、何かが触れた。分かったのはそれだけだった。
気が付いた時には、すでに魔理沙は俺から離れ、部屋を出ようとしていた。
「お、おい。」
俺が何か言う前に、魔理沙は部屋を出てしまった。
結局、その後は何も話さないまま、寝てしまった。
ー翌日。
「おはよ・・」
「おはよう。って、自分から起きるなんて珍しいな。」
「まぁ、ね。褒めてくれてもいいんだぜ?」
「やーだ。さっさと飯食って学校行くぞ。」
「はいはい。」
作っている間、魔理沙は一言も話さなかった。食べ始めてからも、無言だ。
昨日のことを切り出そうかと考えていると、魔理沙が先に口を開いた。
「ぁ、あのさ、昨日のことなんだけど。」
「あ、あぁ、うん。」
「・・覚えてるか?」
「・・まぁ、ぼんやりとは。」
「・・・私の気持ち。」
「え?」
「・・・私の気持ちだって。」
「何が?昨日の?」
「あぁ、もう、じれったいなぁ。つまり、私は・・兄貴が好きなんだよ。」
唐突な告白に、俺は開いた口が塞がらなかった。
「・・は?」
「だから、兄貴が好き。」
はっきり言って意味が分からない。兄妹愛ってやつとしたら、わざわざあんなことをするだろうか。
まさか性的に俺のことを好きなんだろうか。そうなったら大問題だ。
「・・それはlikeかloveかどっちだよ。」
「・・love。」
「・・嘘だろ?」
さすがに冗談だと思ったが、どうやら彼女の目は本気のようだ。
「返事はいつでもいいから。」
「いや、返事って・・」
「いいから!」
そう言うと、彼女は食器を片付けて部屋に戻ってしまった。
「どうしよう・・」
俺はその日の午前中、そのことばかり考えていた。おかげで、何をしていたのかは覚えていない。
覚えているのは、何とはなしに外出したら、文にばったりと会ったことだ。
「おや、健介さん。何かお悩みのようで。」
「あぁ、その通りだよ。」
「どんなお悩みで?」
「・・文には関係ないこと。」
「つれないですねぇ。あ、そうそう。インタビューの件どうなりました?」
「いいってさ。日付とかはそっちから電話しなよ。」
「はいはい、分かってますよ~。約束通り今度ジュース奢ります。で、ここからが本題なんですけど。」
「え、本題?」
「この間の・・妖夢さんでしたっけ。あの人とは付き合ってるんですか?」
「いや、付き合っちゃいない。ただの幼なじみだって。」
「ふ~ん、そういうものですか。」
「あいつとは何もない。」
「その割には、目が泳いでますけどねぇ。」
図星だった。
「妖夢のことを書くつもりなんだろ。」
「書きませんって~。私も良識はありますよ。」
「じゃあなんだよ。本題ってそれか?」
「いいえ。今健介さんは彼女いるのかなって。」
「いない・・けど。それがどうかしたのか?」
「てっきり恋の病かなーと。彼女がいないとなれば、告白されて困ってるんでしょう。」
「・・俺が告白するかどうか迷ってるとは考えないんだな。」
「だって、健介さんは意外とヘタレじゃないですか。」
失礼な奴だが、本当なので何も言えなかった。
「・・確かに恋愛の話だよ、でもだからなんだって言うんだ?」
「いえ、告白されて困ってるってことは、まだ返事を出してないんでしょう。すぱっと決めた方がいいですよ。」
「そう言われても・・」
「じゃ、こうしません?私が手伝いますから、健介さんは今度の取材に付き合って下さい。」
「付き合うって、ついてくだけだろ?やだよ。」
「まったく、分かってませんねぇ。手伝いっていうのは・・」
次に言われたことを、俺は信じられなかった。
「私とあなたが付き合うんですよ。」
これはかなりカオスなことに・・
次話ですが、もうすぐ春休みなんですが、春休みはガッツリと塾が入っているのでペースは変わらないと思って下さい。