話はかなりねじれてきましたね・・←作者並感
19日追記:副題を忘れていた・・すみません
嘘だと思いたかった。だが頬をつねったら痛みを感じた。
「あれ、固まっちゃった。健介さ~ん?もしもーし?」
「・・ちょ、ちょっと待って。なんて言った?」
「むう、女の子に二回も告白させるんですか?健介さん、意外と非情ですねぇ。」
『告白』と聞いて普通の男は喜ぶ、下手をしたらそれだけで満足しそうだが、俺の場合は別だ。
さっき妹に告白されたばかりだ。おまけに昨日は二回もキスされた。理解できるはずがない。
「告白って・・冗談もほどほどにしてよ。」
「冗談なんて酷いですねぇ。からかってるんですかぁ?」
「こっちのセリフだ!」
思わず怒鳴ってしまった。
「ちょっと、ここは普通の人もいるんだから大きい声出さないでくださいよ。」
「こめん。」
「で、長くなりそうなんで纏めると、私があなたに告白したんです。今結果待ちです。」
「ちょっと待てって。さすがに急すぎる。」
「え~、ダメですかぁ?一生のお願いですよ~。」
そう言いながら、文は体をこちらへ寄せてくる。
「待て待て、俺はまだ何も・・・」
「健介さんが遅いのがいけないんですよ~。」
このままでは不味い。俺の本能がそう告げていた。
文は俺の両手をとり、顔を近づけてくる。
「健介さ~ん。」
駄目だ、完全に文に呑まれている。
「落ち着け!そもそも何でいきなり告白するんだよ。」
「ずっと好きだったんですよ~。でも機会がなくてですね・・・」
「『ずっと』って何だよ!」
「あなたと友達になってからです。」
「冗談キツいって!とにかく離れろ!」
俺が怒鳴ると、文はしぶしぶといった様子で離れてくれた。
「あの時、健介さんが私を助けてくれたでしょ?私、その時に思ったんです。健介さんしかないって。」
「・・あぁ。でも俺はそんなことは・・」
「・・私じゃ嫌ですか?」
「嫌じゃない、けど・・」
「けど、何ですか。さっき彼女はいないって言ってたじゃないですか。」
「そういう問題じゃない。今は頭の中が整理できてない。」
「さっき言ってたことでですか?」
「うん、それもそうだし、文のことも。」
魔理沙のことは、さすがに言い出せない。いや、言ってはいけない気がした。
「分かりました。では、今でなくていいので・・今度の水曜日、入学式の後でお願いします。」
「あ、あぁ。うん。」
「では、これで。いい返事をお待ちしてま~す。」
そう言って、文は行ってしまった。
俺は、未だに理解が追い付かなかった。
ー次の日。この日は日曜日だが、まだ学校が始まっていない学生にとって恩恵というものはないと言っていい。
もっとも、これは一般の学生の話である。
「どうするか・・」
俺は昨日から、脳内を同じ考えが巡っていた。
『まず、魔理沙のは意味が分かんないから一旦忘れて・・文にOKしたらどうなる?たぶん毎日取材に付き合わされる。断ったら?たぶん文はそうとう落ち込む。』
『で、二股は論外だから文をOkしたら魔理沙のは当然断ることになるけど、そうなると魔理沙はどうなるんだ?』
『魔理沙のを受け入れるとしてどうすればいいんだ・・本人に聞いた方が・・いや、でも嫌がるだろうし・・』
結論が出ないので、俺は電話で相談することにした。
『もしもし?』
『もしもし、にとり?』
『そうだよ、いきなりどうした?』
『ちょっと相談。』
『あー、私に電話するってことは恋愛だなぁ?』
『そう。かくかくしかじかでさ。』
『へぇ~、そりゃ羨ましいじゃん。』
『褒めなくていいから、どうすればいいか教えてよ。』
『そうだなぁ・・私なら、魔理沙ちゃんのはまず断るよ。』
『そりゃそうだ。』
『んで、文はねぇ・・まぁ、これは好きにすれば?文の気持ちを考えるなら受けた方がいいけどさ。』
『そうだよね。・・ありがとう。』
『ん、じゃあねー。』
登場人物がまた増えた・・前書きに簡単に書いてあるので混乱してきたらそこを見て下さい。(ついでに設定の矛盾とかあったら教えてほしいです)