短編  1-Aクラス全員ヴィラン!?   作:蜜柑ブタ

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短編3の続きかも。



真相を知らないヒーロー達(※ヘドロ事件の時にいた)に対してアンチかも知れない。



爆豪のキャラが違うかも。





いいですね?





短編4  ※短編3の続き?

 凄まじい爆風が何人ものヒーロー達の体を襲い、体重が軽い者は爆風に耐えられず吹っ飛んで地面に転がった。

 

「……。」

 

 そんなヒーロー達の無様な姿を、スクラップになった車の上に座り込んだデクこと、緑谷出久が何も感じていないような目で眺めていた。

 

「なぜ…なんだ?」

 

「ああ?」

 

「なぜ君のような…子が…、ヴィランに加担する!?」

 

「はあ…。てめーらそれしか言えねぇのかよ。」

 

 爆風で転がったプロヒーローのひとりを見おろす爆心地こと、爆豪勝己は、そう言われて呆れたように言った。

 爆豪を知っているプロヒーロー達。

 彼らは、ヘドロ事件で爆豪を讃え、逆に危ないことをしたとして出久を叱ったことがある者達だ。

 それは、つい最近まで忘れていたことである。

 雄英校在学の元生徒である緑谷出久の指名手配をきっかけに、ヴィランチーム『SMASH』が現れ、彼らの顔写真を見て思い出したのだ。

 

 ウィルス兵器の真相を知らないプロヒーロー達。

 ただ雄英校ひとクラスを洗脳しヴィラン活動に加担させている少年ヴィラン緑谷出久を捕縛、または抹殺し、加担させられている子供らを解放することだけを指示された。

 捕縛はともかく、抹殺なんて…物騒すぎると大人であるプロヒーロー達は思った。

 ヴィランチーム『SMASH』は、結局の所子供らで結成された独自の組織である、だからしょせんは子供と侮っていた…。

 しかし蓋を開けてみれば、元雄英校のヒーロー科クラス、個々の能力は子供故に劣るものの、これまでヒーロー及びヴィランを観察してきた大量のデータを持つ緑谷出久を筆頭に、荒削りながら鮮やかに事件を起こし、捕まらず逃げていた。

 たまに子供のひとりや二人を捕縛に成功しても、奪い返される。

 なのでキリが無いとして、上は、とにかく子供らを操っている張本人であるデク(緑谷出久)を最優先しろと命じた。

 だがデク(緑谷出久)がひとりで行動することは、『SMASH』の結成前以外ではほとんどなく、捕まえるのも抹殺するのも難しいことであった。

 ところが今回、偶然にもデク(緑谷出久)がひとりで行動しているのが発見され、すぐに捕縛作戦が決行された。

 だが…、あと少しというところで爆心地こと、爆豪勝己が乱入し、ヒーロー達を蹴散らしたのだ。

 爆心地(爆豪勝己)がデク(緑谷出久)と行動することはほぼ無い。目撃情報では、かなり仲が悪いとか? 必ずと言っていいほど爆心地(爆豪勝己)がデク(緑谷出久)に暴言を吐いているからだ。

 しかし…、今、デク(緑谷出久)を守るその姿は……。

 

「ん? よく見りゃ、あのヘドロ野郎に俺が襲われた時になんもしなかった連中じゃねぇか。ま~だ、ヒーローやってたのかよ? はん、俺だったらあんな真似したら恥ずかしくてヒーローなんざやってられねぇけどな。」

 

 爆心地の言葉に、爆風を受けて動けないヒーロー達は、カチンッときたが体が痛くて動けなかった。

 

「……終わりよければ全て良しって思ってたんだろうね。」

 

 するとずっと黙っていたデクが言葉を発した。

 

「それで被害者がすべてをチャラにするなんて思ってないし考えない。」

 

「チッ、おめでたいおつむしてるぜ。ところでデク! なんでテメーひとりで動いてんだ! どんだけ探したと思ってやがる!!」

 

「ごめん…。」

 

「帰ったら丸顔共が説教だって言ってたぜ?」

 

「うわー! 本当にごめん!」

 

 怒った爆心地がクルッと後ろを向く。

 

「今だ!」

 

 隙を突こうと様子を伺っていたヒーローの誰かが個性を発動させようとした時。

 

 

「デクくーーーーん!!」

 

 

 巨大な瓦礫や車などが無数に飛んできてそれどころじゃなくなった。

 ウラヴィティこと、麗日お茶子だった。

 さらに氷や炎も飛んでくる。

 さらにさらにミサイルなども飛んできて場はメチャクチャとなった。

 彼らからしたらデクを迎えに来ただけなのだろうが容赦の無いその攻撃による破壊活動により、爆心地にやられて動けなかったヒーロー達は死傷した。

 

 

 

 その後、その場にいたほとんどのヒーローが病院行きになったのだが、ほどなくマスコミやテレビニュースなどで叩かれることとなる。

 理由は、『SMASH』が配信したと思われる、爆心地との戦いを映した動画によるものだった。

 爆発の個性に臆した、あるいは自分より有効な個性が相手をするべきだと一歩引いた姿がバッチリ映されており、『彼らは本当にヒーローか?』っという副題付きで配信されたその動画はあっという間に拡散され、映されていたヒーロー達はヒーローとしての免許を剥奪され、ヒーロー社会に大きな問題を落とすこととなったのだった。

 

 

 

 

 




爆豪の口からヒーローを否定するというのを書きたかったのだが…、なんか違うような?



ヘドロ事件の時に色々とごねて動かなかったということは、他の事件でも同じ事やってる可能性がありますよね。


なお、ヒーロー達は、ウィルス兵器のことは知りません。
緑谷出久の個性で、1-Aクラス全員が洗脳されたという感じで説明されています。
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