Fate/Grand Order 東方人理奪還戦線 作:シントウ
博麗霊夢 召喚
A.C 2004 冬木
タッ、タッ、タッ、タッ…
「はぁ、はぁ、はぁ…」
なんで…、なんでこんなことに…
始まりは気まぐれで参加したあの献血だった。俺・藤丸立花はそのことがきっかけで夏休みを利用してあるアルバイトに参加した。
ところが来てみればいきなりよくわからないシミュレーションをさせられ、その影響で眠気に襲われて廊下に寝てしまい、あの子…マシュに出会った。
そのあとは所長の雷が落ちて、退出させられ、部屋に行ったらダメさ全開のドクター・ロマンと駄弁っていたら突然の爆発音。
爆発した方に向かうとマシュが瓦礫の下敷きになっていた。アナウンスは意味不明なことをいっていたがこの時の俺には全く耳に入ってこなかった。
そのあとはいつのまにか意識を失っていた俺は全く別の場所に来ていた。そして重症だったはずのマシュがドテカイ盾を持って骸骨達と戦っていた。通信が繋がったドクターによるとマシュは『サーヴァント』とという強力な力を持った戦士になったらしく、俺はそのサーヴァントをサポートする『マスター』に選ばれた。あとはマシュと一緒に行動していたのだが……
骸骨達が急に現れ、マシュと分断されてしまった。そして今こうして必死に逃げているのだが…
「ほらほら、どうしたのですか?さっさと逃げないと殺されますよ?」
巨大な鎌を持った女の人に追いかけられていた。
追いかけられてから10分もせずに立花は女性…ランサーに追い詰められていた。ランサーは立花の首を掴み、逃げられないように鎖で体を縛っていた。
「ふふふ、手を抜いていたとはいえよく生き延びましたね。しかし、これで終わりです。」
ランサーの腕に力が入る。
「…る……よ……」
「?」
「お……る……か……よ…」
立花の口から言葉が掠れながらも出てくる。
「何も……分からない…まま……で……終わるかよ!」
ランサーの目に映ったのは絶望の淵にいようと決して諦めないという闘志がこもった目だった。
「そうですか……ですが残念、貴方はここで終わりです。」
ランサーは手を離し、両手で自身の武器であるハルパーを掴み立花の首を切断しようと大きく振りかぶった。
(絶対に死ねない、こんなところで死ねない、あの子のためにも…俺は…)
「こんなところで…死んでたまるかぁぁ!!」
『気合は十分見たいね。たく、見てられないっての。』
ゴォゥッ!!
突然2人の間に眩い光と風が現れ、思わず立花は目を瞑った。そして次に見たのは…
「ガァッ!?」
ガッ、ドカッ、ガンッ!!
という音と声と共に転がっていくランサー、そして……
「間一髪ね。ふぅー、さてと…」
赤いリボンと肩まで掛かる黒い髪、赤い巫女服らしき服装をした……
「一応形式通りに聞くけど……」
貴方が私のマスターなの?
とても可憐な少女だった。
こんな風に2人は出会ったていうプチ小説です。
続きはあるかは分かりません。