Fate/Grand Order 東方人理奪還戦線   作:シントウ

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お待たせしました。
駄文ですがどうぞ楽しく見ていってください。
アーチャーの台詞考えるの難い………


幻想の巫女vs堕ちた幻想の剣 後編

アーチャーは再び弓を引いて攻撃をしようとするが一瞬で近づいて来た霊夢により妨害される。

 

「ちっ…」

 

「悪いけどそう簡単には撃たせないわよ」

 

霊夢が放った光弾を躱し距離をとろうとするが…

 

「やあああぁぁっ!!」

 

今度はマシュがアーチャーの上空に現れ、その巨大な盾でアーチャーを潰そうとする。それを間一髪で避けるが続いてクー・フーリンの火炎の攻撃が放たれなんとか避けるも手にしていた弓がその攻撃により消滅した。

 

「自慢の弓がなきゃ弓兵の名折れね。さて一気にいくわよ」

 

しかしアーチャーは特に焦るような素振りをせず、悠然とした態度をとる。

 

「やれやれ、随分と浅はかな考えだな……弓兵が弓だけしか扱えないなどと思っているのなら、それはとんだ勘違いだ」

 

アーチャーの手から淡い光が出たと思うと………

 

「弓兵とて剣を取れば槍も振ろう、はたまた……魔術すら扱うやもしれんぞ?」

 

白と黒の双剣を手にし、霊夢との間を一瞬で埋め斬りかかる。

 

「なっ…!?」

 

なんとかお祓い棒に強化し、攻撃を防ぐがもう一刀の剣の攻撃がさらに霊夢を襲う。

 

ザンッ!!という音が鳴り、立香たちは霊夢が斬られたと思い目を見開く。

 

「霊夢さん!」

 

「落ち着け、嬢ちゃん」

 

「しかし……!」

 

「よく見ろ」

 

クー・フーリンが言った通り霊夢を見ると……

 

ドンッ!

 

音と同時にアーチャーが吹き飛ばされた。そして……

 

「いったた、完全に油断していたわ……あと少しでも遅れていたらシャレにならないことになっていたわ……」

 

そこには斬られて右肩あたりに傷を負い出血もしているが問題なさそうに立っていた霊夢がいた。

 

「霊夢!その、大丈夫なの!?」

 

「大丈夫大丈夫、ちょっと肩らへんの感覚が麻痺しているけどなんの問題はないわ」

 

「いや、それ大丈夫じゃないよね?絶対にそこそこヤバイ奴だよね!?」

 

平気そうな顔をしているが今までの戦闘では余裕そうな顔をしながら敵を倒したきた霊夢だったが、今は肩で息をしており額からは汗を垂らしている。

 

「あんた……本当に弓兵?その剣、魔術で作ったものでしょ……受け身の取り方もさっきの斬撃もアーチャーのサーヴァントにしては変じゃない?」

 

「何、先程も言っただろう。弓兵だからと言って弓だけが武器とは限らない。こちらとしては君のその回避行動に驚いたよ。まさかあの一瞬で斬撃と同じ方向に体を捻り、ダメージを軽減するとはな……」

 

ため息をつきながらアーチャーは皮肉が混じった台詞を吐く。

 

「しかし、こちらも一撃もらってしまったが、ダメージはそちらの方が大きい。盾のデミ・サーヴァントは未熟、キャスターは宝具でなければ私を倒す決定打が無い。そして私に時間をかけ過ぎると君達は不利になっていく。さあどうする?カルデアのもの達よ」

 

アーチャーの言う通りこのままでは例えアーチャーを倒せたとしても幾らか回復したとはいえ消耗したまま次のセイバー戦をするとなると自分たちが不利になっていくだけ。アーチャーを早急に倒すには何か大きな決定打が必要になる。立香はなんとかしようと頭を捻らせる。

 

(考えろ……考えろ……あいつを倒す方法が何かあるはずだ……!マシュは防御系だからアイツを倒す手段は無いし、クー・フーリンの宝具は当然アーチャーも警戒しているから多分防がれる可能性が高い。じゃあどうすれば………)

 

こうして考えている間もマシュ達はアーチャーと戦っている。何か良い手はないかと考える。

 

(霊夢は戦えてはいるけど長くはもたないだろうし………ん?待てよ……)

 

「……所長!!」

 

「ひゃぁっ!?な、何よ、急に!?」

 

「俺は補欠で一般人だけど魔術が使えるからこうしてカルデアに来れたんですよね?」

 

立香の急な質問に驚くオルガマリーだがその質問に答える。

 

「え、えぇ……サーヴァントと契約するにはマスター適正と魔術回路が必要最低限のものよ。マシュと契約しているならもう魔術回路は開いているだろうし、貴方が着ているそのカルデアの魔術礼装は例え一般人だとしてもサーヴァントのサポートと自衛のための簡易魔術『応急手当』、『瞬間強化』、『緊急回避』が使えるようになっているわ」

 

「どうやって使うんですか!?」

 

「ちょっ、急に詰め寄らないで!!カルデアの礼装に備えられている3つを使用するには3つの内のどれか1つを強くイメージしなさい。そしてそれをかける対象を思い浮かべて発動するの。判りづらいなら対象に掌を向けるなどの体勢をとればいいわ」

 

オルガマリーに言われた通り立香は自身の中でイメージする。そして手をその対象に向け、今この状況で最も必要なことは……

 

「『応急手当』、霊夢!!」

 

霊夢の復帰だ。

 

「っ!?これって……!?回復魔術?」

 

「っち!!」

 

霊夢の傷が癒えたことを知ったアーチャーは手に持つ双剣を霊夢に向けて投擲する。

 

「マシュ、『瞬間強化』!!霊夢を守ってくれ!!」

 

「はい、マシュ・キリエライト、了解しました!!」

 

『瞬間強化』により一時的にステータスが強化されたマシュは一瞬で霊夢の前に立ち、その巨大な盾で投擲された双剣を叩きつける。

 

「霊夢、宝具を出すことはできる!?」

 

立香の問いに霊夢は彼が自分に何をさせたいのか理解した。

 

「任せなさい、博麗の巫女の力……見せてあげるわ!!」

 

お祓い棒を正面に掲げ詠唱を始める。

 

「神羅万象、あらゆるものたちが夢見る世界。神秘が行き着く最後の楽園。我は世界の秩序を正すものなり、我が秘術は世界の安寧を望む願いの結晶なり……」

 

アーチャーは詠唱を始めた霊夢を止めるために霊夢に近づきながら投影した双剣を幾つも投擲する。

 

「おっと、俺のことを忘れてもらっちゃあ困るぜ!」

 

クー・フーリンがアーチャーの投擲した双剣を火炎で焼き尽くし、焼き漏らしたぶんはマシュが盾で弾く。

 

「博麗の力により我が敵を打ち倒せ!霊符『夢想封印』!!」

 

七色に輝く光の弾幕がアーチャーを襲う。

 

「くっ……」

 

再び双剣を投影し光弾を弾いていくが数が多く、少しずつアーチャーにダメージが溜まっていく。

 

「これで、最後よ!!」

 

その声と共に直径1m程の光弾をアーチャーに向けて打ち出す。双剣を正面に構え防御の体勢をとるが僅かに拮抗したもののアーチャーは吹き飛ばされた。

 

「………完敗だな、これは……」

 

アーチャーはそう言い残し消滅した。




やっと、ここまでこれた……とりあえず特異点Fは必ず終わらせます。
けどどのタイミングで他の東方キャラ登場させよう……
一応幾らか決まっていますがアンケートをとります。
ここで選ばれなくてもこのキャラたちは必ずどこかで出しますのでご安心を……
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