対魔忍NARUTO   作:イシグロ

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なんかNARUTO側が優遇されがちだけど、大丈夫減らす予定はある

対魔忍側の年齢で出せないキャラ多すぎぃ…創設期辺りで躓くんですよ
すまん

あと、次あたりは地雷が強いです
今回もしかりだけど


身近にいた人、父親として

 

「襖間ちゃんって、扉間と親子だなぁって思うよ」

そう、カラカラと笑いながらイズナさまはそう溢した。

身体に負った深い切り傷、打撲痕を治療しながら彼の言葉に耳を傾ける。美丈夫な見た目とは裏腹に、結構がっしりとしていてこの人も鍛えているんだな、と失礼な事を思う。

「…血は、繋がってますから」

「違うよ、…俺たちの目が怖いって事さ」

あの冷徹な父だって人間だ、恐いものもあっても可笑しくはない。

イズナさまに限らず、マダラさまも似たような事を言っていたな。父とイズナさまは仲が良いが、たまには喧嘩するだろう。…おそらく、些細な事か何か大きなことで喧嘩でもしたのかしら。

何かあったのか、と聞けばはぐらかされた。男同士、女や子供には知られたくないこともあるよね。

確かに、うちはの写輪眼は怖いと思う。幻術云々もあるが、存在そのものがチートだし恐いのは当たり前なんですがねぇ…。もう、目潰ししか方法ないんじゃないだろうか…後、鏡で反射させるとか。失明が無けりゃあ、万能の一言で片づけられるんだぞ…てか、欲しい。

治療とか、技法を真似できるんだぞ…あ、でも白眼の方が良いわ。

白眼一つでレントゲンの役割で来て、手術が楽になりそうね。写輪眼より便利じゃん…、やはり日向は木の葉最強。

…話が逸れちゃったな。

まぁそれ以上に…私は怖いものを知っているし、おそらく経験する事だろうと予感する。

「当たり前な事を聞くんですね。…ですが、私はそれ以上に恐いことを知っていますよ」

「…ごめんね、意地悪しちゃった」

変に勘違い、させたのだろうか。

今日はやけにしおらしいイズナさまだなぁ…。傷口に細菌等が入らない様に施した包帯を巻き終えると、イズナさまは傷を負った半身を纏うように衣服を着込んでいく。

イズナさまのカルテに、傷の詳細と治療法を書きつつ無茶をしない様に言葉を紡いだ。

「あまり、無茶はしないでくださいね。イズナさま」

「うん、ありがとう。君がやると痕が残らないから助かるよ」

女、男であっても傷が残るとすこしばかり憂鬱な気持ちも湧くと思っている。傷は勲章、なんて考えもある…否定はしない。生き残った証、名誉、悔しさの証など色々と意味が在るのだ、傷痕と言うモノは。

だが、私としては少しでもその痛々しい傷跡を残らせないようにしたい…そんな単純な思いでやっている。

治療を終えたイズナさまが、医務室を出る間際…私は自分の思いを吐露する。

「イズナさま…私は確かに怖いですが、それ以上にあなた方が好きです。それだけは、覚えておいてほしいです」

「…ふふ、君は本当に優しい子だね」

振り向きながら、そう嬉しそうな笑みを浮かべたイズナさまが居た。

 

 

「襖間ちゃん、うちに嫁に来た方が良いと思うんだけど」

「娘はまだやらん」

「何言おうが、カガミと一緒になるんだから諦めようよ」

「へ、返事がまだ、だ…」

どんだけやりたくないんだよ…でも、コイツの気持ちは分からなくもないんだよなぁ…。

奥さん亡くして、たった一人の娘だからってのもある。そんな彼女が魔界へ堕ち、いつ帰って来るかもわからない、死んでいても可笑しくない。そんな状況になってそれが、余程恐ろしく思えたんだろう…酷い言いようだが、コイツも人の情を持ち合わせていたのには驚いた。

「…カガミならさ、大丈夫だって」

あの子なら、彼女を任せられる…俺だって、兄さんだって思っているよ。

彼女は俺たちを恐れてもなお、手を伸ばし続け真剣に成って俺たちの事を知ろうとし、寄り添ってきた。俺たちの欠点を克服しようと、今でも頑張っている。

千住とは今は良好な関係を築けているが、昔は酷かったと言っている。

今でも、一部は千住を嫌っているが襖間ちゃんはそれでも歩み寄ってくる。最も、あの子は因縁云々興味無さそうだけど。

性格からして実直な子だし、興味ない事はとことん興味ない…本当に扉間に似ているよ。

それにカガミはうちはだが、少し事情のある家系。それでも、同じうちはだ…ちょっと、ズレてはいるが根は優しい子。元々、小さい頃からの恋慕だ。今もなお、衰えていない所を見ると本気で思っているのだろう。

だが、扉間の方だってカガミの気持ち位理解している。アレだけの事をしたんだ、解っていても、過去はどうしても立ちふさがるらしい。

今の扉間の状況だ。

「解っている。…だが、ワシは思った以上に臆病ものらしい」

「知ってる。最初から、お前は臆病者だよ…扉間」

「…ワシは、襖間の傍に居てやれた時間は少なく短い。だが、カガミなら…傍に居てやれるのだ、ワシ以上に…な」

「ならさ、賭けようぜ。俺はカガミが幸せにしてくれる、それに賭けるよ」

そう言えば、扉間はキョトンと惚けた顔でこちらを見ている。

しばらくして、吹き出しながらこう言った。まったく、それじゃあ…。

「賭け事にならないじゃんかー」

「そうだな、賭けにはならん」

賭けにならない、それでいて欲しい…それくらいは思っても良いだろうと思う。

 

 




余談でここでのイズナの写輪眼はクソ強ピーキーなやつ
アマノカガセオ、アマツミカボシって言えばわかるかな。そんな名前にしてる

写輪眼の名前決めるとき、日本神話がより一層楽しくなるぜ?
私的に

シスイのコトアマツカミ…創造神クラス並みやん
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