時系列は柱間とミトが付き合ってそれなりに経っているくらい
八極拳については諸説あるのであしからず
メタメタな登場人物紹介するかもしれない
赤い血潮の対魔忍、と言うのが居るらしい。
…うずまき一族ですね、分かります。喧嘩強いというか、戦闘力がサイヤ人並みな一族なんだよなぁ…いや、まともな人たちも居るけどさ。
「ミト!元の場所に戻してこい、貴様は飼い主としての責任取れるのか?」
「桃華、私とクラマは友達に成ったのです。ちゃんと責任は取ります!」
「そんな言葉では些か、信じられん」
何やら、桃華さまとミトさまが言い争っている様子。
原因はミト様の傍で控えめにちょこんと座っている…目が鋭く赤毛の小狐。尻尾は、数えて九本くらいだろうか。結構な数だ、まるで九尾伝説に出てくるような姿をしている…それにどこか少し怯えている。
まぁ、間近で喧騒を起こしているのだから恐くもなるだろう。
流石に可哀想だと、私は二人に対しもう少し声を抑え落ち着くようにと言う事にした。流石に二人も熱くなり過ぎたのか、冷静さを取り戻し始めている。
……、てか。
「尾獣の九喇嘛(くらま)じゃん」
「どうした、襖間」
「イ、イエ…ナンデモ」
危ない、つい言葉に出てしまった。
いきなり、何で尾獣要素出すんだよ、対魔忍ワールド。あぁ、そういえば六道仙人が存在するんだっけ。尾獣も彼がチャクラを練って生み出した存在、居ても可笑しくはない…おかしくはないけれど。
ミト様は何処であの尾獣を見つけたんだ。召喚したわけでもなさそうだし、任務中にでも会って契約でもしたのかしら。
「おい、貴様ら廊下まで聞こえてるぞ。もう少し落ち着け」
すると、先ほどの騒ぎを聞きつけてきたようでマダラさまが呆れ果てたかのように、二人に軽く叱咤した。
「ご、ごめんなさい」
「すまん」
「何が起きたんだ…」
マダラさまに事の詳細を話す桃華さま、小狐こと九喇嘛はよちよちとおぼつかない足取りでミトの周りを歩き回っている。時折、けぇんけぇんと寂しそうに鳴いている様子から…こちらの尾獣はまだ、生まれたばかりなのだろうか。それとも、六道仙人とは全く関係の無い…日本古くから住みつく、魔獣の一つなのかしら。
いかん、情報が少なすぎる。
そんな中、寂しそうに鳴く九喇嘛に対し、ミトはその小さな身体を抱き上げあやす様に抱きしめる。
「けん…けん!」
「うふふ、九喇嘛…私はあなたのもとから離れませんよ。大丈夫です」
「けん?」
言葉は理解できないのか、コテンと可愛らしく頭を傾げる。その後、ミトさまが余程好きなのか、甘えたように頭を擦り付け数ある尻尾をミト様に絡ませたりと何とも羨ましく思えるほど甘え、じゃれつき始める。
そんな様子を、いつの間にか見ていたマダラさまと桃華さま。桃華さまは仕方ないとばかりに、小さくため息を一つこぼしながらひとりごちた。
それでも、ちらちらと構いたそうに九喇嘛の事を見ている。
触りたいのだと言う事が、解ってしまう。そんな桃華さまの様子に、にやりと笑うようにマダラさまが呟いた。余計な事を言わない方が良いとは思うが、もうすでに遅し、と言う事。
「…私は一切、手を貸さんからな」
「そんな事言って、お前触りたくて疼いて…あ、あっぶねぇええ!!?いきなり回し蹴りすんじゃねぇ!」
確信を突かれたのか、桃華さまは華麗な回し蹴りを披露する。
だが、木の葉の双璧と呼ばれ最恐クラスの対魔忍、咄嗟に躱す辺り流石だと思う。言わなきゃいいんじゃないか、と言うのは無しにしても。
しばらくして、九喇嘛はすくすくと成長しミトさまと肩を並べるほどの実力ある様子として成長した様子。また、ミトさまもそんな成長の速い九喇嘛に感化されたのか今では冒頭で言った通り“赤い血潮の対魔忍”と呼ばれるようになった。
赤い血潮とまで言わせるのだ、あの可憐な姿から一変…戦闘面ではとんでもなく化ける。
チャクラと対魔粒子を混ぜ合わせ身体能力を一か所に集中した技法を使い、拳に集中させ、殴れば骨を何本もお釈迦に。さらにそこに、武道と言う相手を制す技を入れれば死人は確実に出る。
最初で死人は出ても仕方ないにせよ、そんな技なんて入れでもしたら、誰だって相手にはしたくない。
しかも、その武道が…八紘に達する極限にまでの威力で、敵の門を打ち破る武道を嗜んでいるのだから、尚更だ。
そう、みんな大好き…八極拳ですよ、奥さん。
余談で、伝承者のひとり李書文と言う人物はこの八極拳の初手の牽制一つで、伝説を作る程。また、ラストエンペラーこと愛新覚羅博儀(あいしんかくらはくぎ)のボディガードは上記のお弟子さんである。おそらくいや、師のようにやべー戦闘能力を持っていただろう…。
当の柱間さまはミトさまの戦闘能力は、こう零している。
「あれは戦車ぞ」
あの輝き活き活きとした目は、一瞬にしてハイライトを失う程だった。
「兄者、サイテー」
「兄者、本当だとしてもさ…流石に酷過ぎるでしょ。自分の恋人に向かって」
兄弟である瓦間さまと板間さまは、柱間さまの評価に冷めた事を言うが、実際二人もそう思っている…はず。
何はともあれ、柱間さまをあそこまで曇らせるのだ…うずまき一族、いやミトさまはそれほどまでに恐ろしい戦闘能力を持っていたのだった。
…もしかしたら、うずまき一族は…最恐なのではないだろうか。
考え過ぎか、少し自分が疲れている…そう思った。
「いくってばね、九喇嘛っ!」
「おう!」
少し、先の未来。
煌々としたネオン街の中心、まるで当時のコロッセオのように活気溢れたアリーナが存在した。そのアリーナの中で、一つの戦闘が行われており若い女性の声と男の声が聞こえたと同時に…地面が強い衝撃と共に、割れた。また、アリーナの観客席にもヒビが入る程の、絶大な威力。
赤い長髪で、美麗な女性が地面に向かって拳一つ入れて、このザマだ。
また、傍に控えた大型で赤毛の狐は尻尾を荒ぶらせ、周囲を破壊し尽くす。周りに居た戦闘態勢の魔族や人間は、その尻尾の犠牲となっていく。一方的な虐殺にも似たような、光景。
その様子を観客席から見ていた、三人の男性。
一人は目立つ爽やかな金髪碧眼、二人目は黒髪でやや老け顔で最後の一人、白髪で薄く歌舞伎化粧を施した巻物を背負った男。三人の様子は、酷く慌てている…それもそうだ、ここまでの破壊力に、全員が引いているのだから。
「レ、レッド!壊れる、壊れちゃうって!!」
「もう、遅い…避難誘導だ。そうでしょう、先生」
「うぅむ、…そうした方が良いのぅ」
慌てふためく観客を適切な対応で、アリーナの従業員に混じりながらアリーナの外へと逃がす三人。元凶であるレッドと呼ばれる女性は、アリーナの中心でひとりの女性戦士と対峙していた。
薄緑色の髪に目元にマスクをつけた、豊満な身体を持った女性。
カリヤ、と名乗る女性はレッドの持つは戦闘能力に対し心躍らせていたのだ。レッドはカリヤの視線に冷や汗を覚えるも、…自然と口元を緩ませたのだった。武者震い、そう思わせるほど。
静かにそれは冷戦を思わせる視線同士の攻防、そこから痺れを切らし両者は地面を蹴る。
そこからはまるで鬼神と破壊神が激突でもしたかのような、苛烈な戦闘が繰り広げられた。
その戦いは三日三晩と続き、最後はお互いのストレートの拳が入り二人は引き分けに終わったという。
のちに、カリヤ…彼女はアリーナ最強の戦士と成り、スネークレディと名乗るようになったとか。
また戦いの末、レッドとお互いに友情が芽生え、親友同士と成ったらしい…。
…かくして、この事件は『赤い血潮の対魔忍、再来』とまで言われるほど…後世に語り継がれたのだった。
そして、やりすぎだ、と当時三代目頭領であった猿飛ヒルゼンに怒られたのは言うまでもない話。
後半の四人は言わずもながらな人たち
またNARUTOか、正当な対魔忍出してないじゃん、とか言わんといて
今回は少し出せたかもしれないが、魔族…便利すぎるんだ。ちょっと時代が昔でもそれなりに通るから、つい
対魔忍なキャラ出したいなぁ!アサギみたいな!
なぁー!…努力します