まぁ、最期は書いたがポツポツやるつもりです、はい
今回はあの後のリリムちゃんと気持ち悪くしてしまったカガミのガチっぷり
キャラ崩壊酷い地雷です
キャラ崩壊注意
「むぅううりぃいい!もう無理無理無理ぃぃい!!木の葉の里どんだけストレスたまってんのよー!」
そんな悲痛な叫び声をあげる小さな夢魔の少女、リリム。以前、この木の葉の里に訪れ、夢魔として活動してきのだが、里の住民たちからものの見事にぼろくそになじられ、クレームを入れられるほどにまでの落ちこぼれであった。
だが、今ではようやく住民たちからお墨付きを得られるほど、成長を遂げたのか安眠を約束できるほど成長へ至った。
それでも、彼女の身体は一つである為摂取する生気や仕事量も限られてくる。
元々、近代社会である世界なため、人のストレスは過去の時代と比べ倍以上に掛かっている。人間関係はおろか、更にSNSと言うコミュニケーションツールの発達に拍車が掛かっている中、更に世間を気にしなくてはいけないストレスも気にしなくてはいけない事も。
それ故に、人のストレスは夢魔や魔族が思っているほど、重い問題となっていた。
「無理の無理ぃい!もう、あたし死んじゃうよー!!お腹一杯になるのは良いけど、それの倍以上働くって何それぇ!!
昔はそんな事なかったってくそ長老言ってたじゃーん。もう、…ネコの手も欲しいよぉ」
そうぶつくさと泣き言をこぼし、自室のベッドでごろごろと転がるリリム。
「あーあ、此処って魔族は少なからず居るけど…あんのクソゲイとかは頼りたくないしぃ…夢魔仲間いないしぃ。
…はぁ、ミリアムとか来ないかなー」
そうぼやきつつ、うつ伏せに成りながらスマホを慣れた手つきで弄る辺り、この世界に馴染んでいるのが理解できる。しばらくすると、アレだけ騒いでいたのが嘘かのように枕に突っ伏し寝息を立て熟睡する様子は、…もはや人間と同じようなものであった。
あくる日、リリムはトリフの付添いで里の甘味所へと訪れていた。
トリフは秋道一族と言う、大食漢が多い系統の出である為か、彼も必然的にそういう体質であった。その為、彼の周りには数多くの甘味が置かれており、それはリリムのスペースまで浸食している。
トリフはそんな甘味を吸引力に定番のある掃除機が如く、口から腹へと次々と放り込んでいたのだった。
「そう言えば、君って仲間とか居ないの?」
「居るけどー、みんな大都会とか行っちゃっててこんな田舎には来ないわよ。ましてや隠れ里?そんな辺鄙な場所なんて尚更よ」
「ふぅん、大変なんだね」
「そうよ!あんた等のおかげでくいっぱぐれは無いけど…どんだけストレスたまってんの?」
「真面目だからね」
「はぁ、何それ。真面目だからって、そんな貯めこみやすいとか…なに、くそ神様とか信じてるわけ?見た所、そんな信仰心強いって訳じゃなさそうだけど」
「宗教家は少なからずいるだろうけど、…君達からしてみれば相当って感じかい?」
「そーよ。魔族にこんなにストレスを溜める奴らなんて早々居ないわ」
そう言いながら、さり気なくトリフが頼んでおいた甘味をちょろまかし、口にする。そんなトリフは、彼女の話を聞きいれながら変わらず甘味を口に運んでいる。甘味一つで、怒る真似は早々しないらしく、寛容さが伺えた。
「従業員やアルバイトみたいに募集はかけないの?」
「出してはみたけど、閑古鳥ー…」
「へぇ、意外だね。やっぱりやらしい夢とかって生気が美味しいとかってなるのかな」
「そりゃあ美味しいわよ。けど、今どき贅沢なんて言ってられないしねぇ。あ、これ美味しー」
そんな二人はしばらく雑談を愉しんでいると、その二人を覗く一つの影があった。
…しかし、影と呼ぶには些か少し口を濁す姿であった。明らかに、『彼』のその姿は忍ぶと言う意味での恰好ではなかった。背格好から見て、どう見ても相当鍛え上げた男性のような筋肉質な身体であり、しかし服装は女性らしく黒のエレガントさが湧き立つドレスを纏っている。
そんないような格好であるにもかかわらず、里の住人はさほど気にする様子もなく日常を過ごしている。
別に驚く要素は何もない、と言わんばかりだった。まぁ、何せこの里の対魔忍たちは化け物揃いと聞き、挙句の果てに節度はあるが一部際どい性的嗜好(せいてきしこう)の疑いのあるトップと住人たちが居るのだから、これ位の事で驚くタマではないと言う事だろう。
…そこ、木の葉の里ってやべぇ所だなと思っただろう。
実際、原作でも悪い意味でやべぇ所ではあった。
「ふうん、なるほどねぇ…」
『彼』そう小さく微笑みを零し、その場を後にしたのだった。
あくる日、舎内では張りつめた空気が漂っていた。
とある上級、もとい危険視されている魔族の侵入があったらしく、その為か対魔忍たちは神経を張り詰め、行動をしていた。扉間も、その中の一人であり…事の魔族を知る人物でもあった。
「はぁい、扉間ちゃん。おっひさー」
そう慶喜の良い声を出し、カツンカツンとピンヒールを履きこなす一人の男が居た。
先日、トリフとリリムの様子を陰ながら見ていたあの『彼』であった。扉間はその男を見るや否や、眉間のしわをより深くさせドスの利いた声を出し、こう呟いた。
「アンブローズ」
「良い男が台無しよ、そのしわ…緩ませたらぁ?」
「何しに来た。事によっては貴様を」
「そんなカッカしないの、そんな態度だと娘さんに嫌われちゃうわよ?別にカチコミに来たわけじゃないわ、ちょっとしたお願を聞いてほしいだけよ」
「は、お願いだと?」
「えぇ、うちの夢魔が世話になっているわねぇ。それと、ご贔屓にどうも…その事で、色々とお話しにき・た・の」
うふ、っとその男前な顔でそう紡ぎながら、ウインクをするアンブローズと言う男。
扉間は汚物を見るかのような視線を向けながら、アンブローズの言葉に耳を傾けるのであった。話を聞いている中、アンブローズに色々と余計な雑談を交わりつつ、眉間のしわを指でこねられては、頬と顎に出来た傷を指でなぞられる。
アンブローズのマイペースさに、扉間は血管を浮き立たせつつも事を荒げようとせぬよう、必死の我慢をする羽目になった。
「あなたも娘さんも、妙に魔族に好かれやすいのねぇ…あの魎魔忍なんか、ここらで一番魔族の血が強いわよぉ」
「…あ奴は、この里の“人間”よ」
「ま、いいけどねぇ。ちゃんと、約束事は守るわよ」
それからまたしばらく経ってから、一人の夢魔がこの里に訪れる事になった。
「リリム、アンブローズさまからの依頼でお仕事のお手伝いに来たんだけど…」
「いよっしゃぁあ!!これでリーチよ、ミーティア早速だけどあんたはこっちと、こいつらに行ってちょうだい!!こいつら、すんごくめんどくさいから助かったわー」
「え、…まって?何この内容、細かすぎない…え」
「都会だってそんなもんでしょ、ほらあんたは成績良いんだからイケるイケる!」
ミーティアと言う夢魔の少女は思った、こんなの…都会でもまずまず見られない程、性的嗜好が過ぎると言う事を。ましてや、これは夢魔に頼るよりかはイメクラ行った方が良いんではないか。彼女は叫びたかったが、リリムはそうは許してもらえず強制的に、その依頼主たちの元へと、派遣されるのであった。
余談だが、それでも彼女ミーティアはちゃんと仕事をする辺り、仕事人気質なのだろう。
だが、知らない。彼女の地獄…彼女の常識は、直ぐに砕かれ散っていく事を、まず知らない。
「カガミ、お前まさかまだ夢に頼っている訳じゃないよな?恥ずかしくないのか、違うのなら、男を見せて見ろ。
出来ないのか?」
「で、出来らぁぁあっ!!ホムラ、俺は何時だって襖間さんの事を四六時中見ているんだ、彼女の望むものだって何だってやれる。写輪眼やこの魎魔の血、俺と言う存在を死んで提供する事だって構わないっ!!
それに夜だって、あの人の過去を上塗りする自信はある」
「おい待て、四六時中だと。お前任務は、あと普通に気持ち悪い」
「影分身越しだよ」
「チャクラの無駄遣いすんじゃねぇよ!くそ、ダンゾウの気持ちが嫌でも解った…こいつ、やっぱり筋もんだよ」
ダンゾウは普通にストレスの犠牲者にしているけど、本当に嫌いと言うわけじゃないんだよ
たまたま、そんな役割がダンゾウに行くんだ。彼は、避雷針になっちゃうんだ
ダンゾウ、嫌いなわけじゃないんだ(言い訳)