対魔忍NARUTO   作:イシグロ

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未来編かつ米連キャラ登場

ちょっと未来まで進めないと出せないのが歯痒いわ

NARUTO側強すぎかなぁ
ただ、対魔忍も設定だけなら強キャラ多いと思う。まぁ、堕ちなければの話ですが


幕間、その3

 

少し未来の事、とあるネオン街の一角で大きな轟音と黒煙が舞いあがる。

周辺の住人、魔族、傭兵たちはその轟音に驚き、逃げ惑う者や興味本位で覗く者、火事場泥棒など様々な行動を起こしていた。その騒ぎの元凶ともいえる二人の存在と、それと対峙する異形の存在。

一人は無造作に手入れされた長い黒髪を持ち、左目が妖しく光る対魔忍と真っ赤に染まった長い赤髪を持った対魔忍。

二人が対峙するのは、彼女らよりも倍以上の背丈を持つ機械仕掛けの巨人。

「うざってぇ、よりにもよってテメェと共闘だなんて」

「お喋りはここまでだってばね、来るわよ」

機械仕掛けの巨人はその剛腕を振り上げ、両者へと容赦なく振り降ろす。

咄嗟に躱したその地面は、大きくめり込み小規模のクレーターが出来上がった。黒髪の対魔忍は左目を一層輝かせ、白い犬歯もろ共覗かせ笑みを浮かべながら巨人へ向け苛烈に突貫するその姿はまさに狂神。

巨人はその苛烈な攻撃でさえ傷を付けられぬほど、強固な防壁であった。

「こなくそが」

そう、黒髪の対魔忍…ふうま天音がそう呟くと、赤髪の対魔忍うずまきクシナが構えを取り足音を出さず虚人へと接近。

足を上げ勢いそのまま巨人へ拳を突く。巨人へ接触した瞬間、爆発が起きたかのように巨人の身体はくの字になる。そのまま後方へと吹き飛ぶが、傷は浅いのか直ぐに立て直し腕を変形させ、ガトリングガンの銃口へ変形。

ブゥ―――――――ッと音を出しながら弾丸の雨を二人へと届ける。

巨人の周囲には薬きょうが多く飛び散っていた。

弾丸が降り注ぐ場所は、弾痕は凄まじく更に弾丸に当たった住民たちは、原型を残さない程度の肉の塊となった。

呆気ないものである。

「物理は…悔しいけどあっちが上手てっばね」

「ちぃ…なら、イカれるほどの電気がご所望ってか」

天音は印を素早く結ぶと、身体中に電気を帯電し両腕に集中させる。

それに合わせ、クシナも印を結ぶと口元に輪の形を取った指を添え、頬を膨らませる。勢い良く吹き出した水は巨人へと被り、纏わりつくように巨人の全身を覆う。普通の水であれば、そのまま被り地面へと流れるが彼女が噴き出したその水はまるでゲル状であった。

それによって、地面に落ちることなくそのまま巨人へ纏わりつけたのだろう。

巨人は幾多の機械音を鳴らし、水をふり払う動作をするがすべて空振り悶えている。

悶える巨人に天音は凶悪的な笑みを浮かべ、帯電させた両腕を振り下ろす。ゲルを纏った巨人はすんなりと電気を通され、雷の柱が出来るほどに大きく感電した。ネオン街の一角に強大な光の柱が出現し、一気に注目の的となる。

幸いにも、彼女たちの周りに集まるのはこのネオン街に流れ着いた小物ばかり、大物が引っ掛かる事は無かった。

壮大に感電した巨人は全身黒焦げと成り、全ての光源が消えていた…が、頭部の光源が真っ赤に染まるとアラートをけたたましく鳴り響かせ、暴走し始めた。周りの住人や建物など、構う事無く大暴れし破壊活動に勤しむ。

「行くってばね天音」

「そっちこそクシナ」

二人は同時に地面を蹴りあげ、お互いの手の周辺には稲妻と暴風が巻き起こる。

天音の腕は真っ赤に染め上げ蒸気を吹き出し、対しクシナの手のひらの中には風と稲妻を纏った球体が出現している。

「邪眼・動転輪発動…続けて動転輪・反形発動!」

「嵐遁(らんとん)螺旋丸!」

その叫びと共に、二人の手は巨人へと接触。

膨大なエネルギーを血下に受けた巨人は全身の防壁をボロボロと崩れさせ、時計回りに激しく回転させながら後ろへと吹き飛んで行った。巨人の周りには黒い液体と、真っ赤な液体に…ナニカの肉を吹き出しながら、そのまま後ろに立っていた建物たちを次々と大穴を開けながら姿を消した。

 

巨人の関節があらゆる方向に向き、倒れている周辺には先ほど一緒に共闘していた天音とクシナ、その両者の仲間と思わしき人物達が居る。

「ん…見た所、中には人が入っているみたいだね」

「強化骨格の一種だろう」

巨人を見下ろす金髪碧眼の青年、波風ミナトと黒髪の男うちはフガクは互いの意見を合わせる。天音の仲間である、ふうま災禍はその巨人を見下ろしたまま何も言わず、ただ何かを見定めている。

「随分と手こずりましたね、天音」

ようやく口を開き、その言葉を聞いた天音はギロリと殺さんばかりに災禍を睨む。

睨まれながらも、災禍は構う事無く言葉を紡ぎ続ける。小さく笑みを浮かべながら、何やら天音の行動に嬉しさを覚えているようだった。

「貴女の事ですから、強化外装ごと中の肉をはぎ取るかと思いましたが…まぁ、妥協点ですよ」

「…ち」

そう溢す天音を横目に見ながら、直ぐにミナトたちに視線を向ける災禍。

「問題は、貴方方ですか…。このまま、手を引いてはくれないかしら」

「ん、それは無理ですね。そちらこそ、引いてはくれませんかね」

「…あなた方も、我らの邪眼には面倒と思うでしょう?賢明な判断を持たれた方がよろしいかと」

「さて、試してみるかね?」

その言葉を最後に、両者の間には極寒を覚える殺気が沸き起こる。

災禍は目を細め晒された瞳が妖しく輝きだし、フガクの両目は次第に赤く染め上げうっすらと三つの刃を浮かばせる。

その時、クシナが何かを察したのか懐に忍ばせたクナイをある方向へと投げ放った。

クナイを投げた方向から、悲鳴が聞こえると同時に強大な光線がクシナたちへと向かっている。すぐさまお互いが散開する頃には、巨人もろ共強大な光線が飲みこみ、残ったのは黒焦げの痕が残る地面のみ。

対魔忍たちは忍法と対魔粒子を使い、建物へと擬態させ姿を眩ます。

しばらくすると光線の方角から、人影が現れる。

「…」

そこには、栗毛色の髪を持った幼い少女であった。彼女を守るように纏う強大な装甲機器、手には身丈に似合わない砲銃が握られている。少年兵士を思わせるかのような、そんな格好だ。

「こ、子供?」

クシナが驚くように囁く。

栗毛の少女は周りを見わたすと、纏っていた装甲を展開させる。数十基の自立型で動くファンネルが彼女の周囲と飛び回る。ファンネルの先端には、銃口と思わしきパーツが取り付けられており、対魔忍たちはすぐさまその場を離れた。

対魔忍たちの判断が正しかったようで、彼女の手を合図にファンネルは周囲に蜘蛛の巣の如くレーザーを展開させた。

レーザーが終わるころには、周りの建物は熱線で切断され中に居た住人達も、皆レーザーに焼き殺されていた。少女は何の罪悪感も無く、ファンネルを収める…すると、彼女の護衛と思わしき兵士たちが少女へと駆け寄ってくる。

「メイ、帰還命令だ」

「了解」

メイと呼ばれた少女は、そのまま兵士へと連れられその場を後にするのであった。

彼女たちが立っていた周辺の建物は、見るに堪えない姿で残されたままで…。

 

 

「米連ってば、恐ろしいことをするってばね…子供すら兵器って事?」

クシナは両手を口に添え、まるで先程の光景が信じられないかのような顔で声を震わせる。

「子どもほど、優秀な人材はいないだろう。なにせ、幼い頃から刷り込めば従順な兵士が出来上がる」

「…確かに、そうだね」

「ずいぶんと、お優しいのですね…木の葉の忍びは。同じ立場である筈なのに」

そう災禍が言葉を紡ぐと、三人は黙りこみ何も言えなかった。

「私らだって変わらねぇだろ…。さっさと帰ろうぜ、目的は黒染みに成っちまったしな」

そう気だるげ声を出しながら、天音はさっさと姿を消しその場を後にした。天音の行動にため息を一つ吐き、災禍も後を追うように姿を消す。

残された三人は、何も言わずその場を後にするのだった。

 

 

 




米連キャラメイちゃん登場

ミラベル軍曹出したいでござる
あと次あたりは架空武術の話です。元ネタはある、なやつ
偏見と趣味のフルスロットルはいつもの事ばかりにやってしまった

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