初っ端から地雷です
あと、決戦アリーナからアスラ登場。キシリアも出したいでござる…魔族が悪いんや。魅力的なキャラ多いのがいけないんやでぇ
設定的にひょうひょうとした性格だとか、活かしきれていないです。はい
地雷注意
「襖間さん。もう、いいですよね…」
トン、手を机につきながら前のめりに成りながら至近距離で顔を近づけるカガミくん。
私は、その机を背にカガミくんに迫られる形であった。
低い声、端正な顔立ち…あの少年がここまで成長するとは思いもよらないし、何より…自分が手を出されるなんて思いもしないこと。それに、こんなカッコいい顔立ちの異性を目の前にして、緊張しない訳ではない…慣れない、その一言だ。年甲斐もなく、ドキドキする自分が恥ずかしい。
「ま、まちなさ…ここ職場」
だが、流石に此処は職場…公私混同は避けたい。
そう言うものの、カガミくんはうっすらと目を細め耳元で囁いた。
「すぐ済みます、俺に任せてください」
「ひえ」
口と口が重なってしまう、職場でキスをしてしまう、駄目だ、いけないと言う罪悪感と背徳感が入り混じる。
それでも、何処か期待してしまう馬鹿な自分さえ居る。
そうして触れるくらいの距離と成り、重なる……瞬間に、扉が勢いよく開いた。叫び声からして、相当切羽詰まっている様子。
助かったのだが…ちょっと、残念。
「ご息女様ぁぁああ!!!た、たすけてくださ………あ」
入ってきたのは、猿飛くんであった。
青白く血色の悪い顔で、飛び込む形であったのか床に這いつくばっている。猿飛くんが見上げる様に目に映っているのは、私とカガミくんが重なっている様子。しばらく呆けていたが、次第にさらに青ざめ恐る恐ると視線をカガミくんへと向ける。
「……」
こちらの角度では見えていないが…後ろを向くカガミくんの表情は容易に想像できた。
「……待って、カガミ。確かに、ノックしなかった俺が悪いが…一応、ここは職場であって……そう言うのは、家でやろう、な?」
「…で、どうしたんだヒルゼン」
無機質な印象を与え、酷く冷淡な低い声を出すカガミくん。
「あ、殺される。今、この瞬間死んだわ」
「ここだな、猿飛ヒルゼン!!いざ、尋常にしょう……ぶ?」
そう嬉々と入ってきたのは、額に二本の立派な角を生やした女性。際どい鎧衣装に、それを際立たせる喉を唸らせるほどの豊満な身体つき、腰には脇差と太刀を指している…まるで武者のような姿であった。
見るからに鬼の魔族だが…里でも、魔界でも見かけた事がない。
「…あぁ、ヒルゼンに用立てですか」
カガミくんはそう言いながら営業スマイルが如く、薄っぺらい爽やかな笑みを浮かべ魔族に対応する。足元には、猿飛くんがしがみつくようにガタガタと震えているが、ぞんざいに扱われている。
「いでで、悪かったよ。…だぁーもう、しつこいぞ」
「なんだ、逃げるのか!遠路はるばる…貴様の武勇を聞きつけやってきたのに、何だその体たらくは!!貴様の武勇、人間にしておくには惜しいと言うのに…この私、アスラ・ヒューリード……胸が高鳴り、今でも抑えられないと言うのに!」
「そんなの知ったこっちゃないんだが…」
どうやらこのアスラと言う女性、猿飛くんの活躍を聞きつけ真剣勝負をしようと魔界からやってきたらしい。
まぁ、特に鬼族はそう言った傾向の個体が多いと聞く。
武人気質、そう言った性質であった。人間も居なくはないが、近代であるこのご時世では色々と法律云々があるし、何より真剣勝負や個人より経済と生活を回す仕事が優先であった。
「くぅ、なんとだらしない…これだから人間は」
「不躾な態度で申し訳ありません…ですが、この里では無暗な殺生はご法度とされてます。
どうか、お引き取りを…」
「…ならば、その気にさせるまで!!」
ズルリ、と太刀を抜きこちらに斬りかかる彼女。
「ちょ!ここは医務室なんですが、暴れるのであれば外で…!!?」
「おい馬鹿、美人とは言えどやっていいこと…」
そのまま、斬り捨てられそうになったその時…後ろから無数のツタが彼女に絡みつく。
そこには、両手から木々とつたを生やした柱間さまが立っていた。傍には父とマダラさま、イズナさまが控えている。
「そこの客人殿、ここでの入場の際の決まり…お忘れですかな?」
「…く、この怪力を持って引き千切れぬほど、力強い。流石は神樹の柱間……!」
「焼死体に成りたくなければ、刀を捨てろ…」
「……致し方あるまい、私も少し冷えた」
そう溢しながら、酷く残念そうに刀を鞘へと納める。
柱間さまはアスラが刀を収めた所を見届けると、ツタがみるみると引き下がっていった。危うく、医務室が半壊になる所だった…勘弁してくれ、そう言う思いで一杯であった。
鬼族の怪力、ハッキリ言ってたまったもんじゃない、魔界で遭遇した時は死を覚悟するほど…。
「三人とも、怪我はない?それにしても…猿飛、災難だねぇ」
「はぁ…魔族のトラブルは何時まで経っても舞い込んでくるな」
そう、父さんは全てを諦めげっそりと痩せたような顔でそう呟いた。この里と私たちは、何かと魔族との縁が奇妙なくらいに強い。他の里と比べ、魔族の住人は多く遭遇も比べて多いのだ。
現に、アスラのようにこの里の忍びに目を付けて死合や首を取りに来ると言った行動に出る魔族は、少なくはない。
それくらいに、この木の葉の里は実力ある忍びたちが多くいる事を指していた。
「…さて、此度の処分。如何しようぞ」
「牢屋…は無理だな、破壊されてお終いだ。金がかさむ…ただでさえカツカツなのに、たまったもんじゃねぇ」
「武器や怪力を抑えるにしてもそれとは別に、生活はどうするかってなるよね」
そう三人が色々と意見をぶつける中、父さんだけは黙々となにか考え事をしている。そんな様子を、カガミくんと猿飛くんはお互いに顔を見合わせ、何かを確信していた。
そうして、世界の沈没を確認し更にはこの世が終わったような仏頂面で、猿飛くんの方へ向き口を開いた。
「……サル」
「…すげぇ嫌なんですけど。いやね、短いながらも俺だって先生の考えは理解できますよ。こんな美人早々居ないでしょうよ…でもね、俺にだって拒否権くらいはあると思います」
「こやつを監視しろ、任務に連れて行ってもかまわん。鬼人型の重機と思えばいい」
「いやだぁあああ!!それって丸投げじゃないですかやだぁあああ!!!」
まるでサクナのような叫び声と、悲壮に満ち溢れた顔を浮かべるのであった。
結局、あの後渋々と猿飛くんはアスラの監視を担う事に成った。
死合とまでにはいかないが、何度か勝負し彼女の膝を着かせるくらいに勝ち続け、アスラ…彼女もそれを認めたのだった。最初の頃はアスラさんに鼻の下を延ばしていたが、そこは魔族…ただじゃあ済まさない。どうやら、彼女の生死観は人間とは異なり、死すらも恐れない生粋の武人。負ければ、性奴隷だのなんだのやると言う潔さがあった…それからだ。
目の前で、息を荒げ医務室で事を始めようとするアスラと、衣服を剥かれまさに餌である猿飛くんが居た。
隅には志村くんはそれを肴に、酒を飲んでいる。助けると言う選択肢は無い様子。
「いやぁあああ!犯されるぅうう?!!」
「おう、良かったなヒルゼン。念願の女だぞ、喜べ」
「フフフ、ヒルゼン。そなたの怪我を治療しようとしたいだけですよ…ジュル」
「ダンゾウぅう!助け、あ、そこ…困ります、こま…アァーーーッ!!!?」
はは、人は手の施しようがなく酷い状況を見ると嗤ってしまう傾向があるようだ。
それはそれとして。
「志村くん、ここでお酒飲まないで。家で帰って飲んでちょうだい」
「こんなうまい肴があるのに…!」
「駄目です。ここは酒盛り場ではないんですから…」
「ちぇ…。はぁい」
あと、二人ともここでおっぱじめないでいただきたい。
そう言いながら、ヤスケを呼んでアスラを訓練場へとぶち込ませた。アスラは俵担ぎされ、ぶーぶーと不満を漏らしている。彼女を担ぐヤスケは何とも嫌そうな顔をしていた…余程嫌なんだろうな。
帰ってすぐ風呂に入るくらいだし、あんまり過去を話したがらないから聞かないけど…大丈夫かしら。
「ダンゾウの馬鹿、ろくでなし、クソ悪魔、第二の魔王」
「最後の魔王はご息女さまだ、俺じゃない」
何でさり気なく私に魔王と言う称号を擦り付けるのか、この野郎である。
猿飛くんも、言っておいて納得するんじゃないよ…。本当に、騒がしい日々は解放されないな…。
「まぁ、ご息女さまも早いうちに同じ目に遭うだろうなぁ」
「…志村くん、叩き出しますよ」
「なんだかんだ言いながら、拒みはしないでしょうに…」
「君って相変わらず、意地が悪いね」
「あいた、出ますからケツ蹴り飛ばさないで下さ…イッテェ!」
中古だけど、対魔忍の資料集たち買ったぜ
相変わらず世界観好きです、エロ抜きにしても惹かれますね
アクション対魔忍に手を出したが…スマホ使いづらい
ガチャガチャ操作だから駄目なんだろうけど、いかにコントローラが偉大な代物だと言うことが解った
いちゃいちゃ話書きたい