対魔忍NARUTO   作:イシグロ

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タイトル通りです

ルックスと頭がいいとモテるよね、よくあるよくある
扉間もなんだかんだモテそうだなと思ってやった。決戦アリーナからのキャラと、相棒な賢者さんが登場

被害者はイズナです


扉間はモテる話

 

昔から、扉間は魔族に好かれやすい。

襖間ちゃんもまた、扉間同様魔族とフラグが立つ。まぁ、あの子は魔界先での方が多いけれど…。

何故だか知らないがコイツと組む任務へ赴くたびに、魔族と何かしらフラグが立ちはじめる。以前、リリムちゃんの件で訪れたアンブローズと言う夢魔は任務で扉間とかち合って、惚れたらしい。同席していたから、間違いはない…ぶち切れ寸前の扉間を見られるのは、アンブローズくらいだろう。

まぁ、一番多いのは…女魔族だ。

ぶっちゃけ、あいつがフラグを立てる魔族はどいつもこいつも、のどを鳴らすほどの美女ばかり。…だが、あいつの性癖にピタリと一致する魔族であっても、コイツはビクともしねぇのが…ムカつく。

愛妻家なんだが、…俺としてはロリコン過ぎて引く。

 

 

俺たちの情報収集の定番は、彼女のバーで収集する。

ベルベット、魔族であり格闘家を夢見ていたが…如何せん才能に限界が訪れ、自棄になって禁忌とも言える魔術に手を染めた過去を持つ女性だ。時折、木の葉の里にも訪れては生まれて間もない襖間ちゃんの相手してくれたから、記憶に残っている。

 

「…ほう、魂を贄に力の増長する魔術か。安直だな」

「お前、呑気に観察してんじゃねぇよ。うおっと」

魔界のゲートは小規模ながら存在する、特に日本では古来より神仏共に身近にいた影響からか、その辺が曖昧になっており頻繁に開きやすい傾向があった。そんな時に、彼女に出会い…交戦する事に成った。

鬼神のような腕力、人間では決して届かない域にまで達した瞬発力、どれもが俺たち人間では、成し得る事が難しい領域に達した魔族だった。ただ、扉間はあえて長期戦にまで持ち込ませ、防御に徹した。

ベルベットは、女性故に体力がなかったからである。

「くそ……やっぱり、私は負けるのか!何で…何で」

「力量と体力が枷になるのであれば、頭を使う他あるまい。格闘家は人体を知り尽くす、どこを突けば飛ぶかどこを折れば動かなくなるか…あれは一種の頭脳戦。ならば、頭脳で補う他ない」

「…殺せ、そうしに来たのだろ」

「ワシらはあくまで魔界のゲートを閉じる為に来た。イズナ、結界師たちは?」

「お前が戦っている間に仕事しているよ。話の解る人で助かったってさ」

結界師たちと対魔忍はどうも話が合わないからか、衝突しやすい。扉間にいたっては、元々の効率主義からか被害を最小限に抑え、結界師たちの仕事の邪魔にならないように離れて戦う事が多い。その分、結界師たちの護衛は減るが、それを見越して二人以上の隊を薦めている。

「故にお前を殺す道理はない、ワシらはこの国の中では無益な殺生はするつもりはないからな」

「…魔族は、弱肉強食の世界。負ければそこでおしまいだよ」

「だろうな。…お主は、どうしてほしい?ワシとしては魔界の情報が欲しいくらいだが、お主は…どうだ」

「死にたくないさ、誰だってね。…いいよ、私が情報提供者になるだから、助けて欲しい」

そこから、彼女の情報で魔界の動向を知る事が可能となった。また、ある程度の魔族の生態やら習性、種族などを教えてもらう事に。最初の頃は、彼女から聞く魔族たちはまるでよく聞くファンタジー世界のようだと思ったが、実際存在するのだから…世の中、分かったモノではない。

…それ以来、時々彼女の店に寄る事もあるが…お酒が美味い。また、対魔忍たちの間でも彼女の店は好評らしく、あのふうまの下忍である相州家の人が多く訪れる。

店での乱闘はご法度故に、見逃しているけど。

 

 

 

魔族にも、多少は理性的な考えを持つモノが居るらしい。

襖間ちゃんが連れているオークは、人間のように柔軟な思考を持っているが…彼女らも、また、クセが強いが柔軟ではあった。

「賢者の類は止めた方が良いですよ。俺の主観ですが、知識を得る為なら目玉すら抉りますから」

どこぞの神話で聞いたことがあるような話だな、とヤスケからそう聞いていたが…今と成っては、そうだよなと納得してしまう。

俺たちも、またその類…賢者に会った事がある。

まあ、ヤスケの言う通りの人物ではあったな。

 

「ホレイショー、ここまで冷酷な人間を見るのは初めて…。さぁ、シュヴァリエにその知識を披露なさい」

「たく、シュヴァリエには困ったものだよ。悪いけど、あんた達にはちょっと痛い目に遭ってもらうよ…」

「拒否する」

堂々と拒否するんじゃない。いや、俺も酷い目に遭うのは嫌だがもうちょっとなんかないのか、…相手にしても面倒とか口パクで答えるんじゃねぇよ。

 

「く、あんたやるじゃないか…ここまで追い詰められたのは久しぶりだよ。あっははは、シュヴァリエについて行って正解だったよ!」

アンリード・ボニーと言う女魔族は、どうやら俺との戦闘を愉しむ事が出来た様で歓喜に酔いしれていた。

魔界で名を知らしめるくらいの実力、俺の写輪眼は火力砲台でピーキー過ぎるから苦手だったが…今日と言う日は、コイツに感謝しなければならない。火力で押し負けていたのをようやくコイツでカバーできた、…魔族ってのはどうも万力だなぁ…。

さて、扉間の方は…。

「堪らない、その知識量…さぁ、早く私に見せなさい。もっと、私を愉しませなさい」

シュヴァリエと言う女は、顔を紅潮させぺたりと尻餅をつきながらそう歓喜の言葉を紡ぎ、その知識とやらに魅了していた。もはや、状況から察するに扉間に何かされて自身の負けを認めているようなモノだった。

一体何をどうすればあぁなるのか、扉間の方に視線を向けるも…葬式を数十軒梯子しながら、世界の大不況に身を置くような仏頂面で腕を組んでいる。

こっちは何とか護衛の女ガンマンを潰せたが、扉間の方は…ハッキリ言って近寄りたくない。

お前、何したのって聞いたら…思考覗かれたのでフル回転させたら、あぁなったそうだ。

そんな扉間は早く帰りたいとばかり、飛雷神の印を組み始めている。

「帰投するぞ、イズナ。これ以上は長引かせたくない」

「はいはい…」

「逃がさないよ!」

アンリードはそう叫びながら、銃口をこちらに向け引き金を引いた。

銃弾は俺と扉間の間を通過し、弾圧で頬に切り傷が出来た。飛雷神使っても、追いかけてきそうだな、この様子だと…将がない。

「あぁもう!お前たちはこっち相手してろ、火遁火魚(かながしら)!!」

口を膨らませ、二人に向かって吹きかける火遁術。吹き付けられた炎は鯉の形を模り、大口を開け二人に迫りかかった。鯉が尾ひれを振るうたび、周りには火が燃え盛り地面へ擦り付ける度黒焦げと成った地面が顔を出す。

流石に真正面から自立する業火の鯉を目の当たりにした二人は、こちらから意識を逸らす他ないらしい。

「飛雷神の術」

そんな声とともに、視界が一瞬白くなるが気が付けば木の葉の里の門前へと帰投していた。

緊張と疲れが一気にのしかかり、地面へと尻を付けてしまった。

「ひゃー…まったく、お前と組むととんでもない誤算が起こるから勘弁してくれよ」

「すまん」

「いーけどさぁ。俺が思うに、彼女らとはまた会うぜー絶対。どうすんだよ…」

「その時は、その時だ。立てるか?」

立てると、答えつつ身体をおこし、門をくぐれば…慣れ親しんだ里の光景が広がっていた。

任務報告と魔族の遭遇について頭領である柱間さんに報告すれば、豪快に笑いながら相変わらず難儀だったのぅ、と言われる始末。丁度居合わせた板間くんから、お疲れ様です、こちらに申し訳なさそうな顔でそう言ってきた。

「兄者もさ、もうちょっと何とかならないの?」

「知らん、こっちが知りたいわ」

「今に始まった事じゃないけど、ちょっと異常じゃない?」

まぁ、板間くんの言う通り何故か扉間は魔族との遭遇が断トツだ。とは言え、原因も分からない中、これは運があるとしか言いようがないのが現状。俺としては、ハッキリ言ってどうにかしてほしい。

とは言え当の扉間も、俺と同じような思いだろう…。

 

「お前って妙に変なのに好かれるよな」

「嫌なんだが」

「俺たちにも矛先来るんですが、どうしてくれるんだよ」

「知らん知らんしらーん!もう、ワシ知らん!!」

こいつ、ヤケになってるな…なんだがかわいそうになってきたので黙ってることにした。

 




はい、ベルベットちゃんとシュヴァリエさんです

ベルベットちゃんは特に好き、資料集でようやくキャラを知れて嬉しかったので出しました。
シュヴァリエさんは、未だわからん。知的すぎて扱いきれんぞぉ

また、続くかも。とりあえず米連や対魔忍側を出したいな…
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