対魔忍NARUTO   作:イシグロ

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なんか、自分が書く主人公って毎回皮肉ってるか気狂いになるがキニシナイ

あんまオリ主って好かれないからね
メアリー・スー…ではないと思いたい。まぁ、大体オリ主ってメアリー・スーだと思う


BGM シューベルト作“魔王”

 

 

昔から、襖間は忍としての才は無かった。

それ故に、長老どもから酷い落胆の込めた罵倒、嘲笑を受け続けていた。時にはその幼い身体に暴力さえ入る事があった。我ら千住一族を含めうちはも、ようやく対魔忍としての地位を確立しつつあった時期の事だ。

幼いながらも、千住一族の事思ってか何も言わずただ、ただ耐え忍んでいた。

何も言わず、悲鳴さえも出さなかった。

本当に死にかける様な暴行を受けた時は、殺意で皆殺しにしようとさえも思った。けれども、襖間は長老どもを見下ろすような眼差しをし続けていた…時には嘲笑うかのような顔を浮かべ、更に暴行を受ける事になってもその顔を止めなかった。

暴行が終わり際、決まって言うことがあった。

 

「絶対に倍にして返してやる」

 

「謝るだと、…死んでもごめんだね」

 

幼いながらも、酷く歪んだモノだった。

長老どもは、幼子の言葉に耳を傾ける事はなく聞き流していた…自身に降りかかるこれからの事を知らずに。

しばらく時が経ち、襖間が魔界医療を学ぶ事になってから一族は急激に変わった。

まず、一族の生存率が上がった。

戦前に比べ、出生率や母子の死亡率が減った近代の日本。流行病への免疫、死亡率も少なからず減っている中、片田舎で尚且つ閉鎖的空間である忍の里は、戦前と同じくらい酷かった。なにしろ、技術も医療機器も他とは比べて旧世代の代物ばかり。

だが、そこにようやく時代に見合った技術が入ってきたのだから、生存率が上がる事は必然だろう。

長老どもは未だ、古い考えで世を動かそうとしているが…見当はずれも良い所。

長老どもに言いくるめより、まずは周り…民衆の説得から手を付けるあたり、真っ当な考えだ。

長老たちが何か言うようであれば、一族の皆はみなして襖間の味方となった。

それもそうだ、古い考えに固執し生存率乏しくさせ閉鎖空間を維持する長老たちより生存率が上がり、尚且つ生活が充実する技術を持ち込んだ襖間に味方する方が良い。

 

そして、長老たちは不気味に変わり果てた。

まるで、時計仕掛けのオレンジのように…人が変わったのだ。厭味ったらしく、古典主義な老人共が一変して、時代に合った技術を取り入れ、これまでの一族への対応も理想をそのまま体現したかのような、優しいとまで行かぬも、今までよりもマシな性格へと変わり果てた。

最初は皆、不気味がったが…人は慣れる生き物。

皆、今となってはその長老どもに慣れていった。父も、兄者たちも…ワシだけは、どうも喉に小骨が刺さったかのような感触を覚えた。

ナニカ、恐ろしい事が…知らぬ間に行われた気がする。

知ってはいけない、知ってどうする…そんな葛藤ばかり募る。

 

 

あの長老どもは、襖間に延命…不老不死を求めていた。

娘は、不老不死に出来る技術はおろか死者蘇生も、……可能であった。今の時代、未知の領域、魔界の侵攻のおかげかそう言った技術の進歩が上がってきているのは事実。

しかし、未だ蘇生への道は困難…不可能に近かった。

けど、襖間は…それが可能であった。

……お前は、何をしたのだ?

 




生まれることは罪か?

まぁ、襖間ちゃんは魔王にでてくる息子です
魔王のテンポ好きなんだよね、クラシックはイイぞぉ
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