嫉妬とテストと召喚獣   作:陸鷲

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昨日最初に投降した時女子の人数を間違えていました。
申し訳ありませんでした。



初めての戦争。そして・・・・・・

も、もうダメ・・・・・・

だ、誰でもいいから早くこの戦争を終わらせて・・・・・・!!

そしてこの地獄から私を助けて!!

 

 

 

 

 

 

 

 

「水橋。集中力が切れてるみたいだな。もう少し課題を増やしてやろうか?」

「に、西村先生!!それだけは勘弁してください!!」

「なら目の前の課題に集中しろ」

「は、はいぃぃぃぃぃっ!!」

 

うぅっ・・・・・・どうして私がこんな目に会わなきゃならないのよ!!

大体、西村先生が私に召喚獣の扱い方を教えなかったのが悪いじゃないの!!

点数は私のほうが勝ってたのに!!

妬ましいわ!!うまく召喚獣が扱える奴らが妬ましいわ!!

パルパルパルパルパルパルパルぅぅぅぅぅぅっ!!!!

 

「水橋喜べ。お前にはこの課題を追加してやろう」

「嫌ぁぁぁっ!!」

 

 

 

 

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「よし。お前たち、Fクラス対Dクラスの試召戦争はFクラスの勝利で終わったぞ。これで補習も終わりだ。各自、自分の教室に戻るように」

 

お、終わった・・・・・・

やっとこれで自由よ!!

だけど、よくDクラスに勝てたわね。

正直驚いたわね。

 

「あぁ、それと水橋。今日の放課後に召喚獣の動かし方を教えるからそのつもりをしていてくれ」

 

一応気にしてくれていたみたいね。そのこと。

 

さて、落ち着いたところで私の初めての試召喚戦争を振り返ってみてみよう。

昼食の後、FクラスとDクラスは戦争状態に突入したわけだが私は重大なことを忘れていた。

召喚獣の扱い方を教えてもらっていなかったのだ。

思い返してみれば西村先生との新学期が始まるまでの二週間は勉強のみ。

召喚獣の扱い方の勉強なんて頭から抜け落ちていた。

それで慌てて戦争が終わるまで隠れていようと厠に向かったわけだが・・・・・・途中で見つかってしまった。

勝負を挑まれ相手の見よう見まねで何とか召喚獣を召喚したもののその後はどうしていいのか分からず一撃で急所を突かれ戦死した。

その後西村先生に補修室に連れていかれ、途中何度も抗議をしたが「戦死には変わらん」の一点張りで補修室に着くなり勉強漬けにされた。

しかも戦争が始まってすぐだったので、私の初めての戦争の相手は課題になってしまった。

 

こうして私の初めての戦争は幕を閉じた。

 

 

 

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西村先生による召喚獣の操り方の指導を終え、私は厠に直行した。

目的は書類を見るためだった。

便器に座るとすぐに私は鞄から書類を取り出しとある人物のページを探した。

 

「えーと・・・・・・あったわ。小山友香(こやまゆうか)

 

写真に写っているのはまじりっけのない黒髪を短くした気が強そうな女子。

Fクラスで見たときと全く同じだった。

なぜ私が彼女のことを気にしているのか。

それは彼女に邪術の類がかけられていたからだ。

気が付いたのはDクラス戦後だった。

補修室から教室に帰ってきたとき彼女とすれ違ったのだがそのときにただならぬ邪気を感じた。

・・・・・・あれは間違いなく丑の刻参りによるものだ。

 

丑の刻参り。

古来より伝わる日本の呪術の一つ。

その効果はあまりにも危険すぎるため、私が幻想郷縁起で『自分が苦しむだけで効果はない』ということを書いてもらったほどだった。

そうなると急がなければならない。

このままだと彼女は死ぬことになる。

 

それで誰が彼女に嫉妬をしているのかを探すヒントにならないかと彼女のプロフィールを見たのだが・・・・・・

 

「・・・・・・これだけでは情報不足ね」

 

分かったことは彼女が茶道部で身長が高く、感情的・短絡的であるということだけだった。

私が憶測するだけでも多くの嫉妬の原因はあるのだが絞ることができない。

こうなったら誰かに彼女について聞くしかないわね。

でも誰に聞こうかしら。

藤堂は・・・・・・駄目ね。生徒に無関心だし。

西村先生は絶対教えてくれないに違いない。

となると聞けそうなのは・・・・・・

 

 

 

 

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「小山さんについて知りたいのですか?」

「えぇ。彼女となかよくなりたいなぁって思って」

 

現在、私は職員室にいる。

そして、目の前にいるのは担任の福原。

彼ぐらいしか聞き出せそうな人はいなかった。

一応秀吉という選択肢もあったのだが彼は部活中だった。

 

「そうですね。彼女は見たところ気が強そうですが決してそんなことはありません。中身はやはり女の子です。根はいい子ですよ。ただ言い方がきついので相手を不快にさせてしまうことが多いですね」

「それじゃあ結構他人から嫌われているの?」

「いえ、そんなことはありませんよ。あぁ、でも一部のバレー部の子から妬まれていましたね(・・・・・・・・・)

 

それよ!!

 

「それはまたどうして?」

「彼女は茶道部にいながらも女子では身長が高い部類に入ります。それでいて中学校の時はバレー部でそこそこ有名だったみたいなんです。だからバレー部の勧誘を受けているみたいで。一部の間では『バレー部のホープ』と言われているほどなんです。本人は入る気がないみたいですけどね」

「そうなのね。ありがとう。いろいろ知ることができたわ」

 

福原に聞いて正解だったわね。

でもこんなに話して大丈夫なのかしら。

 

「いえいえ。生徒が困っていたら助けるのが教師ですから」

「それじゃあ私はこれで」

「はい。小山さんと仲良くなれるといいですね」

 

それじゃあ早速バレー部の練習場所に行きましょうか。




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