俺の迷い込んだ世界が… 完結   作:月島柊

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今回の登場人物
月島柊
花里みのり
桐谷遥
桃井愛莉
日野森雫
日野森志歩
星乃一歌
天馬咲希
望月穂波
山上
以上10名



第14話 Leo/need

 俺は早朝に起きて、モアジャンのメンバーのダンス練習を 山上と一緒に見ていた。山上は俺のとなりに座ってダンス練習を見学していた。

 

「ダンスうまいっすよね、モアジャン」

「そうだよなぁ。アイドルでもいいと思うけどな」

 

山上は笑顔を見せた。

 

「そうですね。アイドル」

 

みのりは休憩に入った。俺はみのりの横に行って少し話をした。

 

「みのり、汗拭こうか?」

「うん!ありがと!」

 

俺はみのりの髪を崩さないように拭いた。みのりは目を瞑って嬉しそうだった。

 

「みのりは頑張ってるな」

「うん!今はモアジャンでみんなと仲良くしたいから」

 

みのりはみんなを見て言った。山上はなぜか黙っていたが、みんな笑顔だった。

 

 俺は12時になると、俺は山上に任せて一歌がいる第二棟に向かった。室内の境にある扉に自分の名刺をかざし、扉を開けた。

扉の向こうはLeo/need一色であり、モアジャンの第三棟とは全く違う。黒と紺、藍色に、金に輝く星のような金色の点が辺り一面に広がっていた。

俺の部屋は壁が紺色になっている、第二棟第一区画。通称2(ツー)-1(ワン)区画にある。みんなが集まる練習場は第二棟第三区画、通称2(ツー)3(スリー)区画にある。第三棟との境目は第二棟第四接続区画、通称2(ツー)-4(ふぉー)接区(せつく)

第二棟は2番目に大きく、第一区画、第二区画、第三区画、第四中央区画、第四区画、第四接続区画の6区画に分かれている。

第三棟は、東区画、西区画、第三棟第二棟接続区画、第三棟第四棟接続区画の4つ。名前が長いけど。

俺はLeo/need時代の個室に入った。指輪を置いていたところには、別の紙でこう書かれていた。

 

「ご要望通り付けたよ。右手に付けてるから。手繋いだときに指輪同士がくっついて1つになれるような気がするから。I need you. I love your. Let's meet agein!」

 

私にはあなたが必要だ。私はあなたが大好きだ。また会おうね! そういうことだろう。

俺はすぐに練習場に行った。一歌たちがいるだろうから。

練習場に着くと、一歌が開いた方向を見ていたらしく、一歌は俺に真っ先に抱きついた来た。

 

「柊くん!」

「久しぶり、一歌」

 

俺は一歌の右手を見た。一歌も俺が見ているのもをなんとなく察したようで、一歌は俺の左手を触って言った。

 

「これで1つになれるでしょ?」

「そうだな」

 

俺は一歌を抱いたまま穂波と咲希、志歩を見た。穂波は小さく手を振って笑っていて、咲希は満面の笑みで見ている。志歩は分かっていたからか普通に笑っていた。

 

「久しぶり、穂波」

「久しぶり。元気だった?」

「あぁ。穂波たちも、泣いたりしなかったか」

 

穂波は笑って言った。

 

「泣いてないよ。志歩ちゃんが、また戻ってくるって言ってたから」

 

志歩がそんなこと言ったのか。以外だったな。

 

「今日はみんなと遊べるからな。演奏も聴かせてくれ」

「うん!ドラム上手くなったんだよ!」

 

咲希が元気よく言った。そうか、なんか最近似てると思ったら、志歩と咲希には年上の人がいるのか。雫とか、咲希には兄だったはずだけど、誰だったっけな。

 

「よおし、じゃあ始めよう──」

 

俺がそういった瞬間、一歌が俺の裾を引っ張った。

 

「どうした?」

「なんか助け呼んでる声がする」

 

助け?モアジャンも山上に任せてるし、そんな重大なことは…それか別のグループか?

 

「じゃあ、練習の前に、俺について来たい人は付いてきて、練習する人はしてて」

 

俺は先頭を歩いていく。後ろにみんなが付いてくる。俺は2-4接区に向かった。

 

 2-4接区に着くと、俺は扉の前に立ち止まった。俺の許可でLeo/needは通すが、まず声を聞きたい。

俺が耳をすませていると、向こう側から音がした。

 

バタンッ!ガン!

 

鋭く大きな音。何か痛々しい音だった。

 

「とりあえず開けるか」

 

俺は名刺をかざして第三棟に入った。物静かで、誰も出ていない。怪しい。

 

「志歩、お姉さんが…雫が危ないかもしれない」

「大丈夫。いける」

 

俺はみんなをつれて少し進んだ。

 

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