月島柊
花里みのり
桐谷遥
桃井愛莉
日野森雫
以上5名
私は柊くんの部屋の扉が開いていることに気づいた。柊くんは気付いてなさそう。
(柊くんも忘れることあるんだ……)
すると、柊くんから思いがけない言葉が飛び出した。
「終わりだな」
柊くんが私たちのことを信頼してると思ったのに。
「教えることはもう教えたし。もう行かなくていいな」
柊くんはPCの白い画面を見て言った。
やっぱり、同じだ、山上さんと。もう私たちを捨てるんだ。
私は扉を静し閉めた。
【月島柊視点】
俺はPCの画面に集中していた。モアジャンにいるつもりだが、他のグループの様子を調べていた。
それでも、Leo/needかモアジャンのどちらかになった。やっぱり俺はもうLeo/needにいたいのかな。
(もうそろそろ休憩しよう)
「終わりだな」
俺はLeo/needについて考え始めた。
「教えることはもう教えたし。もう行かなくていいな」
でも、行かないとどうなるんだろう。
その時、後ろからガチャンと音が聞こえた。
「そうか、ドア開けっ放しだったか」
誰かが歩いていく音が聞こえた。誰だったんだろう。
「?まあいいか」
俺は廊下に出て、休憩室に向かった。
休憩室では、愛莉と雫が話していた。何の話だろう。俺は気になって聞いてみた。
「何の話だ」
「ああ、柊くんが私たちの事どう思ってるかなって思って」
へぇ、どう思ってるかか。そういうのやっぱ気になるんだろうな。
【桃井愛莉視点】
私は休憩室で休んでいた。さすがに2時間以上練習すると疲れてくる。
すると、張るかがこっちに駆け寄ってきた。なにか焦っている様子だ。
「ど、どうしたの」
「柊くんが……もう終わりだって」
柊くんが?そんなこと言うはずない。でも、絶対、ではないのかもしれない。
「あらぁ、どうしたの?」
雫が休憩室に入ってきた。私はさっきの事をそのまま話す。
いくら雫でも、この事については真剣だった。みのりだけが知らないけど、遥が教えに行った。
「柊くん、もしかして私たちの事嫌いなんじゃないの」
「前はしぃちゃんのグループだったって聞いたわ」
だったら、そっちのグループに戻りたいとか……
「何の話だ」
柊くんが入ってきた。私たちは気付かれないように言った。
「ああ、柊くんが私たちの事どう思ってるかなって思って」
結構本当の事行ってるけど、バレないはず。
「オレは、モアジャンと一緒にいたい。ギリギリまで」
「でも、遥が、柊くん、『もう終わり』だって」
「それ聞かれてたか。それは仕事の事だ。PCの仕事が多くてさ。ぶっ通しでやってたから」
なぁんだ、じゃあ嫌ってもなんでもないじゃん。
「それに、もうすぐ第一、第二棟と統合されるから」
統合されるんだ。じゃあ柊くんも忙しくなるんだ。
「じゃあ、遥に言ってきて。心配してるから」
「あぁ、分かった」
柊くんは遥に言いに行った。
【月島柊視点】
俺は遥に言いに行った。誤解を招いてしまったようだから。俺は遥に会うと、すぐに言った。
「遥、悪かった」
「え?なに……」
「嫌うようなことを言ったみたいだ。あれは、俺が仕事終わったから言っただけだったんだ。本当にすまない」
俺は必死で謝った。遥は「ふふっ」と笑って言った。
「いいのに。けど、よかった。嫌いじゃないんだね」
「あぁ」
「じゃあ、私たちの歌聞きに来て?」
俺は遥と一緒にリハーサルルームに向かった。
リハーサルルームでは、みんなが集まって、歌う準備をしていた。
「柊くんは歌わなくていいからね」
「分かってる」
俺はモアジャンのはじめての生歌唱を聞いた。
「モア!ジャンプ!モア!」
だからもっと 近づきたいから
もっと 声聞かせて
その手掴んだら 離さないから
いっせーのーで もっともっと ジャンプ
ハイ!
まだ最初は 消えちゃいそうな想いから
(一歩ずつ)
気付いたら 動き出したストーリー
(いちにーさんはい!)
一人じゃ 届きそうもない場所
(今はもう)
夢じゃない あなたがいるから
(ホップ ステップ ジャンプ ハイ!)
未来でも
世界でも
未知も満ち 足りなくなっても
そんなの飛び越えて
だからもっと
(もっと!)
近づきたいから もっと
(もっと!)
声聞かせて
今鳴った ハートの ビートが
とめられない!とめたくない!
(ない!ない!)
もっと
(もっと!)
アイをしたいから もっと
(もっと!)
愛をちょーだい
その手つかんだら
はなさないから
(モア&モア!)
声をもっと!
(ジャンプ&ジャンプ!)
高く 高く!
(モア&モア!)
愛をもっと!
(ジャンプ&ジャンプ!)
こんなもんじゃないぞ!
ジャンプ!ジャンプ!モアモアジャンプ!
ジャンプ!ジャンプ!モアモアジャンプ!
ジャンプ!ジャンプ!モアモアジャンプ!
ジャンプ!ジャンプ!モアモアジャンプ!
今はちょっと
想いの欠片
もうちょっと
足りなくても
進み出した夢は 諦めたくないやめたくない!
あのねもっと!
(もっと!)
愛してくれるなら もっと!
(もっと!)
愛をあげる!
あなたのハートをずっと 離さないから
(モア&モア!)
声をもっと!
(ジャンプ&ジャンプ!)
高く!高く!
(モア&モア!)
愛をもっと!
(ジャンプ&ジャンプ!)
こんなもんじゃない
ぞ!(ぞ!)
歌い終わると、愛莉がツッコミを入れてきた。
「なんで歌ってるのよ!」
「あ、ダメだった?」
「だっ、ダメじゃないけど……」
なんだ、ただのツンデレか。
「合いの手上手かったね」
みのりが言った。
「そうか?ありがとう」
俺はみんなと和気あいあいと話していた。
桃井愛莉パート
花里みのりパート
桐谷遥パート
日野森雫パート
鏡音リンパート
桃井愛莉、鏡音リンパート
桐谷遥、日野森雫パート
桐谷遥、日野森雫、桃井愛莉、鏡音リンパート
花里みのり、日野森雫桃井愛莉、鏡音リンパート
花里みのり、桐谷遥、桃井愛莉、鏡音リンパート
花里みのり、桐谷遥、日野森雫、鏡音リンパート
全員パート